regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

9 September 2022
23 Friday

〜マルゴーの時代がやって来た〜

華麗なるマルゴー・レボリューション

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥48,800 消費税・サービス料別

2000 Pavillon Rouges de Ch.Margaux (Margaux)
2000 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー(マルゴー)
2000 Chateau du Tertre (Margaux)
2000 シャトー・デュ・テルトル(マルゴー)
2000 Chateau Priure (Margaux)
2000 シャトー・プリューレ・リシーヌ(マルゴー)
2000 Chateau d'Issan (Margaux)
2000 シャトー・ディッサン(マルゴー)
2000 Chateau Lascombes (Margaux)
2000 シャトー・ラスコンブ (マルゴー)
2000 Chateau Rauzan Segla (Margaux)
2000 シャトー・ローザン・セグラ(マルゴー)
2000 Chateau Palmer (Margaux)
2000 シャトー・パルメ(マルゴー)
2000 Chateau Margaux (Margaux)
2000 シャトー・マルゴー (マルゴー)

23日は「華麗なるマルゴー・レボリューション」と題して、近年そのクオリティが一気に上昇したマルゴー村の7シャトーにフォーカスし、最も偉大な2000年ヴィンテージで検証します。進化し続けるマルゴー村ワインの新時代を開く、その序章たる2000年をお楽しみいただきます。

まずは、この村のみならずボルドーの象徴シャトー・マルゴーが造る「パヴィヨン・ルージュ」からスタートします。このセカンドワインは1908年と言う早い時期に生まれ、若木を使用し、メルロ比率が高く、樽熟成期間と新樽率の違いが本家マルゴーと異なるところです。とは言えボルドー全体を見回しても最高の立地に位置し、できるワインは繊細で華やか、いわゆる一般的なイメージの女性的なマルゴー像を最も体現しています。

続く「デュ・テルトル」は1995年にオーナーが変わり、1999年に醸造所を新築しています。テルトル=高台の名前通り、マルゴー村の最高地点に位置し、テロワールは砂利と砂の軽い土壌でメルロ比率が1/3と高いゆえ、マルゴーらしいしなやかさが特徴です。

「プリューレ・リシーヌ」は1999年にオーナーが変わり、コンサルタントにステファン・ドルノンクールを据えたことにより、衝撃的にその姿を変貌しました。以前の輪郭が緩く濁った味わいが一変し、密度が高く、カベルネの凝縮感にメルロの肉付きも加わり、エキス分豊かな魅力的なスタイルを身につけました。

「ディッサン」はハプスブルグ帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフが最も好んだワインで、1993年末にオーナーが代わったことにより、長く暗い不遇の時代から抜け出し、本来の力強く豊かでかつ優雅な、貴族的なスタイルに戻りました。

「ラスコンブ」は旧オーナーの最終年でありながら、過去30年で最良のワインが造られました。現在のミッシェル・ロランスタイルになる直前の、品格のあるエレガントなスタイルのワインです。カベルネとメルロが約半々のセパージュです。

「ローザン・セグラ」は、1855年の格付けでは2級筆頭のムートンに次ぐ序列で、テロワールは文句なく素晴らしいのは自明の理。長い没落の時代を過ごし、1994年にシャネルのオーナーがこのシャトーを購入したのち、ついに生き返りました。最も問題であった排水工事が2000年に完了し、畑の状態が改善され、ワインの半分以上をセカンド以下に格下げしたことにより、その地位に相応しい品質に到達しました。

「パルメ」はシャトー・マルゴーと人気、実力を二分し、最も愛されているシャトーです。万人に好まれるその魅力的なスタイルは、豊満で肉感的かつシルキー、このワインに抗う人は皆無ではないかと思われるほど。2010年代にはヴィオディナミに完全移行し現在も進化中です。カベルネとメルロが半々のスタイルで、シャトー・マルゴーとは真逆のセクシーなタイプです。

そして本日のトリはもちろん「マルゴー」です。そのスタイルは最も気品がありエレガントで、芯の強さと内面の美しさを兼ね備えたもの。そのマルゴーにも1961年を境に没落の時代が到来しました。それは1977年にメンツェロプーロス家がこのシャトーを買い取り、ポール・ポンタリエを支配人に据えるまでの期間です。その後完全復活したマルゴーは、石灰粘土質の最良のテロワールに、他に類を見ない90%のカベルネ・ソーヴィニヨンの配合で、このシャトーの品格あるスタイルを生み出しています。2000年はボルドーの全シャトーの中でベスト1と言っても過言ではない、空前の出来栄え。マルゴーの魅力の全てを有し、ノーブルさとインテリジェンスをも体現しているボルドーワインの一つの到達点!
ぜひご賞味ください。スタッフ一同お待ち申し上げます。

