regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

2 February 2023
23 Thursday

〜上下左右斜めから深掘りします〜

【テロワール至上主義!】

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

2011 Puligny Montrachet Les Pucelles (H.Boillot)
2011 ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル(アンリ・ボワイヨ)
2011 Puligny Montrachet Les Pucelles (Leflaive)
2011 ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル(ルフレーブ)
2016 Chevalier Montrachet (M.Niellon)
2016 シュヴァリエ・モンラッシェ(ミッシェル・ニーヨン)
2006 Chevalier Montrachet (M.Niellon)
2006 シュヴァリエ・モンラッシェ(ミッシェル・ニーヨン)
2009 Gevrey Chambertin Clos St Jacques (L.Jadot)
2009 ジュブレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック(ルイ・ジャド)
2009 Gevrey Chambertin Clos St Jacques ( A.Rousseau)
2009 ジュブレ・シャンベルタン・クロ・サン・ジャック(アルマン・ルソー)
2010 Mazoyeres Chambertin Vieille Vignes (P.Minot)
2010 マゾワイエール・シャンベルタン・ヴィエーユ・ヴィーニュ(ペロ・ミノ)
1999 Mazoyeres Chambertin Vieille Vignes (P.Minot)
1999 マゾワイエール・シャンベルタン・ヴィエーユ・ヴィーニュ(ペロ・ミノ)

今回は「テロワール至上主義!」と題し、生産者とヴィンテージの違いから、その本質に迫るワイン会です。生産者の横軸とヴィンテージの縦軸の2方向で、テロワールの本質を炙り出します

まずは2011年アンリ・ボワイヨとルフレーブのピュリニー1級畑「ピュセル」の比較。ピュセルは特急畑バタールとビアンヴニュに隣り合う、この村最高評価の1級畑です。畑の名前は「乙女」の意で、その名の通り若いうちから芳香豊かで美しく、華やかな魅力にあふれています。近年評価が高まり続けるのアンリ・ボワイヨが、女王ルフレーブに如何に迫れるか?ここにも注目してください。続く特級畑「シュヴァリエ・モンラッシェ」はミッシェル・ニーヨン作。豊潤でデカダンスを感じさせるこの造り手ですが、畑はモンラッシェ上部のシュヴァリエなので、そこにデリケートさと品格も加わっています。この畑は表土が薄く石が多いため、ミネラルが多く洗練されたスタイルを生み出します。アンリ・ボワイヨ曰く、赤ワインは醸造、白ワインは熟成が全てと言っていますが、10年の熟成の違いから、テロワールの本質が見えてきます。

赤ワインは、最もグランクリュに近いと言われる「クロ・サン・ジャック」を、ルイ・ジャドとアルマン・ルソーで比較します。この畑は東南向きの急斜面に位置し、古くはサンチアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼路の中継地で、聖ヤコブ=サン・ジャックに由来する由緒正しい神聖な場所。できるワインもなぜか神秘的なオーラに包まれています。2009年という最良年での飲み比べです。ジュブレ・シャンベルタンに君臨する王様アルマン・ルソーに天才醸造家ジャック・ラルディエールのワインがどのように迫るのか?そして最後は特級畑「マゾワイエール・シャンベルタン」を2010年と1999年という最良年で比較します。マゾワイエールはシャルムの名を表記できるため、見つけるのが容易ではありません。しかしできるワインは極端に薄い表土のため、複雑で洗練されています。生産者は今や飛ぶ鳥を落とす勢いのペロ・ミノ。その造りはアンリ・ジャイエの最後の弟子と言われる通り、畑での徹底的な選果と1週間に及ぶ低温浸漬、デリケートな抽出とその教えを守っています。年々ピュアさを増し、テロワールを完璧に表現できる生産者。厚みがあり複雑な1999年か透明感の際立つ2010年か、皆様はどちらを選ばれますか?

ブルゴーニュのテロワールの魅力に浸る一日。スタッフ一同皆様のご予約をお待ちしております。

1 January 2023
8 Sunday
新春スペシャルワイン会

~白ワインの巨匠~

【賀正・紅白!】

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥39,800 消費税・サービス料別

2018 Bourgogne Blanc(Coche Dury)
2018 ブルゴーニュ・ブラン(コシュ・デュリ)
2015 Volnay Premier Cru(Coche Dury)
2015 ヴォルネイ・ プルミエ・ クリュ(コシュ・デュリ)
2018 Meursault(Roulot)
2018 ムルソー(ルーロ)
2015 Auxey Duresses Premier Cru(Roulot)
2015 オークセイ・デュレス・プルミエ・クリュ(ルーロ)
2015 Chassagne Montrachet Morgeot Blanc(J.C.Ramonet)
2015 シャサーニュ・ モンラッシェ・ モルジョ・ ブラン(ジャン・クロード・ラモネ)
2013 Chassagne Montrachet Clos de la Boudriotte Rouge(J.C.Ramonet)
2013 シャサーニュ・モンラッシェ・ ブードリオット・ルージュ(ジャン・クロード・ラモネ)
2013 Meursault Clos de la Barre(C.Lafon)
2013 ムルソー・クロ・ド・ラ・バール(コント・ラフォン)
2013 Volnay Champans(C.Lafon)
2013 ヴォルネイ・ シャンパン(コント・ラフォン)

【コシュ・デュリ】から、2018年ブルゴーニュ・ブランと2015年 ヴォルネイ・プルミエ・クリュ
「世界最高の白ワイン生産者は誰だ」という論争が起こる際、コント・ラフォンやルフレーヴ等と共に、必ずその名前が挙がる生産者の一つがコシュ・デュリです。そのワインは生産量が少なく入手困難、ブルゴーニュ白ワインの最高峰の一つに数えられます。市場へ出た途端に売り切れるコシュ・デュリの赤、ヴォルネイ プルミエ・クリュは、僅か0.39haです。

