regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

1 January 2026
11 Sunday

~2026年の幕開けは「聖ジョルジュの夜」から~

【Happy Nuits Year ! 】


¥39,800 消費税・サービス料別

2020 Nuits Saint Georges Aux Murgers (M.Camuzet)
2020 ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ミュルジュ (メオ・カミュゼ)
2017 Nuits Saint Georges Aux Boudots (P.Y.C.Morey)
2017 ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ブド (ピエ―ル・イヴ・コラン・モレ)
2011 Nuits Saint Georges Clos de la Marechale (J.F.Mugnier)
2011 ニュイ サン ジョルジュ・クロ・ド・ラ・マレシャル( ジャック・フレデリック・ミュニエ)
2001 Nuits Saint Georges. La Richemone Vieilles Vignes (P.Minot)
2001 ニュイ・サン・ジョルジュ・ラ・リシュモーヌ・ヴィエーユ・ヴィーニュ (ペロ・ミノ)
1999 Nuits Saint Georges (E.Rouget)
1999 ニュイ・サン・ジョルジュ(エマニエル・ルジェ)
1999 Nuits Saint Georges Aux Perdrix (Perdrix)
1999 ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ペルドリ(ペルドリ)
1996 Nuits Saint Georges Les Vaucrains (R.Chevillon)
1996 ニュイ・サン・ジョルジュ・ヴォークラン(ロベール・シュヴィヨン)

まずは、ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエ氏の後継者とも言われるメオ・カミュゼと、近年その実力は飛ぶ鳥を落とす勢いの評価のマルク・コランの息子、ピエール・イヴ・コラン・モレからスタートします。両者の畑「オー・ミュルジュ」と「オー・ブド」は、ヴォーヌ・ロマネ側にある隣同士の一級畑。

次は、世界的に評価が高く希少なジャック・フレデリック・ミュニエ。「クロ・ド・ラ・マレシャル」の畑は、この村南端に位置し、1902年からモノポールとして単独所有していますが、50年間フェブレイに貸与していた畑です。2003年に契約終了のため返還され、エレガントなミュニエのスタイルへと復活を遂げました。

続いて、神様アンリ・ジャイエ氏の遺伝子を継ぐペロ・ミノとエマニエル・ルジェの登場です。ペロ・ミノの「ラ・リシュモーヌ」は、ヴォーヌ・ロマネ寄りに位置する畑で、2000年に引退をしたペルナン・ロサンが所有していた畑を手に入れたものです。樹齢はほぼ100年という超古木。ルジェは1995年に引退したアンリ・ジャイエの甥で、そのほとんど全ての畑を引き継ぎました。村名ワインといえども1999年のグレートヴィンテージです。

そして、フランスのワイン誌「ラ・レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」にて女性初の最優秀醸造家に輝いた醸造家ナディーヌ・ギュブランを採用し、瞬く間に有名ドメーヌの仲間入りを果たしたドメーヌ・デ・ペルドリの「オー・ペルドリ」。ペルドリはフランス語で山ウズラを指しますが、ワインでは色調として山ウズラの眼の色(ウイユ・ド・ペルドリ)という表現としても使われます。フランス料理ではペルドローと言われます。ドメーヌがこの畑の99パーセント所有しているため、ラベルにはQuasi Monopole(ほぼモノポール)と記載されています。当日はペルドローがご用意できれば最高ですね。

最後に、現在ニュイ・サン・ジョルジュ村随一の名門生産者ロベール・シュヴィヨンから、特級畑に昇格するならばと必ず候補として挙げられる「レ・ヴォークラン」で締めくくります。レ・サン・ジョルジュとカイユと接し、一番上部に位置します。ドメーヌでは試飲の際最後に出されるワインという事からも、最も優れている評価をされています。グレート・ヴィンテージの1996年です。

シノワ銀座店、2026年最初のワイン会、スタッフ一同皆様のご参加お待ち致しております。

12 December 2025
21 Sunday

〜熟成の官能美に溺れて〜

偉大なブルゴーニュ年代記


¥118,000 消費税・サービス料別

1996 Romanée-Saint-Vivant(l'Artot)
 ロマネ・サン・ヴィヴァン(ラルロ)
1996 Richebourg (A.Gros)
リシュブール(アンヌ・グロ)
1989 Musigny (J.Prieur)
ミュジニー(ジャック・プリウール)
1979 Chambolle Musigny Les Amoureuses (Vogue)
シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ(ヴォギュエ)
1976 Vosne-Romanée Les Beaumonts (A.Cathiard)
ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン(アンドレ・カティアール)
1976 Vosne-Romanée Clos de Reas (J.Gros)
ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア (ジャン・グロ)
1973 Echezeaux (M.Mugnuret)
エシェゾー (モンジャール・ミュニレ)