9 September 2022
18 Sunday

〜一流ドメーヌだからこそ味わえる味わいの多様性〜

オフ・ヴィンテージの楽しみ方

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥58,800 消費税・サービス料別

1994 Corton Bressandes (P.F.Merode)
1994 コルトン・ブレッサンド(プランス・フローラン・ド・メロード)
1992 Chambolle Musigny Les Fuees (J.F.Mugnier)
1992 シャンボール・ミュジニー・レ・フュエ(ジャック・フレデリック・ミュニレ)
1991 Clos de la Roche (Lecheneau)
1991 クロ・ド・ラ・ロシュ(レシュノー)
1984 Gevrey Chambertin Combe Aux Moines(P.Leclerc)
1984 ジュブレ・シャンベルタン・コンブ・オー・モワンヌ(フィリップ・ルクレール)
1981 Beaune Grave Vigne de l'Enfant Jese (Bouchard Pere et Fils)
1981 ボーヌ・グレーブ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ(ブシャール・ペール・エ・フィス)
1977 More Saint Denis Clos de la Bussierer (G.Roumier)
1977 モレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ブシェール(ジョルジュ・ルーミエ)
1977 Clos de Vouget (J.Gros)
1977 クロ・ド・ヴージョ(ジャン・グロ)

18日は「オフ・ヴィンテージの楽しみ方」と題して、普段絶対手を出さないヴィンテージながら、生産者が苦労して造った興味深いワインを集めました。特殊な気候の年にこそ生産者の力量が最もはっきり出ると言われているように、一流生産者だからこそ味わえる、その味わいの多様性が感じられます。さらに熟成のピークの味わいも加味され、オフ・ヴィンテージ=敬遠ではない、ワインの奥深さを感じられる一日です。

スタートは「プランス・フローラン・ド・メロード」のコルトン・ブレッサンドから。現在この畑はDRCに貸し出されている事からも分かる様に、この村最良のグランクリュです。DRCのコルトンと違うところは、おおらかで柔らかく、旨味が強いところ。1994年は9月10日からの大雨に祟られたヴィンテージですが、その長所はいかんなく発揮されています。

続いてシャンボール村でルーミエとヴォギュエに肩を並べる生産者「ジャック・フレデリック・ミュニエ」のシャンボール・ミュジニー・レ・フュエです。この畑はボンヌ・マールに隣接し、力強いタイプの味わいですが、1985年に跡を継いだミュニエの手にかかれば優雅で品格のある美しさを兼ね備えます。1992年は6月初旬と収穫前の雨に祟られた難しい年ですが、できたワインはこの上なく素晴らしい出来。

「レシュノー」はニュイ・サン・ジョルジュにあり1986年創業の比較的新しいドメーヌで、所有する唯一のグランクリュ、クロ・ド・ラ・ロシュは僅か0.08haの極小の畑です。パーカーが100点をつけた事により入手困難になり、レア物と言ってよいでしょう。1991年は4月の遅霜で収穫量が激減しましたが、その分ピュアさを獲得した、実は注目に値する隠れた優良ヴィンテージ。

そして誰もが知る不作年、1984年の「フィリップ・ルクレール」のジュブレ・シャンベルタン・コンブ・オー・モワンヌは、“修道僧の谷”の名の通りベネディクト派の修道僧が開墾した畑です。東向き急斜面で採石場もあり、修道僧が目を付けるはずです。フィリップ・ルクレールのワインは、アメリカ市場で人気を博し、遅い収穫で高い発酵温度、抽出が強く樽熟成が長いという、当時流行りの強烈なスタイル。現在はピュアな方向へ移行していますが、この時代ならではの味わいを感じられます。

続いて1731年創業の大手ネゴシアン「ブシャール・ペール・エ・フィス」が単独所有する虎の子、ボーヌ・グレーブ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ。この村最上の畑グレーブの中心に位置し、“幼子イエスの畑”の名前を有し、優美なワインが造られています。大手ネゴスのワインはブルゴーニュファンならスルーするのが当たり前、ですがこの機会にいま一度大物ネゴシアンの力量を再確認してみてください。1981年も9月の雨に祟られたヴィンテージでした。

そして本日のトリは2本の1977年もの、これで締めくくります。この年は相当酷い年で、誰もが避けて通るまさに鬼門のヴィンテージ。通年冷涼で、弱々しく水っぽいと言われていますが、本日ご用意した2つのドメーヌは見事にその認識を打ち破ります。
「ジョルジュ・ルーミエ」は先代のジャン=マリ時代の作。若いうちの荒々しいテクスチャーが、時間と共の妖艶さを身につけて、なんとも言えない色気のあるワインに成長しました。
そして伝説のドメーヌ「ジャン・グロ」は最盛期の作。クロ・ド・ヴージョは造り手を選ばないといけない、などと言われますが、選ぶ生産者が最上で畑も上部の最高の立地ならオフ・ヴィンテージでも間違いなし。生産数も少なくこれもレアなワインと言えるでしょう。45年の時を経て、その輝きを増しています。

今後出会えないワインばかりの特別なアイテムが目白押しの、特別な一日。秋の夜長を熟成したブルゴーニュと共にお過ごしください。スタッフ一同、ご予約をお待ちしております。

