regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 18:00 に抜栓します。

12 December 2016
30 Friday
新春スペシャルワイン会

フレンチ・シンフォニウム・ヴィンテージ

料理無し
定員12名様
8 glass set 55cc
¥99,800 消費税・サービス料別

1975 Dom Perignon (Moet et Chandon)
ドン・ペリニヨン (モエ・エ・シャンドン)
1978 Le Montrachet (Jacques Prieur)
ル・モンラッシェ(ジャック・プリウール)
1966 Ygrec (Chateau d'Yquem)
イグレック(シャトー・ディケム)
1959 Chateau Margaux (Margaux)
シャトー・マルゴー(マルゴー)
1928 Chateau Rauzan Gassies (Margaux)
シャトー・ローザンガシー(マルゴー)
1947 Clos Vougeot (chateau de la Tour)
クロ・ヴージョ(シャトー・ド・ラ・トゥール)
1945 Clos Vougeot Grand Maupertui (Grivelet)
クロ・ヴージョ・グランモーペルテュイ(グリヴレ)
1929 Clos Vougeot (Faiveley)
クロ・ヴージョ(フェヴレ)

今年のもう1つのプランは、シノワが長年かけて集めてきた究極の超豪華熟成ワイン・コレクション8本です!!

最初にご用意いたしますワインは、やはりシャンパーニュから、キング・オブ・シャンパーニュ『ドン・ペリニヨン』の熟成品をご用意致しました。
1975年は輝けるシャンパーニュとまではいきませんが、大変秀逸なヴィンテージです。マイケル・ブロードベント曰く「第一印象は壮麗で、洗練されている」とこの年のドン・ペリニヨンを評しています。40年以上もの熟成を経て大きく変身を遂げたその姿はまさにキングにふさわしい風格です。


2本目は泣く子も黙る白ワインのグラン・クリュの中のグラン・クリュ『ル・モンラッシェ』の登場です。その歴史は13世紀にまで遡る事が出来、僅か8haの畑から、世界で最も素晴らしい白ワインが生まれます。幸運にもこの畑を獲得しているのは16生産者のみ。今回はジャック・プリウールの造る最優良年、1978年をご用意いたしました。
ジャック・プリウールのル・モンラッシェは僅か0.59ha。その小区画から生まれるワインは、凝縮感と立体感が際立ち、気品に満ち溢れ、とろけるほど官能的でほとんど退廃的と言えるほどゴージャスな味わいです。

3本目も白ワインが続きます。2本目のブルゴーニュの真髄たるル・モンラッシェの後に登場出来うる白ワインとは…?そーです、ボルドーからあのワインです。
数あるボルドー・ブランの中でもその特異な存在と味わいでワインマニア垂涎のシャトー・ディケムが、貴腐ワインを生産しないヴィンテージに限りリリースする『イグレック』をご用意いたしました。それも1966年というグレート・ヴィンテージで。まるで甘口ディケムの様な甘美な香りが皆様の味覚と嗅覚を支配します。半世紀の時を超え、妖艶さをも兼ね備えた類い稀なる芳香をご体感ください。

4本目と5本目はボルドーのマルゴー村にフォーカスします。なんと赤ワインのトップバッターから超重量級の登場です。
5大シャトーの一角で最もエレガントかつ女性的と言われる『シャトー・マルゴー』を、20世紀を代表するスーパー・ヴィンテージ1959年でご用意致します。
60年近くも経つのに驚くほど若々しく、余分なものを全て削ぎ落としたその様は、えも言われぬ威厳と品格を兼ね備え、滲み出る気品と美しさに圧倒されます。

そして5本目は同じくマルゴー村にある2級シャトーの筆頭、『ローザン・ガシー』です。
シャトー・マルゴーの後にお出しする『ローザン・ガシー』とは一体何!?っと思われると思いますが、その理由は至って明確!何故なら1928年産なのです。
伝説と言われる黄金の20年台、その中でも屈指の、いやボルドーの20世紀の100年間で3指に入る28年は、続く29年と共に2年続きの最優良年です。
90年近くの時を経た『ローザン・ガシー』の1928年でボルドー・ワインの超長期熟成後にたどり着く、究極のエレガンスを心ゆくまでお楽しみください。