12月ワイン会第2弾は、ブルゴーニュ最良のテロワール、最上の造り手にフォーカスしたワイン会です。

まずは1996年のグラン・クリュ2種を比較していただきます。
ブルゴーニュで永遠のライバル関係にある、「ロマネ・サン・ヴィヴァン」と「リシュブール」からスタートします。デュジャックのジャック・セイスの元で修行し、その造りを引き継いだ唯一の生産者ラルロと、グロ一族を代表するアンヌ・グロ。

聖地「ミュジニー」からは、斜面上部のラ・コンブ・ドルヴォーの区画を唯一所有するジャック・プリウールをご用意致しました。グレート・ヴィンテージ1989年産です。
続いてこの村を象徴する造り手で、1450年創業のヴォギュエにバトンタッチ。畑は憧れの「レ・ザムルース」。グラン・クリュに最も近いと言われている畑から、現在最も飲み頃を迎えている1979年を。

その後はヴォーヌ・ロマネ村の1976年産1級畑を2種同時に楽しんで頂きます。「レ・ボーモン」と「クロ・ド・レア」。どちらもドメーヌの虎の子、そしてどちらも先代、名人の誉高いアンドレ・カティアールとジャン・グロです。

トリは70年台から80年台にかけて高い名声を誇った、先代ジャン・モンジャールの作です。この時代はスケールが大きく豊潤、そして退廃的。ワインはグラン・クリュ「エシェゾー」です。ブルゴーニュ史に輝く綺羅星のワインが、熟成の時を経て煌びやかな官能美を放ちます。

スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

12 December 2025
14 Sunday

~5大シャトー プラス2~

偉大なボルドー年代記


¥99,800 <消費税・サービス料別>

1983 Chateau Mouton Rotsuchild(Pauillac)
 シャトー・ムートン・ロートシルト(ポイヤック)
1983 Chateau Latour(Pauillac)
シャトー・ラトゥール(ポイヤック)
1983 Chateau Lafite Rotsuchild(Pauillac)
シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
1970 Chateau Haut Brion(Pessac-Leognan)
 シャトー・オー・ブリオン(ペサック・レオニャン)
1959 Chateau Leoville Las Cases(Saint-Julien)
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ(サン・ジュリアン)
1957 Chateau Ducre Beaucaillou(Saint-Julien)
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ (サン・ジュリアン)
1957 Chateau Margaux( Margaux)
シャトー・マルゴー (マルゴー)

12月ワイン会第1弾は、ボルドーの5大シャトーにスーパーセカンド2シャトーを加え、豪華なラインナップで開催します。

まずは1983年の5大シャトーから、ポイヤック村の綺羅星シャトーの三つ巴対決です。
1855年の格付け当時は2級筆頭ながら唯一例外として昇格した「シャトー・ムートン・ロートシルト」、最もスケールが大きく逞しく荘厳な「シャトー・ラトゥール」、格調とエレガンスの極致にしてノーブルの粋「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の比較です。

続いてグラーヴ地区ながら圧倒的な品質のため1級に格付けされた「シャトー・オー・ブリオン」。

その後はスーパーセカンドを代表する「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」と「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」が続きます。1959年は20世紀最高のヴィンテージに数えられる超当たり年。

トリは「シャトーマルゴー」で本日の余韻をお楽しみください。

1950年代はクラシック・ボルドーを堪能できる最後の時代、ボルドーワインが美しく花開いた姿を、どうぞお楽しみください。
スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

11 November 2025
23 Sunday

〜白トリュフとジビエで楽しむピエモンテ〜

ピエモンテの宝石


¥68,800 <消費税・サービス料別・コース料理付き>(白トリュフのウフ・ブルイエ+白トリュフのリゾット+ジビエ料理)

2021 Gaia & Rey Chardonnay (Gaja)
2022 ガヤ・アンド・レイ・シャルドネ(アンジェロ・ガヤ)
2017 Barolo Romirasco (A.Conterno)
2017 バローロ・ブッシア ロミラスコ (アルド・コンテルノ)
2007 Barolo Cerequio (R.Voerzio)
2007 バローロ・チェレクイオ(ロベルト・ヴォエルツィオ)
2000 Costa Russi (Gaja)
2000 コスタ・ルッシ (アンジェロ・ガヤ)
1998 Barbaresco Vigneto Brich Ronchi (A.Rocca)
1998 バルバレスコ・ヴィニェート・ブリック・ロンキ (アルビーノ ロッカ)
1993 Barolo Bric del Fiasc (P.Scavino)
1993 バローロ・ブリック・デル・フィアスク(パオロ・スカヴィーノ)
1990 Barolo Falletto Vigna Le Rocche Riserva Red Label (B.Giacosa)
1990 バローロ・ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ・リゼルヴァ (ブルーノ・ジャコーザ)

