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レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
18:00
に抜栓します。
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刮目せよ、コルトン・シャルルマーニュとモンラッシェの対比
D.R.C 9種水平 Ver.2019
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2019 Corton Charlemagne
2019 Montrachet
2019 Corton
2019 Echezeaux
2019 Grands Echezeaux
2019 Romanee St Vivant
2019 Richebourg
2019 La Tache
2019 Romanee Conti
「2019年は過剰な暑さによるネガティヴな影響が懸念されたが、ブルゴーニュのクリマが有する素晴らしい力はその影響を打ち消し、この極限的な気象条件に適応した。そして我々に気品があり、驚くべきフレッシュさを持つワインをもたらしてくれた。 〜中略〜 子供を産んだ後にぶどう樹は、儚くも輝かしいその美しさによって我々ヴィニュロンにあることを思い起こさせようとしているのではないかと。それはぶどう樹が美しいからこそワインが美しくなる、だから安らかな眠りにつき、そして次の春に幸福に目覚められるように大事にしなくてはならない、と
いうことである。その年の空とヴィニュロンにもたらす新たな冒険に備える為に。。。」
2019年 10月 30 日の記述 D.R.C共同経営者 オベール・ド・ヴィレーヌ氏
真実はいつもグラスの中にあります。「ブルゴーニュの頂点D.R.C 」との対話をお楽しみください。
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傘寿セレブレーション
老いては益々壮んなるべし
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1964 Château Haut Brion
1964 Château Ausone
1964 Château Lafite Rothschild
1952 Caruades de Lafite
1952 Château Lafite Rothschild
1943 Château Latour
1943 Château Lafite Rothschild
プランCはボルドーです。ジロンド河により「左岸」と「右岸」に隔てられるボルドーワインの心臓部。河幅は最大11kmにもなり、緩やかな流れを造り大西洋に注ぎます。
ご用意したワインは左岸の代表銘柄、ラフィット・ロートシルトを3銘柄。
さらにオー・ブリオン、オーゾンヌ、弟分のカリュアド、ラトゥール、と言うなんとも豪華な面々です。ワインの1つの楽しみ方として、「歴史(時間)を飲む」ということが言えます。最良のワインの極めて希少な超長期熟成ワイン、ましてや80年前はシノワグループのワインラヴァーの皆様といえど、なかなかどうして体験出来ない「非日常」の領域と言えるのではないでしょうか。
80歳と言えば人間で言えば傘寿のお祝いの年です。柔らかく深みを増し、尚外交的な果実味を秘めながら、知識と経験を武器にあらゆる困難に立ち向かえる、そんなイメージでしょうか。あまりにも有名なあの後漢書からの教訓はワインの世界にもきっと当てはまるのでしょう。
五大シャトーの中でも肉感的でタフなラトゥールと繊細でシルキーなラフィット、この対比は2023年最高のエクスペリエンスに成り得ます。
世界遺産にも登録される月の港ボルドー。元は湿地帯でワイン造りには全く不向きなこの土地を開墾し、排水の技術の向上とワイン造りに情熱を傾けた人々の惜しまぬ努力により、知らぬものは無い不動の銘醸地となりました。
80年という遥か彼方への旅路を、ジロンド河と時代(とき)のうねり、移り変わりと共に年末の締めくくりとしてご提案致します。
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コート・ドールに実在した猛者たち
Histrical Heritage
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1976 Gevrey Chambertin Clos St-Jacques Tete de Cuvee (Grivelet Cusset)
1976 Chambolle Musignu Les Vignes du Chateau (Grivelet)
1973 Clos de Vougeot (Domaine Camuzet : J.Meo)
1973 Bonne Mares (Vogue)
1972 Clos de Tart (Mommessin)
1971 Richebourg (C.Noellat)
1959 Charmes Chambertin (A.Barolet)
まずは幻級の「グリヴレ」を2種。1本目はGCの最高峰の1級畑であるクロ・サン・ジャックを。生産者は「グリヴレ・キュセ」。