8 August 2022
11 Thursday

2022年のヒエラルキー

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

2017 Bourgogne Blanc(Coche Dury)
2017 ブルゴーニュ・ブラン(コシュ・デュリ)
2016 Bourgogne Blanc(Roulot)
2016 ブルゴーニュ・ブラン(ルーロ)
2015 Chassagne Montrachet(J.C.Ramonet)
2015シャサーニュ・モンラッシェ(ジャン・クロード・ラモネ)
2007 Meursault Perriere(Comtes Lafon)
2007ムルソー ・ペリエール(コント・ラフォン)
2007 Meursault Genevrieres(Bernard Boisson Vadot)
2007ムルソー・ジュヌヴリエール(ピエール・ボワッソン・ヴァド)
2002 Puligny Montrachet Les Pucelles(Leflaive)
2002ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル (ルフレーヴ)
2002 Chassagne Montrachet Champs Gains(M.Colin)
2002シャサーニュ・モンラッシェ・ レ・シャン・ガン(マルク・コラン)
2015 Montrachet(L.le Moine)
2015モンラッシェ(ルシアン・ル・モワンヌ)

8月のワイン会は「2022年のヒエラルキー」と題して、今現在のブルゴーニュの格付けの意義を考察しながら楽しんでいただきます。人気実力を共に兼ね備えた生産者が造るワインは、格付けを超える出来なのか?まずはスタンダードキュヴェ、ブルゴーニュ・ブラン2種からスタートします。造り手は伝説のジャン・フランソワ・コシュが引退し、息子の4代目ラファエルが引き継いだ後のもの。対するのはジャン・マルク率いるルーロ。その味わいは極めてシルキーで滑らか、そして洗練された美しさがあります。続いて村名格のラモネのシャサーニュ2015年。この村最高峰の生産者が造る最良ヴィンテージは、当然ながら村名格のレヴェルを軽く超えていきます。

次はムルソー1級の2つのドメーヌの飲み比べです。ミネラルと力強さで群を抜く「ペリエール」はコント・ラフォンが造るワインの頂点に位置し、その本領はモンラッシェではなくペリエールに現れています。そして次世代のコシュ・デュリの呼び声高いボワソン・バド。父ベルナール、息子ピエール、娘アンヌの3つの名義がありますが、中身は同じです。ピエール・ボワソンとラファエル・コシュは同級生で、今後のブルゴーニュ・シャルドネの未来を担う有望株、その評価はすでにトップクラスです。ペリエールと同じ斜面に隣り合う「ジュヌブリエール」との微細なニュアンスの違いを、比較しながらお楽しみください。

そしてピュリニーとシャサーニュ1級の飲み比べと続きます。ご存じルフレーヴの1級畑の最高峰「レ・ピュセル」はバタールの隣にありながら、乙女の名前通りにチャーミングさも加わります。畑は完全にヴィオディナミに移行し、アンヌ・クロードの全盛期の作。対するシャサーニュの「シャン・ガン」は村の中腹に位置し、この村らしい骨格と厚みを有します。生産者は有名なコラン一族のマルク・コランでマルク晩年の作。ラストは世界中が熱狂し、最上位に君臨する「モンラッシェ」で締めて頂きます。この奇跡のテロワールから出来るワインに、どうしてここまで心惹かれるのでしょうか?ワインはマイクロネゴスのルシアン・ル・モアンヌで、通常のネゴス物とは一線を画します。特級と1級にフォーカスし、最上のワインを購入し熟成を行うゆえ、ある意味、皆が期待するモンラッシェ像を最も体現していると言えます。その味わいは2015年のヴィンテージを表し複雑にして豊潤。

さてあなたの評価は本当に格付け通りですか?

昨今価格も高騰しているワインばかりなのでラインナップも超贅沢です。暑い夏のひと時の一服の豪華な清涼剤を、どうぞご堪能ください。

7 July 2022
17 Sunday

~ボルドー・ブランの洗練された魅力!~

優雅な白ワイン!ボルドー・ブラン!

コース料理無し
定員13名様
glass set 55cc(*ディケムのみ25cc)
¥63,800 消費税・サービス料別

2019 Le Petit Cheval Blanc (Bordeaux)
2019 ル・プティ・シュヴァル・ブラン(ボルドー)
2019 Aile d'Argent (Bordeaux)
2019 エール・ダルジャン(ボルドー)
2009 Pavillon Blanc du Chateau Margaux (Bordeaux)
2009 パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー(ボルドー)
2009 Domaine de Chevaliere (Pessac Leognan)
2009 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブラン(ペサック・レオニャン)
2012 La Clarte de Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2012 ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
2012 Chateau La Mission Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2012 シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
2004 Chateau Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2004 シャトー・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
1978 Y Ygrec (Bordeaux)
1978 イグレック(ボルドー)
2001 Chateau d`Yquem 375ml(Sauternes)
2001 シャトー・ディケム 375ml(ソーテルヌ)