スタートは帝王ガヤが造るイタリア・シャルドネの最高峰「ガヤ&レイ」。イタリアのモンラッシェと称されるこのワインは、娘のGAIAと祖母のREIに捧げられたキュヴェです。いかにもイタリアらしい家族の名を冠したリッチなワインから幕開きです。続いてバローロの頂点に立つ生産者の一人、アルド・コンテルノが造る3つのクリュの中の最高峰「ロミラスコ」です。アルド・コンテルノのワインは数あるバローロの中で、薔薇の花束を彷彿とさせる陶酔的な香りが魅力の、最もエレガントで品格があり美しいスタイル。続くロベルト・ヴォエルツィオはランゲのラ・モッラ村で1986年に創業し、バローロ最高の栽培家と言われています。その徹底した低収量は、1本の樹から2〜3房の収穫、さらに1房の半分近くをカットし、より熟度の高い実のみを使うため、できるワインは凝縮してエネルギーに満ち、ネクターのようなエッセンスを感じます。「チェレクイオ」はバローロ最上の畑の一つで、その斜面上部のみを所有しています。

続いてバルバレスコから2種のワインをご用意しました。アンジェロ・ガヤは伝統的な大樽での長期熟成のスタイルに、バリックと単一畑の概念を持ち込んだ革新者です。1967年に購入した「コスタ・ルッシ」の畑は、たっぷりした果実味と優美な酸味、フィネスがあり繊細でエレガント。続くアルビーノ・ロッカの「ヴィニェート・ブリック・ロンキ」は、バルバレスコの中でも最高評価の畑の一つで、ガヤと並び称される生産者です。樹齢も60〜80年、有機農法で栽培されています。ブルゴーニュに何度も赴き影響を受けたその造りは、滑らかで官能的、奥行きのある複雑な味わいを堪能できます。

最後は熟成した偉大なクリュのバローロに戻ります。パオロ・スカヴィーノは1921年創業という歴史ある生産者でありながら、モダンバローロの旗手。1993年の「ブリック・デル・フィアスク」が世界でセンセーショナルを巻き起こし、現代バローロの先駆けになった傑作です。非常に丁寧な抽出で種に含まれる強烈なタンニンを除去したそのワインは、力強さとシルキーな舌触りのバローロを生み出しました。大トリは誰もが憧れるブルーノ・ジャコーザの赤ラベルです。それも最高峰のヴィンテージ、1990年をご用意いたしました。畑はセッラルンガ・ダルバ村の標高300メートルに位置するファレットの中で最上の区画「ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ」です。レースを思わせる優美なタンニンと美しい酸味、豊かなミネラル、そして濃密でありながら、飛翔するが如く軽やかで完全な球体のバランス。バローロの真髄を味わえます。
秋の夜長に素晴らしいピエモンテのワインと料理で、素敵な時間をお過ごしください。どうぞお楽しみに!

11 November 2025
2 Sunday

~ポルチーニと幻のキアニーナ牛で楽しむトスカーナ~

トスカーナの至宝


¥58,800 <消費税・サービス料別・コース料理付き>ワインは、各60cc(ただし最後のマグナムボトルは100cc)ポルチーニソテー、蝦夷鹿ラグーのスパゲッティーニ、キアニーナ牛のビステッカ180g)

2022 Massetino (Tenuta dell'Ornellaia)
2022 マッセティーノ(テヌータ・デル・オルネライア)
2018 Brunello di Montalcino Selezione Madonna delle Grazie (Il Marroneto)
2018 ブルネロ・ディ・モンタルチーノ・セレツィオーネ・マドンナ・デッレ・グラツィエ(イル・マッロネート)
2015 Brunello di Montalcino Riserva (Poggio di Sotte)
2015 ブルネロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ(ポッジョ・ディ・ソット)
2005 Brunello di Montalcino Tenuta di Nuova (Casanova di Neri)
2005 ブルネロ・ディ・モンタルチーノ・テヌータ・ディ・ヌオヴァ(カサノヴァ・ディ・ネリ)
2003 Ornellaia (Tenuta dell'Ornellaia)
2003 オルネッライア(テヌータ・デル・オルネライア)
1997 Tenuta di Trinoro 1500ml (Tenuta di Trinoro)
1997 テヌータ・ディ・トリノーロ・マグナム(テヌータ・ディ・トリノーロ)