6本目からブルゴーニュに舞台が移ります。世界のワイン史に燦然と輝く黄金の丘”コート・ドール”、今回のクライマックスはその丘に1098年から存在する、由緒ただしきシトー派の宝、特級畑『クロ・ヴージョ』を3本連続でお楽しみいただきます。
最初のワインはこの畑のシンボル、北側の道路を国道から進んで行くと最初に目に入ってくる塔のある建物が印象的なシャトー・ド・クロ・ド・ヴージョの1947産です。
1947年というとブルゴーニュのクラシックで偉大な正統的ヴィンテージ、現在のブルゴーニュと比較してあまりのスケールの違いを、まずは体感してください。

2番目にはご存知、今は亡き伝説的ドメーヌ、グリヴレの登場です。シノワのゲストの皆様にはすでにお馴染みのはず。
50haという広大なクロ・ヴージョの中にあり、最も優れた区画グランモーペルテュイから生まれたこのワイン、その立地はクロ=石垣を挟んでグラン・エシェゾーと向かい合う畑です。しかも世紀のヴィンテージの一角を占める1945年もの。今回のワイン会のために特別に秘蔵の1本をお出し致します。このワインにはもう二度とお目にかかれないと断言させていただきます。

そして、最後のワインは20世紀の偉大なヴィンテージの最上位に君臨する1929年のクロ・ヴージョをご堪能いただきます。生産者はフェヴレ。今ではブルゴーニュを代表する一大メゾンですが、この当時はドメーヌと言う概念は無く、ネゴシアンによってワインが生産されていました。1929年は世界恐慌の年で世界中が未曾有の混乱の中にありましたが、ブルゴーニュの人達は地道にワイン造りを続けていました。まさにその精神は1098年にただの耕地に過ぎない場所に、唯一無二のテロワールを与えたシトー派の修道士たちと同じはず。この3本のクロ・ヴージョを飲んでいただければ、なぜ当時のシトー派の修道士がまず最初にこの畑を開墾したか、その理由がわかっていただけるはずです。

ブルゴーニュで20世紀の100年間に生産された3大ヴィンテージ、1929年、1937年、1945年のうちの2つのクロ・ヴージョを体感した後には、90年近くの熟成を経てなお連綿と息づき受け継がれたこのワイン達により、黄金の一滴を生み出した往時の修道士の秘術と魂を、貴方の魂と共振できるはずです。そして魂の交信が叶った貴方の心眼にはクロ・ヴージョの畑と開墾する修道士達の姿がグラスの向こうに浮かび上がります。
今年もシノワのお客様だからこそ味わえる最高のワインを取り揃えました。是非皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

※本ワイン会の一般のご予約受付は12月3日(土)16:00よりお受けいたします。

12 December 2016
30 Friday
新春スペシャルワイン会

2016年 年末スペシャルワイン会 プランA

2012 Domaine de la Romanee-Conti

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥128,000 消費税・サービス料別

2012 Corton
コルトン
2012 Echezeaux
エシェゾー
2012 Grands Echezeaux
グラン・エシェゾー
2012 Romanee St Vivant
ロマネ・サンヴィヴァン
2012 Richebourg
リシュブール
2012 La Tache
ラ・ターシュ
2012 Romanee Conti
ロマネ・コンティ

もちろん今年もやります!ロマネ・コンティを含むD.R.C.の飲み比べ!この至高のアイテムを一堂に飲む機会はシノワのお客様だけの特権です!

まずはDRCオーナーのヴィレーヌ氏のこの言葉をお読みください。
「ヴィンテージによってワインが簡単に生まれる年もある:穏やかな海では船乗り達が何もせずとも船が進むように、そういった年は平穏に、そして少ない頻度でヴィニュロンは作業を行う。しかしながら新しいヴィンテージの誕生というのは戦い、目的地に到着するまで沈みそうな船を何とか浮いた状態に保つような、油断を許さない戦いである。2012年はそうだった。ユニークな年として-ユニークでない年など果たしてあるのだろうか-避けようのない戦いの中で前線に居た人々の記憶の中に長く残るだろう。自然が最も恐るべき兵隊を前線に送り込んできたのだ。べト病、ウドンコ病という名の兵隊を。」

いずれにしても大変厳しい一年であったことは間違いなく、その中ではDRCは他の多くのドメーヌよりもはるかに成功したようです。そのDRCといえどもル・モンラッシェは大変厳しく、
「ところで、このレポートの中では一旦モンラッシェについてページを割くべきである。コート・ド・ボーヌ全体と同様に夏の間に2回も雹の被害をくらった。ここでブドウが苦しみを受けた。9月28日金曜日、赤の収穫が終わる前にモンラッシェの収穫を行った。雹、腐敗、ウドンコ病に傷つけられた形跡が見られるブドウが運ばれたため非常に厳格な選果を行う必要があった。結果的に近年で最も低い、極めて少ない収量になった。高品質が期待できそうだが生産本数は例年の半分にも満たなかった。」