2019年のル・プティ・シュヴァル・ブランとエール・ダルジャンからスタートします。
ル・プティ・シュヴァルはシュヴァル・ブランが手掛ける、エレガンスと複雑味溢れる味わいで、2014年がファーストヴィンテージ。 ソーヴィニヨン・ブラン74%、セミヨン26%の葡萄比率です。エール・ダルジャンは、ムートン・ロスチャイルドが造る、上品な果実味と花の風味が織りなす、高貴な味わいの希少品。ソーヴィニヨン・ブラン61%、セミヨン38%、ミュスカデル1%のブレンドです。


続いて2009年のパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーとドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランです。
パヴィヨン・ブランはボルドーの宝石と称されるシャトー・マルゴーが手掛ける、女性的な気品と洗練を兼ね備えた仕上がりで、ソーヴィニヨン・ブラン100%。1920年頃には「パヴィヨン・ブラン・ドゥ・シャトー・マルゴー」としてすでに存在していました。ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランは、グラーヴのトップシャトーが手掛ける、新樽の香りが素晴らしく、豊潤で旨味あふれる味わいです。ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%の配合。


そして大御所、オー・ブリオン・ブランとラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランの揃い踏みです。
まずラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブランは、上記2シャトーの葡萄をブレンドした唯一無二の複雑性が魅力の贅沢品。生産量の少なさに加え、国外へ輸出される量が限られているため、非常に稀少なアイテムです。ソーヴィニヨン・ブラン52%、セミヨン48%で造られます。ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランは、「世界で最も偉大な辛口白ワインの1つである」と称される稀少な1本。セミヨンを約70〜80%という高い比率で配合し、芳醇なアロマが香る濃密な味わいと長い余韻を持ち合わせています。対するオー・ブリオン・ブランは僅か3haの畑から生まれる、複雑なアロマと荘厳なストラクチャーが魅力の、ボルドーブランの最高峰。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランが約半分ずつという独自のアッサンブラージュで造られます。


最後はイグレックとシャトー・ディケムで締めくっていただきます。イグレックはシャトー・ディケムと同じテロワールで育ったブドウを、徹底的にこだわり抜き、追求して造られます。その香りはディケムそのもの。そして辛口白ワインの中で最も長命です。44年経過してそろそろ飲み頃に入っていますでしょうか?ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン25%の配合です。そして大トリのシャトー・ディケムは、世界の貴腐ワインの頂点に君臨し、その玉座は永遠に不変です。2001年は近年の最高評価のヴィンテージで、その中でもディケムはモンスター級。完全なる成功を収め、欠点ひとつない完璧な出来栄えです。その美しい色合いととろけるような甘さの世界は、どんな人をも虜にします。セミヨン80%とソーヴィニヨン・ブラン20%が織りなす魅惑の液体で昇天して下さい。


ぜひこの機会に優雅でエレガントなボルドーの白ワインを、ご堪能してみてはいかがでしょうか。皆様のご予約をスタッフ一同お待ちしております。

5 May 2022
3 Tuesday

~1990年ヴィンテージで検証!~

スーパーセカンド 1級への挑戦状

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥77,700 消費税・サービス料別

Chateau Cos d`Estournel (Saint Estphe) P.P95
1990 シャトー・コス・デストゥルネル(サン・テステフ)
Chateau Montrose(Saint Estphe) P.P100
1990 シャトー・モンローズ(サン・テステフ)
Chateau Lynch Bages(Pauillac) P.P95
1990 シャトー・ランシュ・バージュ(ポイヤック)
Chateau Pichon Longueville Baron(Pauillac) P.P96
1990 シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(ポイヤック)
Chateau Leoville Las Cases(Saint Julien) P.P97
1990 シャトー・ラス・カーズ(サン・ジュリアン)
Chateau Palmer(Margaux)P.P90-92
1990 シャトー・パルメ(マルゴー)
Chateau Latour(Pauillac) P.P98
1990 シャトー・ラトゥール(ポイヤック)
Chateau Margaux(Margaux) P.P100
1990 シャトー・マルゴー(マルゴー)

まずはサン・テステフ村から、永遠のライバル、コス・デストゥルネルとモンローズの2シャトーをご用意しました。永遠のライバル関係にいるこの2シャトーは、毎年その出来栄えを争います。そして、ポイヤック村からは、5級格付けながらその高い品質が評価されるランシュ・バージュと、2級筆頭のピション・ロングヴィル・バロンの2シャトー。サン・ジュリアン村からは、スーパーセカンドの最高峰レオヴィル・ラスカーズ。そしてマルゴー村からは、この村最高の立地にあり、シャトー・マルゴーに次ぐ人気と実力を誇るパルメを選出。いずれも1990年はシャトーの長い歴史の中でも、大成功を収めたヴィンテージです。

受けて立つのは、格付け第1級のご存じシャトー・ラトゥールとシャトー・マルゴー。ラトゥールは5大シャトーの中でも常に最高の品質を誇り、力強く鮮烈な個性を放ち、完璧なまでの品質主義により、常に進化を続ける偉大なシャトーです。その1990年はスケールの大きな超大作となりました。そしてマルゴーは、5大シャトーの中で最も高貴でエレガンスを極めるメドックの女王、その華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいは、ボルドーの宝石と讃えられています。1990年は一点の非の打ち所もない完璧な出来栄え。特にマルゴーとモンローズはP P100点の高評価で群を抜きます。現時点での実力は如何に?どうぞ皆様ご自身でご判断ください。