【ルーロ】からは、2018年ムルソーと2015年オークセイ・デュレス・プルミエ・クリュ・ルージュ
ムルソー村トップ生産者の一つ、今やドメーヌ ルーロは、ムルソーの巨匠コント ラフォンやコシュ デュリに次ぐムルソーのトップ生産者です。
2018年の夏は例年より高温な日が続き、収穫期も温暖な気候だったため、生産者の力量が大きく影響する年でもありました。そのため、生産者の個性がしっかりと反映された真のブルゴーニュ・ラヴァーに飲んでいただきたいヴィンテージです!オークセイ・デュレスはムルソーに隣接するアペラシオンで、日照時間が長く、香り高くしなやかで繊細なスタイルの赤ワインが生まれます。こちらも、とても貴重な少量生産の赤ワインです。

【ジャン・クロード・ラモネ】より2015年シャサーニュ・モンラッシェ・モルジョ・ブランと2013年 シャサーニュ・モンラッシェ・ブードリオット・ルージュ
名手ラモネによるシャサーニュの1級畑、現在はノエル、ジャン・クロードというラモネ兄弟が引き継ぎ、その名声をさらに高めています! 
エネルギッシュなラモネ兄弟は、良いワインを造るためには収量を制限することが大切という哲学を持っています。シャサーニュモンラッシェは、赤ワインにスポットが当たることは少ないのですが、ラモネ兄弟の手にかかると、テロワールのポテンシャルの高さを感じさせる、最高の赤ワインが出来上がります。白のモルジョの畑とは地続きの畑、ブードリオットの赤ワインです、ラモネの赤ワインを飲めるチャンスです。

【コント・ラフォン】からは2013年ムルソー・クロ・ド・ラ・バールと2013年 ヴォルネイ・シャンパン
白ワインの神様、“白ワインの魔術師、こちらもムルソーのトップ生産者としてその名を馳せるコント・ラフォンと言えば白ワイントップ生産者、ムルソーのもうひとつの巨匠、コシュ・デュリと双璧をなす偉大な造り手です、ムルソーのスペシャリストと称されるコント・ラフォン、ムルソー・クロ・ド・ラ・バールは、高い評価を受ける村名キュヴェ、造り手の個性を感じるモノポールです。
ヴォルネイではコート・ド・ボーヌの中で最も優雅で華やかな、女性的な赤ワインが生れます、ヴォルネイ・シャンパンは、傾斜の畑という意味で、きれいな曲面を描いている畑です、ヴォルネーの1級の中では、繊細さとミネラル、力強さとボリュームの調和が取れていてヴォルネーのキャラクターを1番良く表現しているワインです。

この4つの白ワインの巨匠の素晴らしい白ワインと希少価値の赤ワインを、どうぞお楽しみ下さい。
スタッフ一同皆様のご予約をお待ちしております。

12 December 2022
18 Sunday
新春スペシャルワイン会

〜60年の歩み〜

還暦スペシャル!

コース料理無し
定員13名様
6 glass set 55cc
¥98,800 消費税・サービス料別

1962 Y de Ch. d'Yquem(Bordeaux)
1962 イグレック・ド・シャトー・ディケム(ボルドー)
1962 Chateau Beychebelle(Saint Julien)
1962 シャトー・ベイシュヴェル(サン・ジュリアン)
1962 Chateau La Conseillant(Pomerol)
1962 シャトー・ラ・コンセイヤント(ポムロール)
1962 Chateau Lafite Rothschild(Pauillac)
1962 シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
1962 Clos Vougeot(C.Noellat)
1962 クロ・ヴージョ(シャルル・ノエラ)
1962 Romanee Saintt Vivant(C.Noellat)
1962 ロマネ・サン・ヴィヴァン(シャルル・ノエラ)

年末最後は楽しいワイン会を!師走の慌ただしい中、ちょっと気分を変えて皆様に癒しをお届けします。ワインは全て還暦を迎えた1962年物。実は1961年や1959年に隠れた素晴らしいヴィンテージ。60年後の2022年の年の暮れのために眠っていたワインを揺り起こします。

まずは貴腐ワインの最高峰シャトー・ディケムが造る、偉大な辛口白ワイン、イグレックからスタートします。100年も優に越えようかという寿命を持つこのワイン、まだまだ発展途上です。グラスの中での変化が凄まじく、最後はネクターに変身してしまいます。ぜひ最後まで残しておいてください。サン・ジュリアン村からはシャトー・ベイシュヴェル。その歴史は古く1565年に遡ります。メドックの小さなヴェルサイユとも例えられる美しいシャトーですが、できるワインも柔らかく優しくエレガント。続いてポムロール村からシャトー・ラ・コンセイヤント。村の境界でシュヴァル・ブランの隣りという好立地にあるこのシャトーは、豊満で肉付きが良く魅惑的。その滑らかでシルキーな舌触りはとても官能的です。そして貴族的な品格と究極の内面美をもつ、唯一無二のシャトー・ラフィット・ロートシルト。このワインは本領を発揮するのに最も時間がかかることで知られていますが、まさに今が若さと熟成感を兼ね備えた絶頂期。

そしてブルゴーニュからアンリ・ジャイエに匹敵すると言われた伝説の造り手、ドメーヌ・シャルル・ノエラの2つのワインが続きます。ラルー・ビーズ=ルロワがこのドメーヌの畑を購入し、ドメーヌ・ルロワの礎を築いたことでも有名です。“クロ・ヴージョ”は、1109年にシトー派の修道士により開墾された畑で、所有するのは最良の区画。まさに真のグランクリュ、本物のテロワールを感じてください。“ロマネ・サン・ヴィヴァン”は1131年にサン・ヴィヴァン修道院に寄進され開墾された畑です。所有するのは斜面最上部から下部までの区画。どちらのワインも何か神秘的な深淵さを垣間見ることができるのは、真理を見通す修道士が目をつけ開墾し、管理した所以でしょうか?