スタートはボルゲリを代表する生産者、オルネッライアが造るメルロの傑作、イタリアのル・パンとも称されるマッセートのセカンド、マッセティーノです。同じ区画の若樹から、90%メルロ、10%カベルネ・フランの割合で造られます。ゴージャスで官能的、WA95点の高評価。2017年に初リリースされました。その後はブルネロ・ディ・モンタルチーノが3種続きます。まずはイル・マッロネートの最上級キュヴェ、2018年のマドンナ・デッレ・グラツィエから。2010年と2016年にWA100点を獲得。「モンタルチーノにおける完璧なサンジョベーゼ」と称賛されたこのスペシャル・キュヴェは、標高400メートルに位置する単一畑で、2500リットルの大樽で41カ月熟成されています。シルクの舌触りと繊細さ、しなやかで長い余韻、イタリアンエレガンスの最高峰です。続いてポッジョ・ディ・ソットが造る2015年のリゼルヴァ。こちらも2016年にWA100点を獲得、2015年はそれに匹敵する出来です。畑は標高200〜400メートルの斜面に位置し、芳醇で透明感の際立つピュアさを持っています。カサノヴァ・ディ・ネリ2005年テヌータ・ディ・ヌオヴァは、ワインスペクター誌2006年版年間トップ100の第1位を獲得した、ブルネロ史上でも歴史的なワインです。2つの最高区画の畑から造られたこのワインは、複雑で厚みのあるシルキーなスタイルで、豊かで滑らかで色気があり、旨みもたっぷり。こちらも2006年、2010年で100点を獲得。

続く2種はスーパータスカン。ボルゲリワインの黎明期の一つであり筆頭、1981年にロドヴィゴ・アンティノリにより設立され、1985年に生まれたオルネッライアです。2003年はカベルネ・ソーヴィニヨン60%、カベルネ・フラン20%、メルロ15%、プティ・ヴェルド5%という、まさにボルドーブレンド。ワインはボルドーに比べると色彩に富み、明るく優美。最後はトスカーナ南東部サルテアーノという、周りに全くワイナリーがないトスカーナの原風景が広がる未開の地に設立された新星テヌータ・ディ・トリノーロ。畑は標高450〜650メートルという高地にあり、内陸のため昼間は高温で昼夜の寒暖差が大きいエリアです。オーナーのアンドレア・フランケッティ氏は、収穫を40回に分け、ヘクタール辺り1万本の超密植、1本の樹から5房のみという、徹底した厳格さ。シュヴァル・ブランに憧れ目指している故、カベルネ・フランが大半を占めますが、そのワインは異次元のパワーを有し、旨みもたっぷり。トスカーナの煌めく太陽を感じさせます。徹底して豊かでおおらか、そして牛肉のステーキが食べたくなります。
皆様をトスカーナの丘にお連れします。どうぞお楽しみに!

10 October 2025
12 Sunday

~村名からグランクリュ、ドメーヌからネゴスまで、百花繚乱入り乱れ~

【20世紀最高のヴィンテージ!1990年】


¥68,800 消費税・サービス料別

1990 Gevrey Chambertin (R.Trapet)
1990 ジュブレ・シャンベルタン(ロシニョール・トラペ)
1990 Morey Saint Denis (T.Merme)
1990 モレ・サン・ドニ(トプノ・メルム)
1990 Chambolle Musigny Les Veroilles (G.Bartord)
1990 シャンボール・ミュジニー・レ・ヴァロワイユ(ジスレーヌ・バルト)
1990 Volnay Les Champans (de Montille)
1990 ヴォルネイ・レ・シャンパン(ド・モンティーユ)
1990 Volnay Champans (M.d`Angervill)
1990 ヴォルネイ・シャンパン(マルキ・ダンジェルヴィーユ)
1990 Echezeaux (J.Drouhin)
1990 エシェゾー(ジョゼフ・ドルーアン)
1990 Echezeaux (F.Vigot)
1990 エシェゾー(ファブリス・ヴィゴ)
1990 Clos de Vougeot (Grivelet Pere & Fils)
1990 クロ・ド・ヴージョ(グリヴレ・ペール・エ・フィス)

今回のワイン会は、20世紀におけるグレートヴィンテージ1990年の村名からグランクリュ、ドメーヌからネゴスまでの錚々たるワインを8アイテム揃えました。

まずは村名2種からスタートです。ロシニョール・トラペの村名ジュブレ・シャンベルタン。名門ルイ・トラペの直系トラペ家には2人の子供がおり、長男はジャン・ルイ・トラペを、ロシニョール家に嫁いだ娘は夫ジャック氏と共にロシニョール・トラペを始めました。この1990年は、ロシニョール・トラペとしてのファースト・ヴィンテージです。

次は、7代目となる兄ロマンと妹ヴィルジニーの兄妹がモレ・サン・ドニ村を拠点に運営を行っているトプノ・メルムのモレ・サン・ドニです。ペロ・ミノの当主クリストフ・ペロ・ミノとは従兄同士の間柄で、分割相続のため多くの畑で隣り合っていることもあり、実際に畑ではクリストフ・ペロ・ミノと協同栽培を行っています。2001年からビオロジックでの葡萄栽培を行っており、今や「モレ・サン・ドニのカリスマ」として注目される優良ドメーヌとなっています。