4 April 2022
29 Friday

~較べて見えるモレ村の全容~

大解剖!モレサンドニ村

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥78,800 消費税・サービス料別

2007 Clos de la Roche Vielle Vigne(Ponsot)
2007 クロ・ド・ラ・ロシュ・ヴィエーユ・ヴィーニュ(ポンソ)
2007 Clos Saint Denis(Dujac)
2007 クロ・サン・ドニ(デュジャック)
2007 Clos de Lambray(Lambray)
2007 クロ・ド・ランブレ(ランブレ)
2007 Clos de Tart(Mommessin)
2007 クロ・ド・タール(モメサン)
2007 Bonne Mares(R.Groffier)
2007 ボンヌ・マール(ロベール・グロフィエ)
2007 Musigny(Vogue)
2007 ミュジニー(ヴォギュエ)
2007 Romanee Saint Vivant(Lucien Le Moine)
2007 ロマネ・サン・ヴィヴァン(ルシアン・ル・モワンヌ)

モレサンドニ村は、村の3割をグランクリュが占め、中世から評判の高い畑が現在のグランクリュになっています。文献によるとクロ・ド・タールは1141年に聖ヨハネ騎士団がノートルダム・ド・タール寺院に売却したという記述があり、その前から素晴らしいワインが出来上がっていました。クロ・サン・ドニも同じような長い歴史を有しています。

当日ご用意する2007年は、ブルゴーニュ好きが愛する透明感とミネラルにあふれた、最もブルゴーニュらしいヴィンテージ。美しく成熟し、飲み頃に入ったヴィンテージです。この村の5つのグランクリュを並べて、水平テイスティングをするだけでもその畑の個性、テロワールを十二分に感じられますが、隣接する2つの偉大なグランクリュと合わせて飲むことで、さらにそのテロワールの違いを感じていただきます。ポンソ、デュジャック、グロフィエ、ヴォギュエという、その畑のみならずブルゴーニュを代表する生産者と、モノポールのクロ・ド・タール、ほぼモノポールのクロ・ド・ランブレの7つのグランクリュを豪華に並べて比較してください。ブルゴーニュの歴史の成り立ち、畑の遍歴、生産者の力量などに思いは馳せ、どうぞご堪能ください。

3 March 2022
20 Sunday

~9つのグラン・クリュ~

【ブルゴーニュワインの王様】

コース料理無し
定員13名様
9 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

2012 Chambertin(Rossignol Trapet)
2012 シャンベルタン(ロシニョール・トラペ)
2012 Chambertin Clos de Beze(Faiveley)
2012 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(フェヴレ)
2012 Ruchottes Chambertin Clos des Ruchottes(A.Rousseau)
2012 リュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット(アルマン・ルソー)
2012 Griotte Chambertin(Ponsot)
2012 グリオット・シャンベルタン(ポンソ)
2012 Charmes Chambertin(Dugat Py)
2012 シャルム・シャンベルタン(デュガ・ピィ)
2012 Mazoyeres Chambertin(Perrot Minot)
2012 マゾワイエール・シャンベルタン(ペロ・ミノ)
2012 Latricher Chambertin(D.Laroze)
2012 ラトリシエール・シャンベルタン(ドルーアン・ラローズ)
2012 Mazis Chambertin(Maume)
2012 マジ・シャンベルタン(モーム)
2012 Chapelle Chambertin(L.Jadot)
2012 シャペル・シャンベルタン(ルイ・ジャド)

2012年の天候は恵まれたものではありませんでした、しかし小粒の実が混ざる事で味わいとしてはとてもポジティヴな結果になりました。果実味も酸味も濃縮感が有り、液量に対する果皮の割合の増加でタンニンも豊富、ワインの質としてはいわゆるビックヴィンテージに近いものとなりました。ある意味奇跡のヴィンテージです。

①シャンベルタン(ロシニョール・トラペ)
力強さやフィネス、ジュヴレの美質全てが見事に融合したブルゴーニュの王様。
ジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を置くロシニョール・トラぺは、ジュヴレ・シャンベルタンでも名高い区画の持ち主として知られた、ルイ・トラペの分割により誕生したドメーヌ。

②シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(フェヴレ)
ブルゴーニュ随一の歴史ある畑から生まれる、並外れた芳香と際立った緻密さ。
かつてベーズ修道院の持ち物であった、由緒正しいグラン・クリュ。フェヴレはここに自社畑を所有する。

③リュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット(アルマン・ルソー)
痩せた土壌由来のミネラルと強い骨組みが特徴。きめ細やかで洗練した味わい。
モノポール畑クロ・デ・リュショット。小さな畑ではあるが、上部と下部に分けられ、上部の一部の畑はクロ・デ・リュショットという名で、アルマン・ルソーが単独所有している。