1962年のボルドーは白赤共にマイケル・ブロードベントの★ ★ ★ ★。特にポムロールは成功したとの事。シャトー・ベイシュヴェルは「麗しく熟成した晩熟型ワイン。豊かでスパイシーでほとんど1961年物の品質」。シャトー・ラフィット・ロートシルトは「古典的なブーケが芳しく開花する。リッチで黒胡椒の風味もある」と共に4星評価を与えています。ブルゴーニュは★ ★ ★ ★ ★ の最高評価。どうぞごゆるりとお楽しみ下さい。スタッフ一同皆様のご予約をお待ちしております。

11 November 2022
23 Wednesday

色とりどりに花開く!シャンボール・ミュジニー村

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥88,888 消費税・サービス料別

2013 Chambolle Musigny Les Amoureuses(Vogue)
2013 シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルース(ヴォギュエ)
2013 Bonne Mares(Vogue)
2013 ボンヌ・マール(ヴォギュエ)
2013 Musigny(Vogue)
2013 ミュジニー(ヴォギュエ)
2005 Chambolle Musigny Les Gruenchers(Dujac)
2005 シャンボール・ミュジニー・レ・グリュアンシェール(デュジャック)
2005 Chambolle Musigny Aux Beaux Bruns(D.Mortet)
2005 シャンボール・ミュジニー・オー・ボー・ブリュン(ドニ・モルテ)
2002 Bonne Mares(Vougeraie)
2002 ボンヌ・マール(ヴージュレ)
1996 Musigny(L.Jadot)
1996 ミュジニー(ルイ・ジャド)
1996 Musigny(D.Larose)
1996 ミュジニー(ドルーアン・ラローズ)

今回は「色とりどりに花開く!シャンボール・ミュジニー村」と題し、色彩にとんだシャンボールの魅力を堪能していただくワイン会です。
まずは最大所有者にして、この村を代表するヴォギュエの3大畑からスタートします。
1級畑の最高峰「アムルーズ」、モレ・サン・ドニ村にまたがる「ボンヌマール」、この村の象徴「ミュジニー」の飲み比べです。
ヴォギュエはブルゴーニュファンなら知らない人はいない、最重要な造り手。ドメーヌの創設は1450年で、一族から門外に渡ったことがない稀有な生産者で、1925年に家督を継いだジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵の代になり、その名声が確立しました。
1972年までのミュジニーは唯一ロマネ・コンティに匹敵できる壮麗なワインと断言できます。今回ご用意した2013年物は1986年から
2019年までの醸造責任者で、ドメーヌの名声を取り戻したと評価の高いフランソワ・ミエの手によるもの。
3大畑の違いを再確認できる絶好の機会です。

この後に続くワインは当たり年のオンパレード。まずは2005年の2つの1級畑「グリュアンシュール」と「オー・ボー・ブリュン」の飲み比べで、
どちらもこの村の中央に位置しています。ジャック・セイスが1967年に興したドメーヌ・デュジャックは有機農法と全房発酵による果実味豊かで芳香に富んだ、他に比べようのない艶かしいワインを生み出しました。現在は長男のジェレミーと次男のアレックがドメーヌを継いでいます。
ドニ・モルテは1993年からの秀逸なワインで一躍スターダムに上り詰め、熱狂的なファンを獲得しました。そして2005年は非業の死を遂げる前年の最後の作。アンリ・ジャイエに学んだことにより、完全除梗、低温マセレーションと、デュジャックとは全く対照的な手法で造られたワインです。この興味深い比較を楽しんでいただきます。

1999年に設立された新進気鋭のドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレは、僅か20年にしてトップ生産者の仲間入りを果たした注目株。
2002年「ボンヌ・マール」は初期の作品とはいえ、20年の時を経て花開き、そのテロワールの個性を存分に発揮しています。

そして最後は2つの「ミュジニー」で締めくくります。ルイ・ジャドは大手ネゴシアンでありながら、最上級のドメーヌで、ミュジニーはこのドメーヌがもつ至上の宝石。他の生産者と比べても圧倒的な純度と厳格さと格調の高さを備え、比類なき緻密さと硬質さは、世に言う“ビロードの手袋をした鋼の拳”を余すところなく体現しています。それは他の生産者のミュジニーと比較して飲めば一目瞭然、好き嫌いを通り越して、この畑の本質を最も捉えているワインと言えます。飲むことで身体が純化される究極の体験をしていただきます。
そして、ドルーアン・ラローズはジュブレ村に本拠地を置きながらシャンボールのワインで成功した歴史あるドメーヌで、ボンヌ・マールの成功で世に出ました。1996年に購入した「ミュジニー」は、今なら絶対に売りに出ない大変な貴重なパーセルで、その立地はルロワの隣の区画です。
その最も新しいミュジニーの生産者によるファーストヴィンテージの出来は?強さよりエレガンスを追求する造りのポリシーはこの偉大な畑の個性を遺憾なく引き出します。その美しさと気高さに包まれてください。
チャーミングな初々しさから完成された究極の美しさまで、さまざまな表情を見せるシャンボール・ミュジニー村の魅力を存分に味わい尽くしてください。
どうぞお見逃しなく!スタッフ一同、ご予約をお待ちしております。

