regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

9 September 2025
23 Tuesday

〜ブルゴーニュにおける王者の風格とは〜

【9月ワイン会・第2弾 ワインの王様】


¥88,800 消費税・サービス料別

2012 Chambertin Clos de Beze (P.Minot)
2012 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ (ペロ・ミノ)
2012 Chambertin (P.Minot)
2012 シャンベルタン (ペロ・ミノ)
2011 Chambertin Clos de Beze (O.Bernstein)
2011 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ (オリヴィエ・バーンスタイン)
2011 Chambertin (A.Rousseau)
2011 シャンベルタン (アルマン・ルソー)
2000 Chambertin Clos de Beze (R.Groffier)
2000 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ (ロベール・グロフィエ)
1989 Chambertin (J.Prieur)
1989 シャンベルタン (ジャック・プリウール)
1979 Chambertin Reserve Jean Trapet (L.Trapet)
1979 シャンベルタン・レゼルヴ・ジャン・トラペ (ルイ・トラペ)

今回はワインの王様ことブルゴーニュのシャンベルタンにフォーカスします。皇帝ナポレオンも愛した威厳、厳格さ、スケール感はまさに王様のそれ。ブルゴーニュでも別格、かつ正反対の個性を持つ、隣り合う2つのグランクリュを比較してお楽しみいただきます。

精神的で内向的、中心に向かう静かなるエネルギーに満ち、完全な球体を持つクロ・ド・ベーズと、肉体的で外交的、溢れ出るエネルギーに満ち、他を圧倒し支配するシャンベルタン。本日のテーマ「王者の風格」とはまさにシャンベルタンを指します。AOC法ではクロ・ド・ベーズはシャンベルタンを名乗れても、その逆はないと言う規制が存在しますが、歴史的には630年にベーズ修道院に寄進されたクロ・ド・ベーズの方が古く、1276年に初めて記録が残るシャンベルタンの遥かに以前に存在していました。

スタートは現在ブルゴーニュ最上の造り手、ペロ・ミノから。2012年はこの造り手の最高傑作のヴィンテージで、今に至るまでこのヴィンテージを超えるワインは造られていません。そして驚くことにこの2つのワインはネゴス物。ピエール・ダモワより借りて栽培から行っています。比較してこそはっきり分かりますが、2つの畑の個性を見事に体現しています。クロ・ド・ベーズの極上のシルキーさと完璧なハーモニー、品格、美しさ、静謐さ。対するシャンベルタンのゴージャスで官能的、巨大なスケール感。これはブルゴーニュワインの一つの到達点といえます。

続くワインはミクロ・ネゴスの代表、オリヴィエ・バーンスタインのクロ・ド・ベーズと、この村の最高峰アルマン・ルソーが造るシャンベルタンの対決です。最上のグランクリュとプルミエクリュにフォーカスしたバーンスタインのワインは、いついかなるときでもゴージャスさが身上のため、まるでシャンベルタンのような風貌があります。とてつもなく華やかで豪華、あまりにも大きなスケール感が只物ではないと思わせます。一方ルソーのワインは、同じく豪華さと華やかさ、スケール感はありますが、緻密さと純粋さも身につけています。バーンスタインがルソーに送る挑戦状。はたして下剋上はあるのか?

続くロベール・グロフィエのクロ・ド・ベーズは、畑を購入したのは1953年、そしてドメーヌのフラッグシップです。レザムルースの最大の所有者として有名ですが、ベストはこの畑。果実味豊かでシルキーな舌触りが身上で、2000年という果実味のたっぷりしたヴィンテージです。

ジャック・プリウールは大規模なネゴシアンですが、このシャンベルタンは自社畑。長期に渡り低迷期が続いていましたが、1988年にアントナン・ロデ社の資本が入り、ナディーヌ・ギュブランが醸造を担当してから評価が急上昇しました。この生産者が造り出すワインは総じて誰もが素直に美味しいと言える味わいです。特にシャンベルタンとミュジニーの2つは、そのクオリティで信じられないほどの高みに到達しています。堅牢で堂々とした酒体がありながら、軽やかで品格に富むという出来栄え。