④グリオット・シャンベルタン(ポンソ)
ジュヴレ最小の特級畑。野生のサクランボのアロマと肉厚な果実味が魅力。
グリオットはジュヴレ・シャンベルタンでは異質のエレガントなワインを生み出す。香りは名前のとおりグリオット(ダークチェリー)を感じさせます。
ドメーヌ元詰めの先駆け、ディジョン・クローンの生みの親。

⑤シャルム・シャンベルタン(デュガ・ピィ)
凝縮したみずみずしい果実味と柔らかさに心惹かれる、愉しみ溢れるワイン。
ベルナール・デュガ・ピィは、従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇る生産者です。こちらのシャルム・シャンベルタンは、全体の3分の2がシャルム・シャンベルタンで、3分の1はマゾワイエール・シャンベルタンがブレンドされています。マゾワイエールはシャルムを名乗ることもでき、ドメーヌでは最初に所有したマゾワイエールがシャルムと近接した区画で、土壌的な差が見られなかったため、シャルムにブレンドしてひとつのキュヴェとしております。

⑥マゾワイエール・シャンベルタン(ペロ・ミノ)
エレガントかつ、際立ってフレッシュで濃厚な野生味、がっしりとした男性的な味わい。
現当主クリストフが父親アンリの後を継いでから劇的に品質の向上が図られました。

⑦ラトリシエール・シャンベルタン(ドルーアン・ラローズ)
軽快な味わいで女性的とも表される、繊細でミネラリーなスタイル。
高い品質を誇るジュヴレ・シャンベルタンの老舗ドメーヌ。現在、5代目当主のフィリップ・ドルーアン氏は、「ミスター・グラン・クリュ」の異名を持つ人物。

⑧マジ・シャンベルタン(モーム)
はじけるほどの果実感に、豊富なタンニンと酸。傑出した力強さが特徴。
古典的なジュヴレ・シャンベルタンの造り手として知られるドメーヌ・モームの樹齢70年を超えるフラッグシップのマジ・シャンベルタン。

⑨シャペル・シャンベルタン(ルイ・ジャド)
豊かな芳香と気品。スタイリッシュにまとめられたバランス感に優れた味わい。
ルイ・ジャドの自社畑 ドメーヌ物のシャペル・シャンベルタンは、樹齢50年以上の古樹から僅かしか造られない珠玉のワイン。

9つの特級畑を是非飲み比べることで、ブルゴーニュのワインを楽しむ醍醐味のひとつであるテロワールの違いを堪能してみてはいかがでしょうか。

2 February 2022
23 Wednesday

ボルドー右岸のガレージワイン

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥39,800 消費税・サービス料別

2009 Le Dome(Saint-Emilion)
2009 ル・ドーム(サン・テ・ミリオン)
2001 Chateau La Gomerie(Saint-Emilion)
2001 シャトー・ラ・ゴムリー(サン・テミリオン)
2000 Chateau Peby Faugeres(Saint-Emilion)
2000 シャトー・ペビ・フォジェール(サン・テミリオン)
1998 Chateau de Valandraud(Saint-Emilion)
1998 シャトー・ド・ヴァランドロー(サン・テミリオン)
1996 La Mondotte(Saint-Emilion)
1996 ラ・モンドット(サン・テミリオン)
1990 Chateau Clinet(Pomerol)
1990 シャトー・クリネ(ポムロール)
1988 Chateau La Fleur de Gay(Pomerol)
シャトー・ラ・フルール・ド・ゲ(ポムロール)

2月後半のワイン会は、「ボルドー右岸のガレージワイン」と題して、生産量12,000本以下のワイナリーにフォーカスしたワイン会です。ガレージワイン=醸造設備も整っていないガレージで造られているワインから、Vin de Garageと呼ばれたのが始まりです。1991年にヴァランドローがリリースされて、この名前が定着しました。少量生産のため高品質、かつ高評価で手に入りにくく、その希少性からビジネス的にも大成功しシンデレラ・ストーリーが出来上がりました。それはカリフォルニアのカルトワインにも通じます。ちなみに右岸を代表するペトリュスは3万本、シュヴァル・ブランは8万本の生産量です。


スタートは2009年ル・ドームから。シュヴァル・ブランを超えるワインを造るという明確な目標のため、セパージュはカベルネフラン75%、メルロ25%という構成です。1996年がファーストヴィンテージで、年間6000〜8000本程。2009年はPP99という高評価で、しなやかでエレガントなスタイルです。続くラ・ゴムリーはボーセジュール・ベコがオーナーの、メルロ100%、年産9000本の贅沢なキュヴェ。1995年が初リリースです。そしてグレートヴィンテージ2000年ペビ・フォジェールは、シャトー・フォジェールの南向きの小区画から造られるミクロキュヴェで1998年に初リリース。メルロ100%、新樽100%、ミッシェル・ロランがコンサルタントの濃密で豊満な味わい。