11 November 2022
3 Thursday

〜次世代のスーパースター〜

【先代を超えて】

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥78,800 消費税・サービス料別

N.V. Guillanme Selosse Largiller(Avize )
N.V. ギョーム・セロス・ラルジリエ(シャンパーニュ・アヴィーズ)
N.V. Jacques Selosse Substance(Avize )
N.V. ジャック・セロス・シュプスタンス(シャンパーニュ・アヴィーズ)
2013 Chevalier Montrachet(Pirre Yves Colin Morey)
2013 シュヴァリエ・モンラッシェ(ピエール・イブ・コラン・モレ)
2004 Montrachet(Marc Colin)
2004 モンラッシェ(マルク・コラン)
2016 Mazoyeres Chambertin(A.Mortet)
2016 マゾワイエール・シャンベルタン(アルノー・モルテ)
2006 Chambertin(D.Mortet)
2006 シャンベルタン(ドニ・モルテ)
2019 Vosne Romanee Aux Malconsorts(S.Cathiard)
2019 ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール(シルヴァン カティアール)
1999 Vosne Romanee Aux Malconsorts(S.Cathiard)
1999  ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール(シルヴァン カティアール)

今回は「先代を超えて」と題し、偉大なドメーヌを引き継いだ、次世代のスーパースターのワインを、評価の高い先代のワインと共に並べたワイン会。その実力はいかに?先代と飲み比べてお楽しみ頂く一日です。

まずはシャンパーニュからカリスマであり革命児と名高いアンセルム・セロスと、息子ギョームの飲み比べ。2018年に引退した父アンセロムが造った“本質”と名付けられた「シュブスタンス」は、独自のソレラシステムで熟成しボトリングしています。収穫の翌年、小樽から大きな木樽に澱と共に移し、次の年には澱を取り除きステンレスタンクに移します。なんとこのソレラには1984年収穫からのワインが入っているから驚きです。そのバトンを引き継いだ息子ギョームが造る「ラルジリエ」は友人ジェローム・コエッサンスの所有する南部オーブの畑から、ピノ・ノワールを使って醸造した年産3500本の希少なシャンパーニュ。シャルドネ100%とピノノワール100%の比較ですが、それぞれの本質が凝縮されています。

ブルゴーニュからは白ワインの偉大なドメーヌ、マルク・コランと長男のピエール・イブ・コランの飲み比べ。マルク・コランは1970年にドメーヌを立ち上げ、所有畑を6ヘクタールから19ヘクタールまで広げ、その中にはなんと16人しか所有していない「モンラッシェ」も含まれます。2004年は引退直後で、長男のピエール・イヴ、次男のジョセフ、三男のダミアンが協力して造った豪華バージョン。翌2005年にピエール・イヴが独立したため、兄弟3人で造った最後のワインとなりました。ピエール・イヴ・コランの「シュヴァリエ・モンラッシェ」は年産2樽の超貴重品。日本にもわずかしか入らないため、ほぼ目にしない幻のワインの一つです。バトナージュを行わず、極力酸化を排除したピュアな造りが特徴です。

ブルゴーニュの赤ワインからはジュヴレ・シャンベルタン村の名門、ドニ・モルテと現当主で長男のアルノー・モルテの飲み比べ。父のドニ・モルテはアンリ・ジャイエに学び、フィネスのあるスタイリッシュなワイン造りを目指しましたが、出来るワインは抽出が強く豪華で重量感のあるワインでした。そのため一部ではカルト的な人気を得ましたが、本人はいつまでも納得できず、ついに2006年1月に自らの命を絶ちました。そのほぼ遺作ともいうべき「シャンベルタン」をご用意しています。同年ドメーヌを継いだ長男のアルノーは、強い抽出を抑え、完全除梗、低温マセレーションの、凝縮感がありながらピュアでエレガンスやフィネスに溢れたワインという、まさに父ドニが目指したワインを造っています。そのアルノーの現時点での最高傑作2016年「マゾワイエール・シャンベルタン」で、親子二人が目指した夢のワインをご堪能ください。

そして最後は、現在ヴォーヌ・ロマネで最高評価を得ているドメーヌ・シルヴァン カティアールから、父シルヴァンと息子のセバスチャンが造る「マルコンソール」の飲み比べ。シルヴァンは1984年にドメーヌを創業しましたが、アルフレッド、アンドレに続くカティアール家の3代目。4代目に当たるセバスチャンは2011年にドメーヌを引き継ぎました。ご用意した畑のマルコンソールはラ・ターシュに隣接するブルゴーニュ3大1級畑の一つで、その最高峰がシルヴァン・カティアール作のワインです。入手困難の上、価格は天井知らず、ぜひブルゴーニュファンの方は見逃さないでください。セバスチャンの造るワインは、恐ろしいまで深淵でかつ球体、一点の曇りもない純粋さで、現在私達が口にすることができる究極的なネクターです。その完全性ゆえの心揺さぶられる美しさをご堪能ください。重ねて言いますが、この生産者こそが現在味わえるブルゴーニュの頂点。どうぞお見逃しなく!スタッフ一同、ご予約をお待ちしております。