続いてプルミエ・クリュを3種。ジスレーヌ・バルトーのシャンボール・ミュジニー・レ・ヴァロワイユ。お父様が1999年に亡くなり、現在はジスレーヌが1人でワインを造っていますが、1990年は父娘の合作です。畑はボンヌ・マールの上部に位置し、豊富なミネラル感を備えたエレガントな味わい。

そして、2つのドメーヌのヴォルネイ・レ・シャンパンの競演です。ヴォルネイの代名詞は女性的、シャンボール・ミュジニーのようなボディのしなやかさや繊細さが個性です。「シャンパン」とは「傾斜の畑」という意味で、名前のとおり地表がきれいな曲面を描いている、とても水捌けのよい畑です。石灰質土壌の繊細さとミネラルの風味、粘土質土壌の力強さとボリューム感の調和が取れていて、ヴォルネイのキャラクターを最も良く表現しています。ド・モンティーユは300年の歴史を持つ家族経営のドメーヌで、1990年以降、銀行家として働いていた息子のエティエンヌがドメーヌでより責任のある仕事を担うようになりました。マルキ・ダンジェルヴィーユも約200年に渡り、ヴォルネイでワイン造りを続けている名門で、ヴォルネイ村の最高峰と言っても過言ではありません。

この後グラン・クリュが3種登場します。まずは、ジョセフ・ドルーアンとファブリス・ヴィゴのエシェゾーから。エシェゾーはこれぞブルゴーニュの銘醸特級畑!と言えるシルクのような滑らかさと長い余韻が特徴です。ジョゼフ・ドルーアンは1880年にボーヌに創立され、現在でも家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表するドメーヌです。ブルゴーニュ最良のネゴシアンですが、エシェゾーはドメーヌ物。対するファブリス・ヴィゴは、1990年に家業を継いだヴォーヌ・ロマネ村の生産者。当初は凝縮したワインを造っていましたが、近所に住む伝説の醸造家アンリ・ジャイエがヴィゴの蔵を訪れた際、「もっと自然に忠実な心地よい果実味のあるワインを造りなさい。醸造段階であまり手を加えすぎると良くない」とアドバイスされ、熟した果実の良さとテロワールを素直に生かしたワイン造りを行うようになりました。

そして最後は、グリヴレのクロ・ヴージョです。幻の生産者グリヴレは、1960年代に全盛期を迎えた生産者ですが、既に消滅しています。シャンボール・ミュジニー、ヴージョ村を本拠地にワイン造りを行っていて、そのワインは良いときには、アンリ・ジャイエに匹敵すると言われていました。このワインはネゴス物ですが、流石の出来栄え。

1990年のブルゴーニュワインを8アイテム同時に味わえる機会です。どうぞ皆様のご参加お待ちいたしております。

9 September 2025
23 Tuesday

〜ブルゴーニュにおける王者の風格とは〜

【9月ワイン会・第2弾 ワインの王様】


¥88,800 消費税・サービス料別

2012 Chambertin Clos de Beze (P.Minot)
2012 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ (ペロ・ミノ)
2012 Chambertin (P.Minot)
2012 シャンベルタン (ペロ・ミノ)
2011 Chambertin Clos de Beze (O.Bernstein)
2011 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ (オリヴィエ・バーンスタイン)
2011 Chambertin (A.Rousseau)
2011 シャンベルタン (アルマン・ルソー)
2000 Chambertin Clos de Beze (R.Groffier)
2000 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ (ロベール・グロフィエ)
1989 Chambertin (J.Prieur)
1989 シャンベルタン (ジャック・プリウール)
1979 Chambertin Reserve Jean Trapet (L.Trapet)
1979 シャンベルタン・レゼルヴ・ジャン・トラペ (ルイ・トラペ)

今回はワインの王様ことブルゴーニュのシャンベルタンにフォーカスします。皇帝ナポレオンも愛した威厳、厳格さ、スケール感はまさに王様のそれ。ブルゴーニュでも別格、かつ正反対の個性を持つ、隣り合う2つのグランクリュを比較してお楽しみいただきます。

精神的で内向的、中心に向かう静かなるエネルギーに満ち、完全な球体を持つクロ・ド・ベーズと、肉体的で外交的、溢れ出るエネルギーに満ち、他を圧倒し支配するシャンベルタン。本日のテーマ「王者の風格」とはまさにシャンベルタンを指します。AOC法ではクロ・ド・ベーズはシャンベルタンを名乗れても、その逆はないと言う規制が存在しますが、歴史的には630年にベーズ修道院に寄進されたクロ・ド・ベーズの方が古く、1276年に初めて記録が残るシャンベルタンの遥かに以前に存在していました。