詳細については全く不明。しかしながらこの時代に「ミシェル・グリヴレ」と並び、NSG村でネゴシアンワインを複数銘柄扱っていたようです。2本目のシャンボール・ミュジニーは正真正銘「あの」グリヴレです。取り分けドメーヌものは極端にお目見えすることがありません。シャルル・ノエラ同様比較対象は常にアンリ・ジャイエやD.R.Cです。お次はジャン・メオ、現当主のニコラ・メオの父に当たります。この当時は小作人から支払いとして樽で受け取り樽売りをしていた時代だったようですのでその中でのドメーヌものはかなりレアだと言えます。メオの代名詞とも言える特級畑「クロ・ヴジョ」、お楽しみください。断言は出来ませんが当時の小作人であるアンリ・ジャイエの要素も入っているのかもしれませんね。
お次は同一ヴィンテージのヴォギュエのボンヌ・マール。俗に言う低迷期の時代ですが、そこはこの畑、内包されたパワーがいい意味で解け、ジワリとくる旨味系の味わいが楽しめます。そして1年遡り、72のクロ・ド・タール、修道士たちが開墾した畑が一度も分割されずに今に至るブルゴーニュでも希少かつ誰もが知る特級畑です。現在では所有者も変わりましたが900年近くの歴史を刻んだモメサンこそタールである、と考える方も多いのでは・・。そして伝説の生産者シャルル・ノエラの登場です。昨今ではセレエ・デ・ウルシュリーヌの方が広く浸透しており、ルロワに売却し消滅したオリジナルをご存知ない方も多くいらっしゃいます。リシュヴールはクロ・ド・ヴージョと並び同生産者のフラッグシップです。そしてラストはDr.アーサー・バロレの59年、シャルム・シャンベルタン。
ネゴシアンとして異彩を放ち、死後にオークションで価格は鰻登り、「バロレ味」と評価される若々しい味わいは今回も健在でしょうか。
なお、現在も存在するアーサー・バロレのワインはシャルル・ノエラ同様に商標だけ活かし、全く関係のない会社が造っています。
幻クラスのワイン達の共演、年に一度のこの会をお楽しみください。
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CHINOIS版 星月夜
ローヌ川縦断 581km の歴史を感じて・・
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■2009 Cote Rotie La Landonne (Jean Michel Gerin)
■2006 Cote Rotie La Landonne (Rene Rostaing)
■1993 Cote Rotie La Landonne (E.Guigal)
■2009 Chateauneuf du Pape Rouge Oenothequee (Chateau de Beaucastel)
■2009 Chateauneuf du Pape Rouge Pignan (Chateau Rayas)
■1995 Lʼ Hermitage Rouge (Jean Louis Chave)
■1994 Lʼ Hermitage Rouge (Jean Louis Chave)
シノワ渋谷店11月ワイン会は一年ぶりの南仏・ローヌです。6人の偉大な生産者達の魅せるシラーとグルナッシュの異次元な世界観。スイスを水源とし、地中海に注ぐ全長812km の壮大な川のほとりにて脈々と受け継がれる特異な味わいはフランスを代表する一大産地です。寒さの深まるこのシーズンに秋の夜長のお供にお楽しみください。
ゴッホの名画「ローヌ川の星月夜」になぞらえて、星、月、夜の三部構成でお届け致しましょう。
【星】その中でも一等星クラスの生産者を3人。アンピュイ村の背後にそびえる対面の丘コート・ロティ。地質のキャラクターとしての違いから金髪、銀髪の丘、と呼ばれます。銀髪の丘の中の単一畑、ランドンヌはそのパワフルさから「らしさ」が感じ取れるシラーの名作です。ジャン・ミシェル・ジェラン。政治家の父を持つ彼のワインはまさに緻密そのもの。
ロスタンのランドンヌは色気が特徴的。類まれなる香りを放ちながらもエレガンスな味わい、ブルゴーニュと間違える方もおられます。最後にギガル。三つ子の次男は、次男らしからぬゴーイング・マイ・ウェイな性格。熟成による丸みが彼の
本来持つ深みを感じさせるでしょう。
【月】派手ではなく人目に付くことを嫌い、自分磨きを怠らず常に鍛錬。そんな姿が彼らの不動の名声を築くのでしょうか。
いやでも目立ってしまう人っていますよね。1309年にローマ教皇が移庁を受け入れさせられ南仏アヴィニョンの地にて新たなワイン文化を発展させました。「教皇の新しい城」、まずはボーカステル、ぺラン家です。自社セラーにて長期熟成、完全
蔵出しのエノテーク。13品種を全て使う数少ない生産者です。そして、来ました!待望のラヤス。本当にもう、もう、滅多にお目にかかれないラヤスのヌフ。ピニャンと言えども完成度の高さと高尚さにおいて右にでるものはないでしょう。ローヌのキング、いや、ゴット・レイノーです。09という完璧なヴィンテージで最高の記憶を刻んでください。
【夜】深淵さと静寂を湛えた緊張感をその身に纏い、「魔術師」シャーヴがたつその地はローヌ川を一望する畏敬の丘、エルミタージュ。シラー100% が厳つい味わいだと誰が言った?機械仕掛けの時計のように正確な区画のブレンド技術と時間という魔術により唯一無二の味わいに。贅沢に2ヴィンテージの飲み比べをお楽しみください。ローヌ川と共にリヨンから地中海まで縦断し、3大産地をくまなく、そして心行くまで。
ローヌワインをじっくり味わうこと、それは秋から冬への季節の移り変わりを楽しむ大人の為の贅沢な癒しの時間です・・・。