10 October 2022
9 Sunday

〜ボーヌの優美なる熟成〜

【熟成は楽し!】

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥39,800 消費税・サービス料別

1990 Pommard Grand Epenots(F.Gaunoux)
1990 ポマール・グラン・ゼプノ(フランソワ・ゴヌー)
1990 Pommard Grand Clos des Epenots(de Courcel)
1990 ポマール・グラン・クロ・デ・ゼプノ(ド・クールセル)
1986 Beaune Clos des Mouches(J.Drouhin)
1986 ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ(ジョセフ・ドルーアン)
1982 Chassagne Montrachet Clos de la Boudriotte(Ramonet)
1982 シャサーニュ・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ブードリオット(ラモネ)
1982 Volnay Clos de la Bousse d'Or(La Pousse d'Or)
1982 ヴォルネイ・クロ・ド・ラ・ブス・ドール(ラ・プース・ドール)
1976 Pommard Les Jarollieres Vieilles Vignes (H.Boillot)
1976 ポマール・レ・ジャロリエール・ヴィエーユ・ヴィーニュ(アンリ・ボワイヨ)
1973 Corton Marechauds Vieilles Vignes (D.Noudin)
1973 コルトン・マレショード・ヴィエーユ・ヴィーニュ(デュデ・ノーダン)
1969 Volnay Santnots Cuvee Gauvan Maison de Moucheron(Hospice de Beaune)
1969 ヴォルネイ・サントノ・キュヴェ・ゴーヴァン・メゾン・ド・ムーシェロン(オスピス・ド・ボーヌ)

今回は「熟成は楽し!」と題して、コート・ド・ボーヌの最良生産者の完全に熟成したワイン8銘柄をお届けします。ボーヌのワインは大らかで豊かで牧歌的、そして優美でしなやかで親しみやすく懐が深いので、素直に美味しいと感じる楽しさがあります。どうぞボーヌの綺羅星生産者による、熟成による饗宴をお楽しみください。


スタートはポマール最上畑「グラン・ゼプノ」の2生産者が造るグレート・ヴィンテージ1990年物。ゴヌー家は16世紀から続く名家で、有名なミシェルとは兄弟です。造りは伝統的なスタイルで、熟成に時間がかかるタイプですが、30年が経過し華麗に開花しました。対するド・クールセルはポマール最大級のドメーヌで、代々女系家族の生産者。出来るワインはポマールらしくスケールの大きさとエレガントさを併せ持ちます。
続いて1986年のドルーアンの看板「クロ・デ・ムーシュ」は、100年前にドメーヌが最初に所有したボーヌ最良の畑で、一族のルーツを示します。白が有名ですが、赤も負けず劣らず素晴らしいワインで、このドメーヌ特有の知的でデリケートな性格が色濃く表れています。
そして白ワインの最高峰に君臨するラモネから、素晴らしい赤ワインの登場です。白ワインの優良生産者は赤ワインも上手という法則通り(逆はなし)、ラモネの「クロ・ド・ラ・ブードリオット」は常に素晴らしいワインを産んでいます。畑の上部は白、下部で赤を生産し、ザラリとした粗く冷たいワインが多いこの村の赤ワインの中で、果実味と酸味、ミネラルが完全に調和し、透明感の際立った美しいワインを、唯一ラモネのみが生み出しています。
ラ・プス・ドールのモノポール「クロ・ド・ラ・ブス・ドール」は、1272年の文献にも登場するブルゴーニュで最も由緒ある畑の一つで、以前はフランス国王やブルゴーニュ公も所有していた銘醸畑。フランス革命後にロマネ・コンティの所有者、デュヴォ・ブロシェの手に渡り、その事を大変誇りにしていたとの史実もあります。この畑からはヴォルネイ最上のしなやかで品格のあるワインが生まれます。ラモネとの1982年の競演もお楽しみに。
そして1976年ポマール「レ・ジャロリエール」は、現当主アンリの祖父の代のもの。この畑はリュジアン・バとヴォルネイ・フルミエの上部の間に位置し、素晴らしいテロワールです。出来るワインは骨格のしっかりした豊潤タイプで、夏の暑い1976年のタンニンのバックボーンに支えられ、まだまだ若さを保っています。そして本日唯一のグランクリュはドゥデ・ノーダンのコルトン「レ・マレショード」1973年。この造り手は完璧な状態の古酒で知られ、その理想的な地下セラーにはオールドヴィンテージワインが大量に眠っているとのこと。
ラストを飾るのは、オスピス・ド・ボーヌのヴォルネイ「サントノ」です。1443年に当時のブルゴーニュ公国の宰相ニコラ・ロランとその妻のギゴーヌ・ド・サランが建てたオテル・デュー(神の家)が後にオスピス・ド・ボーヌという、無料で医療を施す慈善病院になります。その財政をまかなうため、王侯貴族から畑が寄進され、ワインを販売することで運営されていました。1859年からはオークションでの競売制となっています。このワインは1804年にベルナール・ゴーヴァンが寄進した1.4haの畑からできていて、そのサントノの畑はムルソー村に位置しながら、ヴォルネイ呼称の最高評価の畑で、とても繊細で優美に熟成します。1969年はマイケル・ブロードベントも5星を付けた最上年。特別に優雅な余韻をたっぷりとご堪能ください。

今回も、今後出会えないワインばかりの特別なアイテムが目白押しの、特別な一日。そしてなんと言ってもブルゴーニュワインが最も美味しく感じる秋の深まる季節です。どうぞお見逃しなく!スタッフ一同、ご予約をお待ちしております。

9 September 2022
23 Friday

〜マルゴーの時代がやって来た〜

華麗なるマルゴー・レボリューション

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥48,800 消費税・サービス料別

2000 Pavillon Rouges de Ch.Margaux (Margaux)
2000 パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー(マルゴー)
2000 Chateau du Tertre (Margaux)
2000 シャトー・デュ・テルトル(マルゴー)
2000 Chateau Priure (Margaux)
2000 シャトー・プリューレ・リシーヌ(マルゴー)
2000 Chateau d'Issan (Margaux)
2000 シャトー・ディッサン(マルゴー)
2000 Chateau Lascombes (Margaux)
2000 シャトー・ラスコンブ (マルゴー)
2000 Chateau Rauzan Segla (Margaux)
2000 シャトー・ローザン・セグラ(マルゴー)
2000 Chateau Palmer (Margaux)
2000 シャトー・パルメ(マルゴー)
2000 Chateau Margaux (Margaux)
2000 シャトー・マルゴー (マルゴー)