スタートは現在ブルゴーニュ最上の造り手、ペロ・ミノから。2012年はこの造り手の最高傑作のヴィンテージで、今に至るまでこのヴィンテージを超えるワインは造られていません。そして驚くことにこの2つのワインはネゴス物。ピエール・ダモワより借りて栽培から行っています。比較してこそはっきり分かりますが、2つの畑の個性を見事に体現しています。クロ・ド・ベーズの極上のシルキーさと完璧なハーモニー、品格、美しさ、静謐さ。対するシャンベルタンのゴージャスで官能的、巨大なスケール感。これはブルゴーニュワインの一つの到達点といえます。

続くワインはミクロ・ネゴスの代表、オリヴィエ・バーンスタインのクロ・ド・ベーズと、この村の最高峰アルマン・ルソーが造るシャンベルタンの対決です。最上のグランクリュとプルミエクリュにフォーカスしたバーンスタインのワインは、いついかなるときでもゴージャスさが身上のため、まるでシャンベルタンのような風貌があります。とてつもなく華やかで豪華、あまりにも大きなスケール感が只物ではないと思わせます。一方ルソーのワインは、同じく豪華さと華やかさ、スケール感はありますが、緻密さと純粋さも身につけています。バーンスタインがルソーに送る挑戦状。はたして下剋上はあるのか?

続くロベール・グロフィエのクロ・ド・ベーズは、畑を購入したのは1953年、そしてドメーヌのフラッグシップです。レザムルースの最大の所有者として有名ですが、ベストはこの畑。果実味豊かでシルキーな舌触りが身上で、2000年という果実味のたっぷりしたヴィンテージです。

ジャック・プリウールは大規模なネゴシアンですが、このシャンベルタンは自社畑。長期に渡り低迷期が続いていましたが、1988年にアントナン・ロデ社の資本が入り、ナディーヌ・ギュブランが醸造を担当してから評価が急上昇しました。この生産者が造り出すワインは総じて誰もが素直に美味しいと言える味わいです。特にシャンベルタンとミュジニーの2つは、そのクオリティで信じられないほどの高みに到達しています。堅牢で堂々とした酒体がありながら、軽やかで品格に富むという出来栄え。

そしてトリを締めるのはルイ・トラぺのシャンベルタンです。1990年に2人の息子に分割され、長男ジャンがトラぺ・ペール・エ・フィス、次男マドノがロシニュール・トラぺになっています。1979年は今最も飲み頃を迎えているヴィンテージ。シャンベルタンのイメージ通りまさに王者の風格を伴うワインを堪能していただきます。どうぞ心ゆくまで味わってください。スタッフ一同皆様のご参加もお待ちしております。

9 September 2025
14 Sunday

〜ボルドーにおけるエレガンスとは〜

【9月ワイン会・第1弾 ワインの女王】


¥68,800 消費税・サービス料別

2019 Anseillan by Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
2019 アンセイヤン・バイ・ シャトー・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)
2001 Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
2001 シャトー・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)
2000 Chateau Ducre Beaucaillou (St-Julien)
2000 シャトー・デュクリュ・ボーカイユ (サン・ジュリアン)
2000 Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande (Pauillac)
2000 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド (ポイヤック)
1990 Carruades de Lafite Rothschild (Pauillac)
1990 カリュアド・ド・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)
1983 Chateau Margaux (Margaux)
1983 シャトー・マルゴー (マルゴー)
1976 Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
1976 シャトー・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)

スタートは、1世紀ぶりに新作として造られたシャトー・ラフィット・ロートシルトのサード「アンセイヤン」から。2018年がファースト・ヴィンテージで、現在はレストランのみで提供されています。85%メルロ、15%カベルネ・ソーヴィニヨンという驚きのセパージュ。しかしながらラフィット特有の洗練されたエッセンスははっきり感じられます。

続いて2001年「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の登場です。1855年の格付けから170年経過していますが、現在のクオリティを比較しても、1級シャトー筆頭の座は揺るぎなく、ボルドーの頂点に君臨しています。強さや大きさ、逞しさよりもエレガンスや品格、美しさを上位に置くフランスの美意識には、日本人とも共通する美への限りない賞賛が感じられます。そして2001年は近年最も開いているヴィンテージゆえ、ラフィットのノーブルな魅力を十二分に感じられるボトルです。

