
レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
18:00
に抜栓します。

Chambolle Musigny
シャンボールのファンタジスタ★Part6★

2017 Chambolle Musigny Les Cras( G.Roumier)
2017 Chambolle Musigny Les Haut Doix( R.Groffier)
2003 Chambolle Musigny Les Fuees( J.F.Mugnier)
2002 Chambolle Musigny Clos de L’Orme( S.Cathiard)
1996 Chambolle Musigny Les Amourouses( A.Servelle)
1991 Chambolle Musigny La Combe d’Orveaux ( A&F Gros)
1982 Bonnes Mares(Vogue)
1982 Musigny(Vogue)
これ以上のキック・オフは無いでしょう、同一年のルーミエの一級畑クラとグロフィエの一級畑オー・ドワの飲み比べです。クラはボンヌ・マールから続く丘陵で南向きの斜面上部に位置し、ハリと生気に満ちた味わいにルーミエ節が響きます。
グロフィエのオー・ドワ。オー・ドワはアムルーズとシャルムに挟まれるように位置する畑で、クラやフュエとは違った面持ち。長女(アムルーズ)と三女(シャルム)の次女(オー・ドワ)的なテイストで品格の裏に見え隠れするチャーミングさが魅力です。実直で美しい果実味のグロフィエとの相性は抜群。そしてこれまた高騰が止まらない、ミュニエ。火のヴィンテージ2003からはボンヌマールと地続きの一級畑フュエ。ミネラル感に冨み、ある程度の熟成を必要とするこの畑の2003年は期待大です。お次はミュニエ同様、爆上がり系生産者の代表格カティアール。潔い白のエチケットがその味わいを体現しています。磨き上げられた「飲む宝石」にも例えられるキレのある味わいには五感が冴え渡る感覚を憶えます。こちらも近年値上がりがめざましい、アミヨ・セルヴェルのアムルーズ。実はフランス国内での消費が多く、日本にはわずかな量しか入りません。派手さはむしろ売りではなくジワリとくる優しい旨味と甘みが最大の特徴です。
お次はなかなかどうしてレアな一本。ドメーヌ名はアンヌ・エ・フランソワ・グロ。かのグロ一族の系譜で、ジャン・グロの兄弟であるフランソワ・グロが、その一人娘であるアンヌ・グロにドメーヌを完全に引き継ぐわずか7年の間(1988〜
1995)に掲げ、父娘の二人三脚で運営していたドメーヌです。VRとの境に位置し、アンヌと言えば、くらいの代表的な畑と言える昆布泥棒、もといコンブ・ドルヴォー。この時代のエチケットを知っている方の方が少ないのでは無いでしょうか。
そして最後はまあどうやっても外せません、コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエです。ミュジニーの絶対王者のフラッグ・シップを同一ヴィンテージによる飲み比べ、この世の最たる幸せの1つでは無いでしょうか。
シャンボールのファンタジスタ達による魔の?誘惑に心のネットが揺れることは間違いなし!ご参加をお待ちしております。