23日は「華麗なるマルゴー・レボリューション」と題して、近年そのクオリティが一気に上昇したマルゴー村の7シャトーにフォーカスし、最も偉大な2000年ヴィンテージで検証します。進化し続けるマルゴー村ワインの新時代を開く、その序章たる2000年をお楽しみいただきます。

まずは、この村のみならずボルドーの象徴シャトー・マルゴーが造る「パヴィヨン・ルージュ」からスタートします。このセカンドワインは1908年と言う早い時期に生まれ、若木を使用し、メルロ比率が高く、樽熟成期間と新樽率の違いが本家マルゴーと異なるところです。とは言えボルドー全体を見回しても最高の立地に位置し、できるワインは繊細で華やか、いわゆる一般的なイメージの女性的なマルゴー像を最も体現しています。

続く「デュ・テルトル」は1995年にオーナーが変わり、1999年に醸造所を新築しています。テルトル=高台の名前通り、マルゴー村の最高地点に位置し、テロワールは砂利と砂の軽い土壌でメルロ比率が1/3と高いゆえ、マルゴーらしいしなやかさが特徴です。

「プリューレ・リシーヌ」は1999年にオーナーが変わり、コンサルタントにステファン・ドルノンクールを据えたことにより、衝撃的にその姿を変貌しました。以前の輪郭が緩く濁った味わいが一変し、密度が高く、カベルネの凝縮感にメルロの肉付きも加わり、エキス分豊かな魅力的なスタイルを身につけました。

「ディッサン」はハプスブルグ帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフが最も好んだワインで、1993年末にオーナーが代わったことにより、長く暗い不遇の時代から抜け出し、本来の力強く豊かでかつ優雅な、貴族的なスタイルに戻りました。

「ラスコンブ」は旧オーナーの最終年でありながら、過去30年で最良のワインが造られました。現在のミッシェル・ロランスタイルになる直前の、品格のあるエレガントなスタイルのワインです。カベルネとメルロが約半々のセパージュです。

「ローザン・セグラ」は、1855年の格付けでは2級筆頭のムートンに次ぐ序列で、テロワールは文句なく素晴らしいのは自明の理。長い没落の時代を過ごし、1994年にシャネルのオーナーがこのシャトーを購入したのち、ついに生き返りました。最も問題であった排水工事が2000年に完了し、畑の状態が改善され、ワインの半分以上をセカンド以下に格下げしたことにより、その地位に相応しい品質に到達しました。

「パルメ」はシャトー・マルゴーと人気、実力を二分し、最も愛されているシャトーです。万人に好まれるその魅力的なスタイルは、豊満で肉感的かつシルキー、このワインに抗う人は皆無ではないかと思われるほど。2010年代にはヴィオディナミに完全移行し現在も進化中です。カベルネとメルロが半々のスタイルで、シャトー・マルゴーとは真逆のセクシーなタイプです。

そして本日のトリはもちろん「マルゴー」です。そのスタイルは最も気品がありエレガントで、芯の強さと内面の美しさを兼ね備えたもの。そのマルゴーにも1961年を境に没落の時代が到来しました。それは1977年にメンツェロプーロス家がこのシャトーを買い取り、ポール・ポンタリエを支配人に据えるまでの期間です。その後完全復活したマルゴーは、石灰粘土質の最良のテロワールに、他に類を見ない90%のカベルネ・ソーヴィニヨンの配合で、このシャトーの品格あるスタイルを生み出しています。2000年はボルドーの全シャトーの中でベスト1と言っても過言ではない、空前の出来栄え。マルゴーの魅力の全てを有し、ノーブルさとインテリジェンスをも体現しているボルドーワインの一つの到達点!
ぜひご賞味ください。スタッフ一同お待ち申し上げます。

9 September 2022
18 Sunday

〜一流ドメーヌだからこそ味わえる味わいの多様性〜

オフ・ヴィンテージの楽しみ方

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥58,800 消費税・サービス料別

1994 Corton Bressandes (P.F.Merode)
1994 コルトン・ブレッサンド(プランス・フローラン・ド・メロード)
1992 Chambolle Musigny Les Fuees (J.F.Mugnier)
1992 シャンボール・ミュジニー・レ・フュエ(ジャック・フレデリック・ミュニレ)
1991 Clos de la Roche (Lecheneau)
1991 クロ・ド・ラ・ロシュ(レシュノー)
1984 Gevrey Chambertin Combe Aux Moines(P.Leclerc)
1984 ジュブレ・シャンベルタン・コンブ・オー・モワンヌ(フィリップ・ルクレール)
1981 Beaune Grave Vigne de l'Enfant Jese (Bouchard Pere et Fils)
1981 ボーヌ・グレーブ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ(ブシャール・ペール・エ・フィス)
1977 More Saint Denis Clos de la Bussierer (G.Roumier)
1977 モレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ブシェール(ジョルジュ・ルーミエ)
1977 Clos de Vouget (J.Gros)
1977 クロ・ド・ヴージョ(ジャン・グロ)

18日は「オフ・ヴィンテージの楽しみ方」と題して、普段絶対手を出さないヴィンテージながら、生産者が苦労して造った興味深いワインを集めました。特殊な気候の年にこそ生産者の力量が最もはっきり出ると言われているように、一流生産者だからこそ味わえる、その味わいの多様性が感じられます。さらに熟成のピークの味わいも加味され、オフ・ヴィンテージ=敬遠ではない、ワインの奥深さを感じられる一日です。