そしてトリを締めるのはルイ・トラぺのシャンベルタンです。1990年に2人の息子に分割され、長男ジャンがトラぺ・ペール・エ・フィス、次男マドノがロシニュール・トラぺになっています。1979年は今最も飲み頃を迎えているヴィンテージ。シャンベルタンのイメージ通りまさに王者の風格を伴うワインを堪能していただきます。どうぞ心ゆくまで味わってください。スタッフ一同皆様のご参加もお待ちしております。

9 September 2025
14 Sunday

〜ボルドーにおけるエレガンスとは〜

【9月ワイン会・第1弾 ワインの女王】


¥68,800 消費税・サービス料別

2019 Anseillan by Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
2019 アンセイヤン・バイ・ シャトー・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)
2001 Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
2001 シャトー・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)
2000 Chateau Ducre Beaucaillou (St-Julien)
2000 シャトー・デュクリュ・ボーカイユ (サン・ジュリアン)
2000 Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande (Pauillac)
2000 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド (ポイヤック)
1990 Carruades de Lafite Rothschild (Pauillac)
1990 カリュアド・ド・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)
1983 Chateau Margaux (Margaux)
1983 シャトー・マルゴー (マルゴー)
1976 Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
1976 シャトー・ラフィット・ロートシル (ポイヤック)

スタートは、1世紀ぶりに新作として造られたシャトー・ラフィット・ロートシルトのサード「アンセイヤン」から。2018年がファースト・ヴィンテージで、現在はレストランのみで提供されています。85%メルロ、15%カベルネ・ソーヴィニヨンという驚きのセパージュ。しかしながらラフィット特有の洗練されたエッセンスははっきり感じられます。

続いて2001年「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の登場です。1855年の格付けから170年経過していますが、現在のクオリティを比較しても、1級シャトー筆頭の座は揺るぎなく、ボルドーの頂点に君臨しています。強さや大きさ、逞しさよりもエレガンスや品格、美しさを上位に置くフランスの美意識には、日本人とも共通する美への限りない賞賛が感じられます。そして2001年は近年最も開いているヴィンテージゆえ、ラフィットのノーブルな魅力を十二分に感じられるボトルです。

続いてミレニアム・ヴィンテージ2000年の2級シャトーが並びます。シャトーの可能性を最大限表現している極上のヴィンテージです。洗練された美しさではラフィットをも凌ぐのではと思わせる「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」は、キラキラと輝く色彩美と、純真無垢な美を備え、貴族性ではラフィットの後塵を拝しますが、透明感ではその上を行きます。対する伯爵夫人の名を冠する「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」は、芳醇で豊満、まるで中世の女性画のような美しさと、ルノワールの女性のような丸みと親しみやすさを体現し、えも言われぬ安らぎを与えてくれるワインです。

「カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト」は、ラフィットの同じ畑から、ファーストに使われる30%を除き、残りの内から40%が使用されています。1990年という素晴らしい年なので、セカンドと言えどもこの上ないエレガンスを感じられます。

続いて女性的の代名詞「シャトー・マルゴー」です。1855年の格付けではラフィットに次ぎ第2位。女性的といえどもそのイメージは、溢れるような包容力と、しなやかで丸みを帯び、優美な気品のある佇まい、と言えるのでは。1983年は支配人の故ポール・ポンタリエが着任した年で、オーナーはコリーヌ・メンツェロプーロス。絶頂期で偉大な成功を収めた年です。

トリは再びラフィットに戻ります。1976年は1959年以来の最上のヴィンテージで、ほぼ50年経過した今、全てに磨きがかかり、成熟した内なる精神美と穢れなき崇高さを体感できます。どうぞたっぷりとボルドーの雄大な懐に抱かれ、癒しの時間をお過ごしください。皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