残念なことに2012年のル・モンラッシェは今回ご用意できませんでした。豊作の年で約4,000本生産されるこのワインですが、2012年は70%減の1,172本だけの生産だったためです。近年このル・モンラッシェは不運続き、なんと2016年は生産本数0本、初めて生産をあきらめました。


とはいえ赤のDRCはやはり偉大な出来です。特にロマネ・コンティはワイン好きなら生涯に一度は体験しなくてはならない至高のワインです。
たっぷりとした果実味が豊潤なコルトン、華やかで明るく赤いバラの香りが一面に漂うエシェゾー、どっしりとした厚みと力強さを兼ね備えたグラン・エシェゾー、そして近年品質が見違えるほど向上し、ほとんど球体のバランスを保つロマネ・サンヴィヴァン、目を瞑るとその地層が見えてくるほどテロワールを最も体現したリシュブール、ゴージャスでスケールが大きくこのうえなく複雑なラ・ターシュ、全くの無垢でまさに天上からの響きを奏でるロマネ・コンティ。

地上の諸々の具象をいっさい超越して天上界の輝きを放つロマネ・コンティ・・・。このワインだけは機会があるごとになんとしても飲まなければなりません。全てのワインの頂点、比類なき唯一絶対の存在、そして誰をも魅了して止まない甘美な液体の中に、私達の肉体が消滅しても永遠に続くであろう至高の輝きを感じてください。


今年もシノワのゲストの皆様に贈らせていただく至高のギフト、どうぞ心ゆくままお楽しみください。

※本ワイン会の一般のご予約受付は12月3日(土)16:00よりお受けいたします。

12 December 2016
29 Thursday
新春スペシャルワイン会

2016年 年末スペシャルワイン会 プランA

2012 Domaine de la Romanee-Conti

料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥128,000 消費税・サービス料別

2012 Corton
コルトン
2012 Echezeaux
エシェゾー
2012 Grands Echezeaux
グラン・エシェゾー
2012 Romanee St Vivant
ロマネ・サンヴィヴァン
2012 Richebourg
リシュブール
2012 La Tache
ラ・ターシュ
2012 Romanee Conti
ロマネ・コンティ

もちろん今年もやります!ロマネ・コンティを含むD.R.C.の飲み比べ!この至高のアイテムを一堂に飲む機会はシノワのお客様だけの特権です!

まずはDRCオーナーのヴィレーヌ氏のこの言葉をお読みください。
「ヴィンテージによってワインが簡単に生まれる年もある:穏やかな海では船乗り達が何もせずとも船が進むように、そういった年は平穏に、そして少ない頻度でヴィニュロンは作業を行う。しかしながら新しいヴィンテージの誕生というのは戦い、目的地に到着するまで沈みそうな船を何とか浮いた状態に保つような、油断を許さない戦いである。2012年はそうだった。ユニークな年として-ユニークでない年など果たしてあるのだろうか-避けようのない戦いの中で前線に居た人々の記憶の中に長く残るだろう。自然が最も恐るべき兵隊を前線に送り込んできたのだ。べト病、ウドンコ病という名の兵隊を。」

いずれにしても大変厳しい一年であったことは間違いなく、その中ではDRCは他の多くのドメーヌよりもはるかに成功したようです。そのDRCといえどもル・モンラッシェは大変厳しく、
「ところで、このレポートの中では一旦モンラッシェについてページを割くべきである。コート・ド・ボーヌ全体と同様に夏の間に2回も雹の被害をくらった。ここでブドウが苦しみを受けた。9月28日金曜日、赤の収穫が終わる前にモンラッシェの収穫を行った。雹、腐敗、ウドンコ病に傷つけられた形跡が見られるブドウが運ばれたため非常に厳格な選果を行う必要があった。結果的に近年で最も低い、極めて少ない収量になった。高品質が期待できそうだが生産本数は例年の半分にも満たなかった。」

残念なことに2012年のル・モンラッシェは今回ご用意できませんでした。豊作の年で約4,000本生産されるこのワインですが、2012年は70%減の1,172本だけの生産だったためです。近年このル・モンラッシェは不運続き、なんと2016年は生産本数0本、初めて生産をあきらめました。