スタートは「プランス・フローラン・ド・メロード」のコルトン・ブレッサンドから。現在この畑はDRCに貸し出されている事からも分かる様に、この村最良のグランクリュです。DRCのコルトンと違うところは、おおらかで柔らかく、旨味が強いところ。1994年は9月10日からの大雨に祟られたヴィンテージですが、その長所はいかんなく発揮されています。

続いてシャンボール村でルーミエとヴォギュエに肩を並べる生産者「ジャック・フレデリック・ミュニエ」のシャンボール・ミュジニー・レ・フュエです。この畑はボンヌ・マールに隣接し、力強いタイプの味わいですが、1985年に跡を継いだミュニエの手にかかれば優雅で品格のある美しさを兼ね備えます。1992年は6月初旬と収穫前の雨に祟られた難しい年ですが、できたワインはこの上なく素晴らしい出来。

「レシュノー」はニュイ・サン・ジョルジュにあり1986年創業の比較的新しいドメーヌで、所有する唯一のグランクリュ、クロ・ド・ラ・ロシュは僅か0.08haの極小の畑です。パーカーが100点をつけた事により入手困難になり、レア物と言ってよいでしょう。1991年は4月の遅霜で収穫量が激減しましたが、その分ピュアさを獲得した、実は注目に値する隠れた優良ヴィンテージ。

そして誰もが知る不作年、1984年の「フィリップ・ルクレール」のジュブレ・シャンベルタン・コンブ・オー・モワンヌは、“修道僧の谷”の名の通りベネディクト派の修道僧が開墾した畑です。東向き急斜面で採石場もあり、修道僧が目を付けるはずです。フィリップ・ルクレールのワインは、アメリカ市場で人気を博し、遅い収穫で高い発酵温度、抽出が強く樽熟成が長いという、当時流行りの強烈なスタイル。現在はピュアな方向へ移行していますが、この時代ならではの味わいを感じられます。

続いて1731年創業の大手ネゴシアン「ブシャール・ペール・エ・フィス」が単独所有する虎の子、ボーヌ・グレーブ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ。この村最上の畑グレーブの中心に位置し、“幼子イエスの畑”の名前を有し、優美なワインが造られています。大手ネゴスのワインはブルゴーニュファンならスルーするのが当たり前、ですがこの機会にいま一度大物ネゴシアンの力量を再確認してみてください。1981年も9月の雨に祟られたヴィンテージでした。

そして本日のトリは2本の1977年もの、これで締めくくります。この年は相当酷い年で、誰もが避けて通るまさに鬼門のヴィンテージ。通年冷涼で、弱々しく水っぽいと言われていますが、本日ご用意した2つのドメーヌは見事にその認識を打ち破ります。
「ジョルジュ・ルーミエ」は先代のジャン=マリ時代の作。若いうちの荒々しいテクスチャーが、時間と共の妖艶さを身につけて、なんとも言えない色気のあるワインに成長しました。
そして伝説のドメーヌ「ジャン・グロ」は最盛期の作。クロ・ド・ヴージョは造り手を選ばないといけない、などと言われますが、選ぶ生産者が最上で畑も上部の最高の立地ならオフ・ヴィンテージでも間違いなし。生産数も少なくこれもレアなワインと言えるでしょう。45年の時を経て、その輝きを増しています。

今後出会えないワインばかりの特別なアイテムが目白押しの、特別な一日。秋の夜長を熟成したブルゴーニュと共にお過ごしください。スタッフ一同、ご予約をお待ちしております。

8 August 2022
11 Thursday

2022年のヒエラルキー

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

2017 Bourgogne Blanc(Coche Dury)
2017 ブルゴーニュ・ブラン(コシュ・デュリ)
2016 Bourgogne Blanc(Roulot)
2016 ブルゴーニュ・ブラン(ルーロ)
2015 Chassagne Montrachet(J.C.Ramonet)
2015シャサーニュ・モンラッシェ(ジャン・クロード・ラモネ)
2007 Meursault Perriere(Comtes Lafon)
2007ムルソー ・ペリエール(コント・ラフォン)
2007 Meursault Genevrieres(Bernard Boisson Vadot)
2007ムルソー・ジュヌヴリエール(ピエール・ボワッソン・ヴァド)
2002 Puligny Montrachet Les Pucelles(Leflaive)
2002ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル (ルフレーヴ)
2002 Chassagne Montrachet Champs Gains(M.Colin)
2002シャサーニュ・モンラッシェ・ レ・シャン・ガン(マルク・コラン)
2015 Montrachet(L.le Moine)
2015モンラッシェ(ルシアン・ル・モワンヌ)

8月のワイン会は「2022年のヒエラルキー」と題して、今現在のブルゴーニュの格付けの意義を考察しながら楽しんでいただきます。人気実力を共に兼ね備えた生産者が造るワインは、格付けを超える出来なのか?まずはスタンダードキュヴェ、ブルゴーニュ・ブラン2種からスタートします。造り手は伝説のジャン・フランソワ・コシュが引退し、息子の4代目ラファエルが引き継いだ後のもの。対するのはジャン・マルク率いるルーロ。その味わいは極めてシルキーで滑らか、そして洗練された美しさがあります。続いて村名格のラモネのシャサーニュ2015年。この村最高峰の生産者が造る最良ヴィンテージは、当然ながら村名格のレヴェルを軽く超えていきます。

次はムルソー1級の2つのドメーヌの飲み比べです。ミネラルと力強さで群を抜く「ペリエール」はコント・ラフォンが造るワインの頂点に位置し、その本領はモンラッシェではなくペリエールに現れています。そして次世代のコシュ・デュリの呼び声高いボワソン・バド。父ベルナール、息子ピエール、娘アンヌの3つの名義がありますが、中身は同じです。ピエール・ボワソンとラファエル・コシュは同級生で、今後のブルゴーニュ・シャルドネの未来を担う有望株、その評価はすでにトップクラスです。ペリエールと同じ斜面に隣り合う「ジュヌブリエール」との微細なニュアンスの違いを、比較しながらお楽しみください。