8 August 2025
10 Sunday

〜史上最強のプルミエ・クリュ〜

【夏のシャルドネ特集Part.2】


¥68,800 消費税・サービス料別

2015 Chablis Premie Cru Foret (F.Raveneau)
2015 シャブリ・プルミエ・クリュ・フォレ (フランソワ・ラヴノー)
2013 Nuits Saint Georges Clos de la Marechale Blanc (J.F.Mugnier)
2013 ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラ・マレシャル・ブラン (ジャック・フレデリック・ミュニエ)
2014 Chassagne Montrachet Abbay de Morgeot (Pierre-Yves Colin-Morey)
2014 シャサーニュ・モンラッシェ・アベイ・ド・モルジョ (ピエール・イヴ・コラン・モレ)
2013 Meursault Charmes (Roulot)
2013 ムルソー・シャルム (ルーロ)
2009 Meursault Charmes (C.Lafon)
2009 ムルソー・シャルム (コント・ラフォン)
2006 Puligny Montrachet Clos de la Mouchere (H.Boillot)
2006 ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール (アンリ・ボワイヨ)
2006 Puligny Montrachet Les Pucelles (Leflaive)
2006 ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル (ルフレーブ)

今回のワイン会は夏のシャルドネ特集第2弾です。綺羅星の生産者を一堂に取り揃え、凡百のグランクリュを凌駕するプルミエ・クリュをお楽しみいただく一日です。

まずはシャブリ唯一無二の絶対的生産者、ジャン・マリー・ラヴノーが造る「フォレ」からスタート。モンマンに隣あう日当たりの良い南東向きに位置する畑で、2015年という最良のヴィンテージです。手摘みの低収量、樽発酵と長期のシュール・リー、18ヶ月の樽熟成から造られるワインには、シャブリのエッセンスが全て詰まっています。

続いて現在シャンボール・ミュジニー最高の造り手と呼び声高い、J.F.ミュニエが造る年間2500本の超レアな白ワインをご用意いたしました。2005年がファーストヴィンテージで、モノポールの「クロ・ド・ラ・マレシャル」の畑から造られます。造りはルーロとラルロから学んだとの事。果たして赤に匹敵する出来なのでしょうか?

続いてブルゴーニュのスーパースター、ピエール・イヴ・コラン・モレの登場です。マルク・コランの長男として生まれ、あっという間に頂点に駆け上りました。味わいのピュアさは群を抜き、美しいミネラルと酸味、果実味の繊細さは上質なミネラルウオーターのようです。シャサーニュ村の「アベイ・ド・モルジョ」はシトー派の修道院を囲むモルジョの一区画。

ムルソー村からは2つの偉大なドメーヌが造る「シャルム」を。ルーロはブルゴーニュ白ワインの最高峰に聳え立つ生産者で、香水のような魅惑的な香りと、極上のシルクの舌触り、しなやかさとエレガンスは、他に類を見ない最上のものです。濃厚でグラでリッチなムルソースタイルが市場を席巻する中、ルーロの造る美しく球体のような完全バランスのワインが誕生したのは、まさに奇跡的。

続く御大コント・ラフォンは、元祖ムルソーのスペシャリストで、ムルソーの人気を世界的にした立役者。現当主で4代目のドミニク・ラフォンは1985年にドメーヌの運営を引き継ぎ、そのバタリーでリッチで退廃的なスタイルが世界のシャルドネファンを魅了しました。1998年以降はビオディナミに転換し、ミネラリーで高純度なワインへと進化しています。所有するのはシャルムの最高区画。2009年の豊潤なヴィンテージから造られたこのワインは、ラフォンの真髄を味わえます。

そしてピュリニー・モンラッシェ村からも2つのドメーヌの2006年です。アンリ・ボワイヨは1630年から続く由緒ある家柄で、「クロ・ド・ラ・ムーシェール」はペリエールの一角にあるモノポールで樹齢は80年を超えています。5代目アンリは完璧主義者で知られ、味わいは洗練されピュアな果実味に溢れ、品格があります。

トリはもちろんルフレーブ。ピュリニー村随一の1級畑「ピュセル」から造られたこのワインは、ビオディナミにより畑の状態は完璧、アンヌ・クロードも絶頂期。ブルゴーニュ・シャルドネの本質を感じるには最適なワインです。どうぞ心ゆくまで味わってください。スタッフ一同皆様のご参加もお待ちしております。

