regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 18:00 に抜栓します。

2 February 2022
21 Monday

熟成カリフォルニアワインの神秘

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 各55cc
¥65,000 消費税・サービス料別

2009 Kistler“Cuvee Elizabeth”Pinot Noir

2005 Kongsgaard Cabernet Sauvignon

1995 Harlan Estate Proprietary Red Napa Valley

1991 Calera “Jensen” Pinot Noir

1986 Opus One

1985 Ridge Vineyard“ Monte Bello” Cabernet Sauvignon

1978 Beaulieu Vineyard Private Riserve Cabernet Sauvignon

スタートはキスラーから。次女エリザベスの名を冠したこの特別なキュヴェを造る畑はソノマコーストの中でも最も冷涼でピュアなテイストを生みます。キスラーの経営は2017年に別会社に移りましたが、このキュヴェは今もオクシデンタルと名を変え語り継がれるスティーヴ・キスラーにとってまさに娘のような大切な一本です。続いてコングスガード、シャルドネの「ジャッジ」のイメージが強いですよね。実はカベルネも年間200ケース程少量生産されています。
そして今回の大本命、ハーラン・エステート。創業者のビルは昨年2021年に息子のウィルに経営の座を譲りました。90年が公式のファーストヴィンテージで95年はボルドーライクなテイストでクラシック。96年以降はロベート・パーカーの影響により世界中のカベルネは凝縮したスタイルに向かいます。ハーランも例外では無く・・・。そしてセントラルコーストの星、カリフォルニアのロマネ・コンティの異名を持つカレラ。ジョシュ・ジェンセンは2年の歳月をかけ、石灰岩の土壌を多く含む土地を見つけ、畑を切り開いていきました。5つの名前付きの畑の中でも自身の名を冠した「ジェンセン」は圧倒的人気を誇ります。年代は遡り、お次はオーパス・ワンです。ワインを知らない人でもこの名前を知らない人はいないのでは?
79年にロスチャイルド家とロバート・モンダヴィのジョイント・ベンチャーとして誕生しました。何故このワインがここまで有名になったのか?答えはきっと「美味しいから。」この古酒のオーパス・ワンがあなたにとっての美味しかったワイン(作品)番号1になるかもしれません。そしてリッジからはフラッグシップのモンテ・ベッロを。1976年のパリスの審判では5位、30年後の同イベントではフランス勢を圧倒的に抜き去り2位に、という結果でした。サンタクルーズマウンテンという過酷な環境が偉大なるワインへと育て上げるのでしょう。最後はBVの文字でおなじみのボーリュー・ヴィンヤードから創業者の名を冠したフラッグ・シップです。1900年創業、禁酒法時代も教会のミサ用に特別製造を許可され、伝説の醸造家、アンドレ・チェリチェフが携わり、ホワイトハウスの公式晩餐会では60年以上提供し続けられています。このワインを飲むことは、アメリカワインの歴史を飲むことに他なりません。
フランスワイン至上主義の方もカリフォルニアワイン好きの方も、無所属の方も、この会で新たな発見をしてみませんか!?
熟成によるワインの女神の柔らかな微笑みを垣間見るまたと無いチャンスになるでしょう!!

1 January 2022
26 Wednesday
新春スペシャルワイン会

ブルゴーニュ女性醸造家8選!