とはいえ赤のDRCはやはり偉大な出来です。特にロマネ・コンティはワイン好きなら生涯に一度は体験しなくてはならない至高のワインです。
たっぷりとした果実味が豊潤なコルトン、華やかで明るく赤いバラの香りが一面に漂うエシェゾー、どっしりとした厚みと力強さを兼ね備えたグラン・エシェゾー、そして近年品質が見違えるほど向上し、ほとんど球体のバランスを保つロマネ・サンヴィヴァン、目を瞑るとその地層が見えてくるほどテロワールを最も体現したリシュブール、ゴージャスでスケールが大きくこのうえなく複雑なラ・ターシュ、全くの無垢でまさに天上からの響きを奏でるロマネ・コンティ。

地上の諸々の具象をいっさい超越して天上界の輝きを放つロマネ・コンティ・・・。このワインだけは機会があるごとになんとしても飲まなければなりません。全てのワインの頂点、比類なき唯一絶対の存在、そして誰をも魅了して止まない甘美な液体の中に、私達の肉体が消滅しても永遠に続くであろう至高の輝きを感じてください。


今年もシノワのゲストの皆様に贈らせていただく至高のギフト、どうぞ心ゆくままお楽しみください。

※本ワイン会の一般のご予約受付は12月3日(土)16:00よりお受けいたします。

11 November 2016
28 Monday

~ガヤとバローロ・オールスターズのガチンコ対決!!~

『帝王ガヤ包囲網!!バローロからの刺客』

コース料理付
定員12名様
6 glass set 60cc
¥29,800 消費税・サービス料別

1999 SORI SAN LORENZO GAJA
ソリ・サン・ロレンツォ(ガヤ)
1999 SORITILDIN GAJA 
ソリ・ティルディン(ガヤ)
1999 COSTA RUSSI GAJA 
コスタ・ルッシ (ガヤ)
2004 Barolo Le Rocche del Falletto Riserva Bruno Giacosa 
バローロ・ル・ロッケ・デル・ファッレット・リゼルヴァ・赤ラベル (ブルーノ・ジャコーザ)
1992 Langhe Rosso Vigna Arborina Elio Altare 
ランゲ・ロッソ・ヴィーニャ・アルボリーナ(エリオ・アルターレ)
1955 Barolo Giacomo Conterno 
バローロ(ジャコモ・コンテルノ)

今回の企画はピエモンテワインの革命児と評されイタリアワインを牽引する『ガヤ』とバローロ・オールスターズの夢の対決です。『ガヤ』からは懐刀でもある3大畑の登場!!ガヤがイタリアワインの帝王と呼ばれる所以を随所に感じられ、1996年より自らDOCに格下げし畑の個性を最大限に表現する究極のクリュワインを造りあげました。力強さの代表格『ソリ・サン・ロレンツォ』バランスタイプの『ソリ・ティルディン』エレガントな『コスタ・ルッシ』すべて1999年のグレードヴィンテージでの比較は贅沢すぎるラインナップです。対するバローロ・オールスターズは『クラシック』と『モダン』の最強タッグでの対決です!!
初戦はパワフルな『ソリ・サン・ロレンツォ』に伝説のクラシック生産者ブルーノ・ジャコーザの幻の赤ラベル『ル・ロッケ・デル・ファッレット・リゼルヴァ』をぶつけます!!ロバートパーカ氏にイタリアのロマネコンティとまで評された伝説の一本との対決は飲みごたえのある力勝負になる事間違えなしです。
2戦目は究極のバランスタイプ『ソリ・ティルディン』対するはモダンバローロの創始者『エリオ・アルターレ』の『ランゲ・ロッソ・ヴィーニャ・アルボリーナ』こちらもバローロでありながらあえて格下げし熟成期間を変えてリリースしている。アルボリーナ畑を最大限に引き出している一本です。この対決は時代を切り開いた革命者同士の意地を感じられる対決です。
最終対決は洗練された新境地ワイン『コスタ・ルッシ』!!対するはこの生産者無くしてバローロは語れず『ジャコモ・コンテルノ』の1955年のバローロの登場です。古き良き時代の製法で熟成されたこの作品は枯れたニュアンスの中にも微かな生命力を感じ静かに飲み続ける事の出来る生命力を感じるワインです。果実味と洗練されたタンニンを兼ね備えたコスタ・ルッシ対無駄をそぎ落とし熟成の極みに立ったジャコモ・コンテルノのバローロ対決は永遠の余韻を味わえること間違いないでしょう!!