7 July 2025
20 Sunday

~コルトン・シャルルマーニュ  バトルロワイヤル!~

【夏のシャルドネ特集Part.1】


¥68,800 消費税・サービス料別

2019 Corton Charlemagne (M.Camuzet Frere et Soeurs)
2019 コルトン・シャルルマーニュ (メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
2018 Corton Charlemagne (O.Bernstein)
2018 コルトン・シャルルマーニュ (オリヴィエ・バーンスタイン)
2012 Corton Charlemagne (Pierre- Yves Colin-Morey)
2012 コルトン・シャルルマーニュ (ピエール・イヴ・コラン・モレ)
2005 Corton Charlemagne (de Montille)
2005 コルトン・シャルルマーニュ(ド・モンティーユ)
2004 Corton Charlemagne (B.du.Martray)
2004 コルトン・シャルルマーニュ (ボノー・デュ・マルトレイ)
1990 Corton Charlemagne (L.Jadot)
1990 コルトン・シャルルマーニュ (ルイ・ジャド)

スタートの2本は、アンリ・ジャイエの直径の弟子のワインです。優良ヴィンテージ2019年のメオ・カミュゼは、ワインの神様と呼ばれているアンリ・ジャイエ氏がコンサルタントを務めていたことでも有名で、世界中のブルゴーニュ愛好家に絶大な人気のあるヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・ニコラ・メオが手掛けるネゴスもの。オリヴィエ・バーンスタインは、2002年ヴォーヌ・ロマネにてアンリ・ジャイエ氏の下で研修をした後、南フランスで自分のドメーヌであるマ・ドゥ・ラ・ドゥヴェーズを設立しました。そして2007年にブルゴーニュにてネゴシアン・ビジネスを開始し、ブルゴーニュの最高区画の樹齢の高いブドウ樹の特級畑と1級畑からしかワインを造らないミクロ・ネゴスです。ピエール・イヴ・コラン・モレは、マルク・コランの長男ピエール・イヴとジャン・マルク・モレの娘カロリーヌ夫妻が2001年にミクロネゴスとしてスタートしました。そして2005年からは、両家から相続した畑でドメーヌもスタート。ジャンシス・ロビンソンのコメントに「本物の品質、正確な味わい、高い熟成ポテンシャルを持つワインを作る非の打ち所のない2つのドメーヌ、それがコシュ・デュリと新進気鋭のピエール・イヴ・コラン・モレ。」とあります。誕生とともに瞬時にトップドメーヌの仲間入りを果たしたスーパースターです。

その後は20年熟成のワインが2アイテム続きます。ド・モンティーユは300年以上の歴史を誇る生産者で、2001年に父ユベールからドメーヌを引継ぎ、現当主エティエンヌが100%経営にあたるようになってから、ドメーヌは凄まじく拡大しました。このコルトン・シャルルマーニュの畑は、2004年に入手したものです。「ド・モンティーユ&北海道」プロジェクトとして函館でもワインを生産している今最も注目の造り手です。ボノー・デュ・マルトレイは、古くからの歴史を誇る由緒あるドメーヌで、コルトン・シャルルマーニュと言えば、ボノー・デュ・マルトレイと言われるほど。コルトンの丘に最大の11.9haの畑を所有し、グラン・クリュしか造らない稀有な生産者です。2018年にはドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに畑の一部を貸し出し話題になりました。トリは35年の熟成を経た1990年ヴィンテージ、生産者はルイ・ジャドです。この年はワインにとってのお祭り年、大当たりフィーバーとなった伝説的ヴィンテージ、そしてジャド家が1914年から所有する最も古い畑です。醸造は稀代の天才醸造家ジャック・ラルディエール。熟成のマジックをお楽しみ下さい。

どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

5 May 2025
5 Monday

GW特集 ~第3弾~30周年記念スペシャル!