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 各60cc
¥128,000 消費税・サービス料別

2011 Richebourg (A.F.Gros)

2011 Richebourg (A.Gros)

2005 Echezeaux ( C.Tremblay)

2005 Puligny Montrachet Les Pucelles (Leflaive)

2003 Corton Charlemagne (J.Prieur)

2000 Ruchottes Chambertin (G.Mugneret)

1998 Chambolle Musigny Les Cras (G.Barthod)

1989 Pommard Les Vignots (Domaine Leroy)

スタートからいきなりフルスロットルです。ヴォーヌ・ロマネの名門グロファミリーより、従姉妹の関係にあるアンヌ・フランソワーズとアンヌを2011年同一ヴィンテージでなんと!フラッグ・シップのリシュヴールの飲み比べ!!常にゴージャスなイメージを纏うこの畑。
二人が着るのは果たして毛皮のコートかシルクのドレスか、そしてあなたはどちら派!?
続いては今ワイン会の大本命の一人、セシル・トランブレイ。現在最も注目される造り手の一人で、正規ルートの現行のヴィンテージは日本に輸入される時には村名格ですらすべて販売先が決まっており、プロでも入手は相当に困難。
2003 年に設立された新進気鋭のドメーヌですが、前身となるドメーヌの歴史は古く、彼女の曾祖父にあたるエドゥアルド・ジャイエが1921年に興しました。ジャイエといえば、となりますが、そうです。あのアンリ・ジャイエの血統になります。メタヤージュで同族のミシェル・ノエラに貸していた畑が戻ってきたことを転機に自身のドメーヌを設立し、ワイン評論家のミシェル・ベタンヌからは「次世代のラル―・ビーズ・ルロワ」と最大級の賛辞を贈られており、2018年のル・メイユール・ヴァン・ド・フランスでは 2 ツ星を獲得しています。ピュアで深淵なるセシルの世界観を2005年という超良年、特級エシェゾーでお楽しみください!そして同ヴィンテージから、やはりこの方は外せません。故アンヌ・クロード。2015年に乳がんで亡くなられた記憶はまだ私たちの胸に新しく・・。
教師から転身し、90年からドメーヌに参画。直後からビオディナミを推し進め、97年には完全にビオディナミに転換。ルロワと並ぶビオディナミストとして、ブルゴーニュの女傑としてその地位を不動のものとしました。ピュセルは特級畑に囲まれたピュリニーモンラッシェ一級群の中でトップの畑。そして蝋キャップのルフレーヴはファミリーリザーヴの証。出荷直前までルフレーヴのセラーで大切に保管され、出荷前に抜栓され、酸化を含めた味わいの確認後、打栓、封蝋され、偽造防止のステッカーまで貼られる入念さ、まさにお墨付きの一本です。そしてムルソーの大ドメーヌ、ジャック・プリウール。優れた立地の畑を持ちながら振るわない時代から脱却できたのはこの人の招致に他なりません。。97年には女性初となるワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたナディーヌ・ギュブラン。
彼女のモットーである「テロワールへの理解」は2003年ヴィンテージとコルトン・シャルルマーニュの掛け合わせをどのような味わいに昇華させてくれるのでしょうか。そして「二人の姉妹が紡ぎ出す官能的しなやかさ」と今やトップ生産者となったヴォーヌ・ロマネの名門ジョルジュ・ミュミュレ・ジブール。ジブール夫妻から始まり(ミュニュレ・ジブール)、息子のジョルジュ・ミュニュレが2つの看板を使い分け、そしてその娘たち(マリー・アンドレとマリー・クリスティーヌ)が88年に亡くなった父の意志を継ぎ、09年に2つのドメーヌを統合し、父ジョルジュ・ミュニュレを超える評価を得ています。リュショット・シャンベルタンは父の購入した遺品とも言える畑、アンリ・ジャイエはこのワインを生前「ヴォーヌ・ロマネのリュショット」と表現していたそうです。
続いてシャンボールミュジニーの造り手として外せないあの人、そうジスレーヌ・バルトです。1920年に祖父母が起こしたバルト・ノエラを起源とし、86年から自身のドメーヌを運営、この村の一級畑を8個も所有し、それぞれの区画からのワインを造っています。レ・クラは村の北部の一級畑群の中でも標高高く南向きな畑。チャーミングさとキレのある酸を併せ持つ畑です。そしてトリはドメーヌ・ルロワ!マダムが88年に立ち上げ、当時から所有していたポマール・レ・ヴィーニョ。ルロワのワインは高値のものは数百万という数字になり、お目にかかることが難しいワインの筆頭生産者です。直近のルロワは見ることがあっても、このような設立当初の銘柄を飲む機会というのはかなりかなりレアだと言えます。村名格だからこその熟成の極みと伝説の始まりを感じられる、貴方にとっての想い出の一本になれば幸いです。ブルゴーニュにおいて、強くしなやかに生きる女性生産者達の熱き血潮を感じてください。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 18:00 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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