続いて元祖シンデレラワインの1998ヴァランドローです。お金のないジャン・リュック・テヌヴァンが、1991年に自宅の隣のガレージで、手作業で1280本のワインを造り、その途方もなく凝縮して豊かなヴァランドロー・スタイルが完成しました。現在はプルミエ・グランクリュ・クラッセBに昇格し、その過程はまさにシンデレラストーリー。95年以降畑を買い足し上品でフィネスのある方向へ徐々に移行しています。1998年は右岸の最上年。ラ・モンドットは突如1996年に彗星の如く現れた夢のワインです。所有者はステファン・フォン・ナイペルグ伯爵、そしてこの年から天才醸造家ステファン・ドルノンクールがワイン造りを担当しました。何の前触れもなくいきなり超大作が生まれたので、その高密度の凝縮感、極上クラスのシルキーな触感、驚異的なエキス分、そしてフィネスに溢れたスタイルに世界中が驚きました。「プラトー」と呼ばれる最高のテロワールに位置し、年産10000万本、メルロ85%、カベルネ・フラン15%の構成です。96年はミネラリーで硬質、輪郭のはっきりした知的なヴィンテージ。


そして、ポムロールからシャトー・クリネ1990年。1989年にPP100を出し、センセーショナルな成功を収めた次のヴィンテージで、その出来はほぼ遜色のないレヴェルといえます。テロワールもペトリュスやラフルールに近く、最高の条件が揃っています。サン・テミリオンとは違うポムロールの大地からくる豊潤さは、ほとんど退廃的と呼べるもの。最後はクリネの隣人、ラ・クロワ・ド・ゲの最上キュヴェであり、ペトリュスの隣のわずかな古木の区画から造られるラ・フルール・ド・ゲです。メルロ100%で造られたこの豪華なスタイルのワインは、年産六千本程度で、その有無を言わせぬ美味しさにはポムロールの魅力が凝縮しています。


メルロのもつ多様性と美味しさを改めて感じさせてくれるラインナップ。ぜひ皆様のご予約をスタッフ一同お待ちしております。

2 February 2022
11 Friday

~ブルゴーニュの煌めく真珠~

華麗なるグロファミリー

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

2008 Echezeaux Les Loachausses(A.Gros)
2008 エシェゾー・レ・ロアショス(アンヌ・グロ)
2006 Clos Vougeot Grand Maupertuis(M.Gros)
2006 クロ・ヴージョ・グラン・モーペルテュイ(ミシェル・グロ)
1993 Vosne Romanee Clos des Reas
1993 ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア(ジャン・グロ)
2013 Richebourg(Anne-Francoise Gros)
2013 リシュブール(アンヌ=フランソワーズ・グロ)
2010 Richebourg(Gros Frere et Soeur)
2010 リシュブール(グロ・フレール・エ・スール)
2004 Richebourg(A.Gros)
2004 リシュブール(アンヌ・グロ)
1989 Richebourg(J.Gros)
1989 リシュブール(ジャン・グロ)

2月のワイン会は、「華麗なるグロファミリー」と題して、ヴォーヌ・ロマネ村の名門一族の珠玉のワイン群を味わっていただきます。ブルゴーニュは遺産相続により畑の細分化が進み、一つの畑に多くの生産者がひしめき合い、さらに同じ苗字の生産者が同じ畑を所有していたり、関係性も含めてややこしいことこの上ありません。今回はその中でも最も厄介な、グロ家にフォーカスして、現時点での実力や、その来歴までスッキリさせてしまいます。取り揃えたワインも素晴らしい物ばかり、さあ楽しみましょう!

まずは簡単にグロ一族の歴史を整理すると、1830年にアルフォンス・グロがドメーヌを創設。2代目がルイ・ギュスターブ、3代目がジュール、そして4代目のルイが現在のグロファミリーの広がりの礎となります。ルイ・グロには4人の子供がいて、1951年になくなったことにより、その畑が4分割されます。グロ一族はルイ・グロから派生した4つのドメーヌという事ですね。

ここから少しだけ話がややこしくなりますが、ルイ・グロの4人の子供(フランソワ、ジャン、コレット、ギュスターブ)の内、フランソワの畑は一人娘のアンヌが畑を引き継ぎアンヌ・グロに。最も有名で伝説的な名人ジャンの畑は3人の子供(ミシェル、ベルナール、アンヌ・フランソワーズ)に3分割され、それぞれミシェル・グロ、グロ・フレール・エ・スール、アンヌ=フランソワーズ・グロに。ルイ・グロの残る2人の子供コレットとギュスターブの畑は一括してグロ・フレール・エ・スールに渡りました。

それでは5代目ジャン・グロと6代目のアンヌ・グロ、ミシェル・グロ、グロ・フレール・エ・スール、アンヌ=フランソワーズ・グロの5人が造るワインの競演の始まりです。まずはグロ家の枠を超え、現在ブルゴーニュ最良の生産者アンヌ・グロの2008年エシェゾーからスタートです。区画はロアショス。果実味の強いアンヌ・グロのワインゆえ、酸味とミネラルが豊かな2008年は大成功した素晴らしいヴィンテージです。続いてジャン・グロの長男ミシェル・グロ所有の唯一のグランクリュ、クロ・ヴージョをご用意致します。1920年に取得した最上部グラン・モーペルテュイの一画。ヴィンテージは2006年です。続いて1860年に取得したグロ家の象徴、モノポールのクロ・デ・レアの1993年です。1995年に引退したジャン・グロ最晩年の作。なおジャン・グロの長男ミシェルはこの畑を分割させないため、リシュブールの相続を諦めたという逸話があります。