【30年の時の流れに身を委ね Part2】


¥78,800 消費税・サービス料別

1995 Dom Perignon Enotheque (Epernay)
1995 ドン・ペリニヨン・エノテーク(エペルネ)
1995 Chateau Margaux (Margaux)
1995 シャトー・マルゴー(マルゴー)
1995 Chateau Haut Brion (Pessac-Leognan)
1995 シャトー・オー・ブリオン(ペサック・レオニャン)
1995 Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
1995 シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
1995 Chateau Cheval Blanc (St.Emilion)
1995 シャトー・シュヴァル・ブラン(サン・テミリオン)
1995 Chateau Ausone (St.Emilion)
1995 シャトー・オーゾンヌ(サン・テミリオン)
1995 Chateau d`Yquem (Sauternes)
1995 シャトー・ディケム(ソーテルヌ)

スタートは、今は無きドンペリニヨン・エノテークの30年熟成ものからです。現在はP2という名前に変更していますので、レアものです。2005年にリリースされています。デゴルジュマンしたてのP2を飲んだ際に感じる若々しさに違和感を覚える方も多いと思いますが、このエノテークは瓶内熟成により全てが調和した完璧なハーモニーが感じられます。かつ1995年は重量級のビックヴィンテージという豪華な幕開けです。その後はサンテミリオンのトップに君臨するライバルの2シャトーの飲み比べと続きます。シュヴァル・ブランはポムロールとの境界に位置し、砂利質土壌に60%カベルネ・フランと40%メルロという類を見ないセパージュ構成。味わいも他に類を見ない、シルクの質感と享楽的なメルロの個性を、繊細なカベルネ・フランが支えるスタイル。美味しさの完成度が頂点に達したワインとも言えます。対するオーゾンヌは標高100Mの丘に広がる南東部分の最高立地で、粘土石灰質土壌。カベルネ・フランとメルロが各50%と言うセパージュ構成です。生産量はシュヴァル・ブランの5分の1、ラフィットの14分の1という希少性。そして、できるワインは極めて繊細で緻密で本質的、際立った知性と美しさが特徴です。左岸からは球体のバランスと優雅で洗練されたオーブリオン、しなやかで気品高く、芯が強い、ゴージャスな美しさを身に纏うマルゴー、最もノーブルで貴族的、究極の内面的な美しさを感じさせる唯一無二のボルドーワインの頂上、ラフィットへと続きます。最後は本能を刺激する退廃的な甘みと、豊潤なミネラルと酸味がキラキラと美しく輝き、崇高な精神性をも兼ね備えたディケムで締めくくります。全てのワインが世界最高峰。この日も30年の時の流れに身を委ねてください。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

5 May 2025
4 Sunday

GW特集 ~第2弾~30周年記念スペシャル!

【30年の時の流れに身を委ね Part1】


¥78,800 消費税・サービス料別

1995 Puligny Montrachet Clavaillon (Leflaive)
1995 ピュリニー・モンラッシェ・クラヴァイヨン(ルフレーブ)
1995 Le Montrachet (M.Colin)
1995 ル・モンラッシェ(マルク・コラン)
1995 Charmes Chambertin (P.Minot)
1995 シャルム・シャンベルタン(ペロ・ミノ)
1995 Clos de Tart (Mommessin)
1995 クロ・ド・タール(モメサン)
1995 Bonnes Mares (L.Jadot)
1995 ボンヌ・マール(ルイ・ジャド)
1995 Echezeaux (R.Arnoux)
1995 エシェゾー(ロベール・アルヌー)
1995 Corton Cuvee Charlotte Dumay (Hospices de Beaune)
1995 コルトン・キュヴェ・シャルロット・デュメイ(オスピス・ド・ボーヌ)