ガヤVSバローロ・オールスターズという多勢に無勢なこの企画!!ガヤの意地が勝つか?バローロ・オールスターズの伝統が勝つか?ジャッジは皆様に委ねられました是非のご参加お待ち申し上げます。

※本ワイン会のご予約開始日は11月10日(木)からです。

11 November 2016
14 Monday

~世紀をまたいだ熟成の碑水~

『ローヌ進化論』

料理無し
定員12名様
6 glass set 60cc
¥26,800 消費税・サービス料別

1999 Côte Rôtie Champin Le Seigneur (J.M.Gerin)
コート・ロティ・シャンパン・ル・セニョール(J・M・ジェラン)
1999 Ermitage L'Ermite (M.Chapoutier)
エルミタージュ・レルミタ(M・シャプティエ)
1986 Côte Rôtie La Turque (E.Guigal)
コート・ロティ・ラ・トゥルク(E・ギガル)
1986 Hermitage ( J.L Chave)
エルミタージュ(J・L・シャーヴ)
1983 Chateauneuf du Pape Cuvee Laurenc (Domaine du Pegau)
シャトー・ヌフ・デュ・パプ・キュベ・ローレンス(ドメーヌ・デュ・ペゴー)
1966 Chateauneuf du Pape (Château de Beaucastel)
シャトー・ヌフ・デュ・パプ(シャトー・ド・ボーカステル)

ローヌ3部作第3弾はローヌワインのシラー、グルナッシュという品種の個性を超え熟成したワインの妖艶さに迫ります!

1本目は今をときめくコート・ロティの貴公子ジャン・ミッシェル・ジェランのバックヴィンテージ!90年代に劇的に品質が向上し、ブリュンヌを中心とした11のリューディーのアッサンブラージュから生み出されるシラーとヴィオニエのブレンドマジックをお楽しみください。

2本目は自然と向き合い苦悩しながらも、さらなる進化を続けるミッシェル・シャプティエ
エルミタージュの丘の頂上のシャペル(礼拝堂)を囲む単一畑レルミットは、エルミタージュ随一のテロワールを持つと言われるベサールにある同社単一畑パヴィヨンを超える畑なのでしょうか?自身の哲学に基づき、単一品種にこだわり続け、純粋主義者が奏でる透明感この上ないシラーの鐘の音色はグラスの中でどの様な響きを見せるのか楽しみです。
北ローヌの偉大な世紀末ヴィンテージ1999年でのコート・ロティvsエルミタージュの軍配はいかに?

3,4本目は30年の時を経たローヌの帝王vsローヌの巨匠の貴重な1986年での対決です。
帝王ギガルは何故コート・ロティのブロンドに近いブリュンヌの地にムーリンヌ、ランドンヌに続き、トゥルクという単一畑に魅了されたのか?常に新しさを求め、揺るがない地位と度肝を抜くような品質を築き上げたローヌテロワール主義の"帝王"の謎に迫ります!
巨匠シャーヴはアイデンティティを駆使し、ベサールの畑から樹齢80年を超える葡萄を中心に、名高い畑の葡萄をブレンドして造られます。よく魔術師とも例えられますが、エルミタージュと常に向き合ってきた実直な"巨匠"が造るワインとはどのような純恋の花束なのでしょうか?

5本目はシャトーヌフ・デュ・パプから荘厳なる伝統派ぺゴーのキュヴェ・ローランスです。
ラ・ガルディーヌからさほど離れていない畑より、卓越したグルナッシュ主体で造られるワインはどのような色彩を見せるのでしょう。最古の伝統の造りを反映した芳醇な香りに酔いしれてください。

6本目はシャトーヌフ・デュ・パプの維新派の筆頭ボーカステルです。
グルナッシュではなくムールヴェードルにこだわり続けた亡きジャック・ぺランの想いはどのようなテロワールを表現しているのでしょう。
半世紀をトリップしたトリックアートのワインの世界観をお楽しみください。

次の世代へと受け継がれ、時空を超え、世紀をまたいだローヌワインはどのような妖艶な碑水に変化するのでしょうか?ローヌファンならずとも是非体感して頂きたい最終章は、テロワールさえをも超えた熟成の向こう側に迫ります!!!

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 18:00 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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