続いてミレニアム・ヴィンテージ2000年の2級シャトーが並びます。洗練された美しさではラフィットをも凌ぐのではと思わせる「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」は、キラキラと輝く色彩美と、純真無垢な美を備え、貴族性ではラフィットの後塵を拝しますが、透明感ではその上を行きます。対する伯爵夫人の名を冠する「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」は、芳醇で豊満、まるで中世の女性画のような美しさと、ルノワールを思わせる丸みと親しみやすさを体現し、えも言われぬ安らぎを与えてくれるワインです。

「カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト」は、ラフィットの同じ畑から、ファーストに使われる30%を除き、残りの内から40%が使用されています。1990年という素晴らしい年なので、セカンドと言えどもこの上ないエレガンスを感じられます。

続いて女性的の代名詞「シャトー・マルゴー」です。1855年の格付けではラフィットに次ぎ第2位。女性的といえどもそのイメージは、溢れるような包容力と、しなやかで丸みを帯び、優美な気品のある佇まい、と言えるのでは。1983年は支配人の故ポール・ポンタリエが着任した年で、オーナーはコリーヌ・メンツェロプーロス。絶頂期で偉大な成功を収めた年です。

トリは再びラフィットに戻ります。1976年は1959年以来の最上のヴィンテージで、ほぼ50年経過した今、全てに磨きがかかり、成熟した内なる精神美と穢れなき崇高さを体感できます。どうぞたっぷりとボルドーの雄大な懐に抱かれ、癒しの時間をお過ごしください。皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

8 August 2025
10 Sunday

〜史上最強のプルミエ・クリュ〜

【夏のシャルドネ特集Part.2】


¥68,800 消費税・サービス料別

2015 Chablis Premie Cru Foret (F.Raveneau)
2015 シャブリ・プルミエ・クリュ・フォレ (フランソワ・ラヴノー)
2013 Nuits Saint Georges Clos de la Marechale Blanc (J.F.Mugnier)
2013 ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラ・マレシャル・ブラン (ジャック・フレデリック・ミュニエ)
2014 Chassagne Montrachet Abbay de Morgeot (Pierre-Yves Colin-Morey)
2014 シャサーニュ・モンラッシェ・アベイ・ド・モルジョ (ピエール・イヴ・コラン・モレ)
2013 Meursault Charmes (Roulot)
2013 ムルソー・シャルム (ルーロ)
2009 Meursault Charmes (C.Lafon)
2009 ムルソー・シャルム (コント・ラフォン)
2006 Puligny Montrachet Clos de la Mouchere (H.Boillot)
2006 ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール (アンリ・ボワイヨ)
2006 Puligny Montrachet Les Pucelles (Leflaive)
2006 ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル (ルフレーブ)

今回のワイン会は夏のシャルドネ特集第2弾です。綺羅星の生産者を一堂に取り揃え、凡百のグランクリュを凌駕するプルミエ・クリュをお楽しみいただく一日です。

まずはシャブリ唯一無二の絶対的生産者、ジャン・マリー・ラヴノーが造る「フォレ」からスタート。モンマンに隣あう日当たりの良い南東向きに位置する畑で、2015年という最良のヴィンテージです。手摘みの低収量、樽発酵と長期のシュール・リー、18ヶ月の樽熟成から造られるワインには、シャブリのエッセンスが全て詰まっています。

続いて現在シャンボール・ミュジニー最高の造り手と呼び声高い、J.F.ミュニエが造る年間2500本の超レアな白ワインをご用意いたしました。2005年がファーストヴィンテージで、モノポールの「クロ・ド・ラ・マレシャル」の畑から造られます。造りはルーロとラルロから学んだとの事。果たして赤に匹敵する出来なのでしょうか?

続いてブルゴーニュのスーパースター、ピエール・イヴ・コラン・モレの登場です。マルク・コランの長男として生まれ、あっという間に頂点に駆け上りました。味わいのピュアさは群を抜き、美しいミネラルと酸味、果実味の繊細さは上質なミネラルウオーターのようです。シャサーニュ村の「アベイ・ド・モルジョ」はシトー派の修道院を囲むモルジョの一区画。

ムルソー村からは2つの偉大なドメーヌが造る「シャルム」を。ルーロはブルゴーニュ白ワインの最高峰に聳え立つ生産者で、香水のような魅惑的な香りと、極上のシルクの舌触り、しなやかさとエレガンスは、他に類を見ない最上のものです。濃厚でグラでリッチなムルソースタイルが市場を席巻する中、ルーロの造る美しく球体のような完全バランスのワインが誕生したのは、まさに奇跡的。

続く御大コント・ラフォンは、元祖ムルソーのスペシャリストで、ムルソーの人気を世界的にした立役者。現当主で4代目のドミニク・ラフォンは1985年にドメーヌの運営を引き継ぎ、そのバタリーでリッチで退廃的なスタイルが世界のシャルドネファンを魅了しました。1998年以降はビオディナミに転換し、ミネラリーで高純度なワインへと進化しています。所有するのはシャルムの最高区画。2009年の豊潤なヴィンテージから造られたこのワインは、ラフォンの真髄を味わえます。