超希少な30年熟成したルフレーヴからスタートという贅沢さ。「クラヴァイヨン」の畑は南端の一部以外は全てルフレーヴの所有で、繊細さと優美さが際立ったテロワールです。そしてさらに貴重な年産2樽600本のマルク・コランの「モンラッシェ」と続きます。このワインはシャサーニュ側の上部の区画から造られます。2003年に引退した有名なコラン一族のマルク・コランによる作。現在は3男のダミアンと長女のカロリーヌが引き継ぎ、長男ピエール・イヴと次男ジョセフはそれぞれ自分のドメーヌを立ち上げています。マルク・コランのモンラッシェは、スケールが大きく緻密なスタイル。究極の熟成白ワインをお楽しみいただきます。赤ワインのトップはシャンベルタンの真下に位置する「シャルム・シャンベルタン」。1993年にドメーヌを継いだクリストフの初期の作品。当時は今のピュアでエレガントなスタイルとは違い、凝縮感を追求していましたが、30年経ち随分と柔らかく、旨みも増し、バランスよく熟成しています。続いてブルゴーニュを代表するモノポール「クロ・ド・タール」は、記録によれば1141年には既に聖ヨハネ騎士団が所有していたという歴史的な畑。格調の高さと神秘性を持つこのワインには、思わず居住まいを正したくなるオーラを感じさせられます。ルイ・ジャドの「ボンヌ・マール」は、クロ・ド・ベーズ、ミュジニーと並び、ドメーヌ物の3大畑。ジャドのワインを造り出す天才醸造家ジャック・ラルディエールによると、ボンヌ・マールとは妖精を表すブルゴーニュ地方の古語とのこと。ロベール・アルヌーは現在一世を風靡する6代目当主シャルル・ラショーの祖父で、1995年に他界した最後の作品となります。アルヌーの「エシェゾー」の区画は中腹斜面にあるルージュ・デュ・バ。この区画からはミネラリーでエレガンスに富んだワインが生まれます。最後のワインはオスピス・ド・ボーヌの「コルトン」です。シャルロット・デュメイから1534年に寄進され、ルナルドとブレサンドの畑から造られ、オスピスのワインの中で最も長命との評価を受けているワインです。熟成感も素晴らしい。エルバージュはドミニク・ローラン。この日は30年の時の流れに身を委ねてください。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

4 April 2025
29 Tuesday

GW特集 ~第1弾~ 春の祭典! 〜春の味覚との口福な出合い〜

【熟成白ワインの世界】


¥43,800 消費税・サービス料別・白アスパラ、タケノコ、ハマグリのコース料理付き

2003 Jasnieres Rosieres (Belliviere)
2003 ジャニエール・ロジエール(ベリヴィエール)
1997 Fass Severin Vinothek Riesring (Nikolaifof)
1997 ファス・セヴェリン・ヴィノテーク・リースリング(ニコライホーフ)
1992 Puligny Montrachet Clos de la Mouchere (J.Boillot)
1992 ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール(ジャン・ボワイヨ)
1989 Clos de la Coulee de Serrant (N.Jory)
1989 クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン(ニコラ・ジョリー)
1979 Chateau Grillet (N.Gachet)
1979 シャトー・グリエ(ネイレ・ガシェ)
1979 Chateau Pape Clement Blanc (Pessac Leognan)
1979 シャトー・パプ・クレマン・ブラン(ペサック・レオニャン)
1977 Y de Chateau d'Yquem (Bordeaux)
1977 イグレック・ド・シャトー・ディケム(ボルドー)

まずはロワールのジャニエールからスタート。この冷涼で石灰岩土壌の産地は長く忘れられていたエリアでしたが、エリック・ニコラにより蘇りました。古樹が残っていた区画からシュナン・ブラン種でビオディナミ栽培により造られています。2003年は過去100年間で例を見ない酷暑の年ですが、べリヴィエールのワインはあまりにも美しい出来。続くニコライホフは銘醸地ヴァッハウで最も早い1971年からビオディナミ栽培を行っているオーストリア随一の生産者。この特別なキュヴェは良年に飲み造られるもので、ファス・セヴェリンは昔ながらの3000Lの大樽で25年熟成させたものです。ブルゴーニュからは先代ジャン・ボワイヨが造ったピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール。ペリエールとクラヴァイヨンに挟まれた絶好のテロワールで、モノポールです。ロワールからもう1人、ニコラ・ジョリーはフランスにおけるビオディナミの伝道師で、1980年代から自分の所有する全ての畑で導入しています。この伝説的なモノポールの畑は、1130年にシトー派修道院によって開墾された畑で、ブドウはシュナン・ブラン種。シャトー・グリエはコンドリューのアペラシオンの中にある極小の区画で、ワイン名が原産地名に認定された稀有な例です。ヴィオニエ種から造られる、当初のチャーミングで初々しい味わいが、どのように変化しているのか興味津々です。そしてボルドーから2種。13世紀からの歴史を有し、当時の法皇クレマン5世が所有していたパプ・クレマンは、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンが各45%のブレンドで、新樽で発酵&熟成のワインです。そしてトリはシャトー・ディケムの辛口イグレック。当時は貴腐があまり付かなかった年か辛口に適した条件の年に限られて生産されていました。ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン25%のセパージュです。香りはディケムそのもの。ボルドー・ブランの極めて高い熟成能力を体感していただきます。この機会に熟成白ワインの奥深い世界をご堪能ください。そして春の息吹を感じる料理とご一緒に。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