そしてピュリニーとシャサーニュ1級の飲み比べと続きます。ご存じルフレーヴの1級畑の最高峰「レ・ピュセル」はバタールの隣にありながら、乙女の名前通りにチャーミングさも加わります。畑は完全にヴィオディナミに移行し、アンヌ・クロードの全盛期の作。対するシャサーニュの「シャン・ガン」は村の中腹に位置し、この村らしい骨格と厚みを有します。生産者は有名なコラン一族のマルク・コランでマルク晩年の作。ラストは世界中が熱狂し、最上位に君臨する「モンラッシェ」で締めて頂きます。この奇跡のテロワールから出来るワインに、どうしてここまで心惹かれるのでしょうか?ワインはマイクロネゴスのルシアン・ル・モアンヌで、通常のネゴス物とは一線を画します。特級と1級にフォーカスし、最上のワインを購入し熟成を行うゆえ、ある意味、皆が期待するモンラッシェ像を最も体現していると言えます。その味わいは2015年のヴィンテージを表し複雑にして豊潤。

さてあなたの評価は本当に格付け通りですか?

昨今価格も高騰しているワインばかりなのでラインナップも超贅沢です。暑い夏のひと時の一服の豪華な清涼剤を、どうぞご堪能ください。

7 July 2022
17 Sunday

~ボルドー・ブランの洗練された魅力!~

優雅な白ワイン!ボルドー・ブラン!

コース料理無し
定員13名様
glass set 55cc(*ディケムのみ25cc)
¥63,800 消費税・サービス料別

2019 Le Petit Cheval Blanc (Bordeaux)
2019 ル・プティ・シュヴァル・ブラン(ボルドー)
2019 Aile d'Argent (Bordeaux)
2019 エール・ダルジャン(ボルドー)
2009 Pavillon Blanc du Chateau Margaux (Bordeaux)
2009 パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー(ボルドー)
2009 Domaine de Chevaliere (Pessac Leognan)
2009 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブラン(ペサック・レオニャン)
2012 La Clarte de Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2012 ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
2012 Chateau La Mission Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2012 シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
2004 Chateau Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2004 シャトー・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
1978 Y Ygrec (Bordeaux)
1978 イグレック(ボルドー)
2001 Chateau d`Yquem 375ml(Sauternes)
2001 シャトー・ディケム 375ml(ソーテルヌ)

2019年のル・プティ・シュヴァル・ブランとエール・ダルジャンからスタートします。
ル・プティ・シュヴァルはシュヴァル・ブランが手掛ける、エレガンスと複雑味溢れる味わいで、2014年がファーストヴィンテージ。 ソーヴィニヨン・ブラン74%、セミヨン26%の葡萄比率です。エール・ダルジャンは、ムートン・ロスチャイルドが造る、上品な果実味と花の風味が織りなす、高貴な味わいの希少品。ソーヴィニヨン・ブラン61%、セミヨン38%、ミュスカデル1%のブレンドです。


続いて2009年のパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーとドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランです。
パヴィヨン・ブランはボルドーの宝石と称されるシャトー・マルゴーが手掛ける、女性的な気品と洗練を兼ね備えた仕上がりで、ソーヴィニヨン・ブラン100%。1920年頃には「パヴィヨン・ブラン・ドゥ・シャトー・マルゴー」としてすでに存在していました。ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランは、グラーヴのトップシャトーが手掛ける、新樽の香りが素晴らしく、豊潤で旨味あふれる味わいです。ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%の配合。


そして大御所、オー・ブリオン・ブランとラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランの揃い踏みです。
まずラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブランは、上記2シャトーの葡萄をブレンドした唯一無二の複雑性が魅力の贅沢品。生産量の少なさに加え、国外へ輸出される量が限られているため、非常に稀少なアイテムです。ソーヴィニヨン・ブラン52%、セミヨン48%で造られます。ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランは、「世界で最も偉大な辛口白ワインの1つである」と称される稀少な1本。セミヨンを約70〜80%という高い比率で配合し、芳醇なアロマが香る濃密な味わいと長い余韻を持ち合わせています。対するオー・ブリオン・ブランは僅か3haの畑から生まれる、複雑なアロマと荘厳なストラクチャーが魅力の、ボルドーブランの最高峰。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランが約半分ずつという独自のアッサンブラージュで造られます。


最後はイグレックとシャトー・ディケムで締めくっていただきます。イグレックはシャトー・ディケムと同じテロワールで育ったブドウを、徹底的にこだわり抜き、追求して造られます。その香りはディケムそのもの。そして辛口白ワインの中で最も長命です。44年経過してそろそろ飲み頃に入っていますでしょうか?ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン25%の配合です。そして大トリのシャトー・ディケムは、世界の貴腐ワインの頂点に君臨し、その玉座は永遠に不変です。2001年は近年の最高評価のヴィンテージで、その中でもディケムはモンスター級。完全なる成功を収め、欠点ひとつない完璧な出来栄えです。その美しい色合いととろけるような甘さの世界は、どんな人をも虜にします。セミヨン80%とソーヴィニヨン・ブラン20%が織りなす魅惑の液体で昇天して下さい。


ぜひこの機会に優雅でエレガントなボルドーの白ワインを、ご堪能してみてはいかがでしょうか。皆様のご予約をスタッフ一同お待ちしております。

top   |   older >

regular tasting
  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
archive sunday special