そしてピュリニー・モンラッシェ村からも2つのドメーヌの2006年です。アンリ・ボワイヨは1630年から続く由緒ある家柄で、「クロ・ド・ラ・ムーシェール」はペリエールの一角にあるモノポールで樹齢は80年を超えています。5代目アンリは完璧主義者で知られ、味わいは洗練されピュアな果実味に溢れ、品格があります。

トリはもちろんルフレーブ。ピュリニー村随一の1級畑「ピュセル」から造られたこのワインは、ビオディナミにより畑の状態は完璧、アンヌ・クロードも絶頂期。ブルゴーニュ・シャルドネの本質を感じるには最適なワインです。どうぞ心ゆくまで味わってください。スタッフ一同皆様のご参加もお待ちしております。

7 July 2025
20 Sunday

~コルトン・シャルルマーニュ  バトルロワイヤル!~

【夏のシャルドネ特集Part.1】


¥68,800 消費税・サービス料別

2019 Corton Charlemagne (M.Camuzet Frere et Soeurs)
2019 コルトン・シャルルマーニュ (メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
2018 Corton Charlemagne (O.Bernstein)
2018 コルトン・シャルルマーニュ (オリヴィエ・バーンスタイン)
2012 Corton Charlemagne (Pierre- Yves Colin-Morey)
2012 コルトン・シャルルマーニュ (ピエール・イヴ・コラン・モレ)
2005 Corton Charlemagne (de Montille)
2005 コルトン・シャルルマーニュ(ド・モンティーユ)
2004 Corton Charlemagne (B.du.Martray)
2004 コルトン・シャルルマーニュ (ボノー・デュ・マルトレイ)
1990 Corton Charlemagne (L.Jadot)
1990 コルトン・シャルルマーニュ (ルイ・ジャド)

スタートの2本は、アンリ・ジャイエの直径の弟子のワインです。優良ヴィンテージ2019年のメオ・カミュゼは、ワインの神様と呼ばれているアンリ・ジャイエ氏がコンサルタントを務めていたことでも有名で、世界中のブルゴーニュ愛好家に絶大な人気のあるヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・ニコラ・メオが手掛けるネゴスもの。オリヴィエ・バーンスタインは、2002年ヴォーヌ・ロマネにてアンリ・ジャイエ氏の下で研修をした後、南フランスで自分のドメーヌであるマ・ドゥ・ラ・ドゥヴェーズを設立しました。そして2007年にブルゴーニュにてネゴシアン・ビジネスを開始し、ブルゴーニュの最高区画の樹齢の高いブドウ樹の特級畑と1級畑からしかワインを造らないミクロ・ネゴスです。ピエール・イヴ・コラン・モレは、マルク・コランの長男ピエール・イヴとジャン・マルク・モレの娘カロリーヌ夫妻が2001年にミクロネゴスとしてスタートしました。そして2005年からは、両家から相続した畑でドメーヌもスタート。ジャンシス・ロビンソンのコメントに「本物の品質、正確な味わい、高い熟成ポテンシャルを持つワインを作る非の打ち所のない2つのドメーヌ、それがコシュ・デュリと新進気鋭のピエール・イヴ・コラン・モレ。」とあります。誕生とともに瞬時にトップドメーヌの仲間入りを果たしたスーパースターです。

その後は20年熟成のワインが2アイテム続きます。ド・モンティーユは300年以上の歴史を誇る生産者で、2001年に父ユベールからドメーヌを引継ぎ、現当主エティエンヌが100%経営にあたるようになってから、ドメーヌは凄まじく拡大しました。このコルトン・シャルルマーニュの畑は、2004年に入手したものです。「ド・モンティーユ&北海道」プロジェクトとして函館でもワインを生産している今最も注目の造り手です。ボノー・デュ・マルトレイは、古くからの歴史を誇る由緒あるドメーヌで、コルトン・シャルルマーニュと言えば、ボノー・デュ・マルトレイと言われるほど。コルトンの丘に最大の11.9haの畑を所有し、グラン・クリュしか造らない稀有な生産者です。2018年にはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに畑の一部を貸し出し話題になりました。トリは35年の熟成を経た1990年ヴィンテージ、生産者はルイ・ジャドです。この年はワインにとってのお祭り年、大当たりフィーバーとなった伝説的ヴィンテージ、そしてジャド家が1914年から所有する最も古い畑です。醸造は稀代の天才醸造家ジャック・ラルディエール。熟成のマジックをお楽しみ下さい。

どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

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  • お1人様より承っております。
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  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
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