3 March 2025
20 Thursday

【春の最強シャンボール・ミュジニー祭り】


¥64,800 消費税・サービス料別

2015 Chambolle Musigny La Combe d`Orveaux (A.Gros)
2015 シャンボール・ミュジニー・ ラ・コンブ・ドルヴォー(アンヌ・グロ)
2011 Chambolle Musigny Clos de L'Orme (S.Cathiard)
2011 シャンボール・ ミュジニー・ クロ・ ド・ロルム( シルヴァン・ カティアール)
2011 Chambolle Musigny Les Cras (G.Roumier)
2011 シャンボール・ミュジニー・レ・クラ(ジョルジュ・ルーミエ)
2009 Chambolle Musigny Les Sentiers (F.Feuillet/D.Duband)
2009 シャンボール・ミュジニー ・ レ・サンティエ(フランソワ・フュエ/ダヴィド・デュバン)
2012 Chambolle Musigny La Combe d`Orveaux V.V Cuvee Ultra (P.Milot)
2012 シャンボール・ミュジニー・ ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエーユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ウルトラ(ドメーヌ・ペロ・ミノ)
2013 Chambolle Musigny Les Amoureuses (Vogue)
2013 シャンボール・ミュジニー・ レ・ザムルーズ(ヴォギュエ)
2013 Musigny (Vogue)
2013 ミュジニー(ヴォギュエ)

今回のワイン会はシャンボール・ミュジニー村。村名格からグラン・クリュまでを一同に集め、この村と畑の個性を楽しんでいただく一日です
まずは村名畑付きワインを2種。アンヌ・グロのラ・コンブ・ドルヴォーからスタートします。アンヌ・グロは言わずと知れたグロ家の一員で、現在ブルゴーニュ最上評価の造り手。この特殊な畑は村の南端に位置し、エシェゾーのすぐ北にある区画で、その一部はグラン・クリュのミュジニー、それ以外は1級と村名の3区画に分かれています。豊かな果実味と洗練された美しさを兼ね備えたテロワールで、アンヌ・グロはまさにお手本と言える出来。クロ・ド・ロルムはこの村中腹に位置し、実力は1級相当と言われています。シルヴァン・カティアールは現在ブルゴーニュの頂点に君臨する生産者。上記2つのドメーヌはヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置いています。続いて1級畑が3種。この村随一のルーミエが造るレ・クラは最も標高が高く、表土は薄く、岩がゴロゴロしているテロワールのため、ボンヌ・マール側なのにミネラリーで繊細なワインができる区画です。続くフランソワ・フュエは2005年にジャッキー・トルショをドメーヌごと購入し、デュバンが全てのワインを造っています。もちろんこの畑もトルショからの畑で、さらにヴィンテージも最上。センティエはボンヌ・マールの真下に位置する畑で、シャンボールの繊細さとモレの力強さを併せ持ちます。続いて本日の一番貴重なワイン、ペロ・ミノのラ・コンブ・ドルヴォーです。1級格付けながら、ジャック・プリウールのグラン・クリュ・ミュジニーの斜面上部、ヴォギュエのミュジニーとは同じ高さにある最良のテロワール。かつ平均樹齢80年というスペシャルキュヴェ。2012年はペロ・ミノ史上最高峰の出来と言えるヴィンテージで、このワインには2度と巡り会えないかもしれない、超貴重な、まさにシノワのワイン会だからこそのウルトラ・キュヴェです。そしてトリはブルゴーニュで最も愛されている畑、アムルーズとミュジニーの、同じヴィンテージ、同じ生産者での饗宴です。造り手はご存知ヴォギュエで、1450年から続く名門で最大の所有者、もちろんできるワインも最上です。この2つのワインはどうぞご自身の五感で、心ゆくまで味わってください。スタッフ一同皆様のご参加もお待ちしております。