さて、後半は1882年に2代目ルイ・ギュスターブが購入したリシュブール4種の夢の共演です。類い稀なき素晴らしさが約束されているこの畑のワインは、どうぞ存分にお楽しみ下さい。その立地も最高です。特に1989年のジャン・グロは、本人の最盛期でかつ最高のヴィンテージ。これを逃したら今後出会うことは間違いなく極めて困難です。

当日はリシュブールの妖艶可憐な芳香に包まれて下さい。スタッフ一同皆様のご予約をお待ちしております。

1 January 2022
9 Sunday
新春スペシャルワイン会

〜10年後のお宝ワインを探して〜

2032年の宝箱

コース料理無し
定員12名様
7 glass set 55cc
¥38,800 消費税・サービス料別

2018 Chambolle Musigny Les Cabottes(C.Tremblay)
2018 シャンボール・ミュジニー・レ・カボット(セシル・トランブレイ)
2018 Chambolle Musigny Les Fuees(J.F.Mugnier)
2018 シャンボール・ミュジニー・レ・フュエ(ジャック・フレデリック・ミュニレ)
2016 Echezeaux(H.Naudin-Ferrand)
2016 エシェゾー(アンリ・ノーダン・フェラン)
2014 Vosne Romanee Les Reas(Bizot)
2014 ヴォーヌ・ロマネ・レ・レア(ビゾ)
2014 Nuits Saint Georges Les Murgers(S.Cathiard)
2014 ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ミュルジェ(シルヴァン・カティアール)
2012 Chambertin Clos de Beze(P.Minot)
2012 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(ペロ・ミノ)
2011 Chambertin(D.Mortet)
2011 シャンベルタン(ドニ・モルテ)

2022年最初のワイン会は、「2032年の宝箱」と題して、10年後を見据えてお宝ワインを探す一日です。世代交代によって偉大なワインを造っているライジングスターが、10年後にお宝ワインになっているかを探っていきます。

まずは2018年セシル・トランブレのシャンボール・カボットからスタートします。近年葡萄が最も熟した最良のヴィンテージで、造り手は今をときめくスター生産者。女性であることから次世代のラルー・ビーズ・ルロワと言われています。アンリ・ジャイエに繋がる家系という家柄も注目されている所以でしょうか?フィネスに溢れエレガントなシャンボールらしさ満開のワインです。そしてシャンボールで比べるなら現在この人を置いて他にいません。シノワのミュジニーの8トップドメーヌのワイン会では最高評価のジャック・フレデリック・ミュニレが造るレ・フュエはプルミエ・クリュ最上の畑です。

続く2つのワインはビゾとその奥様のドメーヌです。奥様のクレール・ノーダンが造るエシェゾーは酸化防止剤を極力減らしたナチュールな造り。10年後にはすごい評価になっているかも知れません。そしてジャン・イヴ・ビゾは現在世界で最も人気がある生産者。誰もが想像できない程の衝撃的な値上がりをしています。近くビゾのエシェゾーはルーミエのミュジニー並みの値段になるかもしれません。アンリ・ジャイエと繋がりがあり、隣人でその教え子という来歴は、アンリ・ジャイエの偉大さを今更ながら痛感させられます。今回はそのビゾが造る小区画レ・レアをご用意致しました。

続くシルヴァン・カティアールは現在ブルゴーニュ最高の造り手と言っても誰からも文句の出ない生産者。現当主セバスチャンが引き継いだ2011年以降はさらに評価が上がり、ますますピュアで美しいワインへと進化しています。ワインの質で言うと現在ブルゴーニュで最高峰はこのドメーヌのワインです。今回ご用意したニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ミュルジェは樹齢70年超えで、ヴォーヌ・ロマネの優雅さとニュイ・サン・ジョルジュの濃厚さを併せ持つスタイル。そこに繊細さとピュアさが重なり合います。

最後の2つのワインはジュブレ・シャンベルタン村のスター生産者。1993年にドメーヌを引き継いだクリストフもアンリ・ジャイエの教え子です。最初の濃厚な造りが徐々に進化し、際立った完成度のワインになりました。その中でも2012年はこの生産者の最高傑作。ネゴスものですが、ペロ・ミノが造った全てのドメーヌ物より優れています。ほぼ完璧な球体はブルゴーニュワインの最高到達点と言う素晴らしい出来栄え。最後の王様シャンベルタンは、アルノーが継いでブルゴーニュ最上の美を体現したドメーヌです。まだまだ発展途上ですが、その素晴らしさは十分味わえます。その凝縮して外交的な性格は内面美のクロ・ド・ベーズと対照的。隣り合う畑から生まれる2つの世界をお楽しみください。

ブルゴーニュの将来性をも見極められる一日。スタッフ一同皆様のご予約をお待ちしております。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
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