2 February 2025
23 Sunday

【シャトー・ラフィット・ロートシルト セカンドラベルワインの魅力!】


¥48,800 消費税・サービス料別

2010 Carruades de Lafite (Pauillac)
2010 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
2005 Carruades de Lafite (Pauillac)
2005 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
2000 Carruades de Lafite (Pauillac)
2000 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
1989 Carruades de Lafite (Pauillac)
1989 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
1985 Carruades de Lafite (Pauillac)
1985 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
1964 Carruades de Lafite (Pauillac)
1964カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)

セカンドラベルの魅力は、同じ生産者であり、製造スタイルと個性をそのまま活かしたタイプであること、価格帯はお手頃プライスです。また、フランス語ではSecond Vin(スゴン・ヴァン)と言われ、樹齢の若い葡萄から造られたり、醸造初期の熟成段階で選別されたり、区別された特定の区画の葡萄だったりします。

カリュアド・ド・ラフィットは、メドック格付け第1級であり左岸の王者と讃えられるシャトー・ラフィット・ロートシルトが手掛けるセカンドラベル!畑の総称「カリュアドの丘」に由来したワイン名がつけられており、若木ブドウから造られており、収穫量の30%ほどが、ファーストラベルに使用され、残りの40%ほどが使用されています。

2010年から1985年までの5アイテムはどのヴィンテージも天候に恵まれた偉大なグレートヴィンテージを揃えました。偉大な年、ミレニアム ヴィンテージ2000年に関しては、ロバート・パーカー氏は最高のカリュアド・ド・ラフィットとコメントしております。1964年は、古典的なヴィンテージ最高の年とはみなされはていませんが、収穫量も多く過小評価されている、魅力的なヴィンテージです。

ファーストラベルの品格を感じるエレガンスと凝縮感を堪能できるカリュアド・ド・ラフィット、もはやセカンドというには惜しいほどの高いクオリティを誇っています。
どうぞ、スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

2 February 2025
11 Tuesday

【ドメーヌ・デュジャック 50年の歩み】


¥48,800 消費税・サービス料別

2020 Puligny Montrachet Les Folatieres(Dujac)
2020 ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエール
2018 Chambolle Musigny Les Gruenchers(Dujac)
2018 シャンボル・ミュジニー・レ・グリュアンシェール(デュジャック)
2018 Vosne Romanee Les Beaux Monts(Dujac)
2018 ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボー・モン(デュジャック)
2018 Vosne Romanee Aux Malconsorts (Dujac)
2018 ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール(デュジャック)
2018 Echezeaux(Dujac)
2018 エシェゾー(デュジャック)
2018 Clos de la Roche(Dujac)
2018 クロ・ド・ラ・ロシュ(デュジャック)
2018 Bonnes Mares(Dujac)
2018 ボンヌ・マール(デュジャック)

1968年にジャック・セイスにより設立されたドメーヌ・デュジャック。

伝説の醸造家が造り出したワインを、息子ジェレミーとアレックスが継承し、現在に至っています。創業から50年後の2018年をホリゾンタル(水平)に味わうことにより、今のデュジャックのスタイルを楽しんでいただきます。

思い返せば、シノワ銀座店がオープンした30年前、当時はデュジャックの村名からグランクリュまで好きなだけ購入できましたので、村名はグラスワインで1500円ほど。他にも大量購入できたDRCのエシェゾーもグラス2500円で販売していた時代。赤ワインブームの少し前、それを取材に来て掲載した雑誌も多々ありました。今から思うとその価格は隔世の感です。シノワでデュジャックを飲まれて、ブルゴーニュに開眼されたお客様も随分多かったと思います。ジャック・セイスが造るワインは色気に溢れ、そこに品格と知性を兼ね備えた、まさにすべての人を魅了する特別なワインで、いまだにノスタルジーを感じます。1995年ヴィンテージあたりから、現在のスタイルに移行していきましたが、自分の感覚と味覚のみを頼りに造っていた名人の技を堪能できた佳き時代でした。

その後1998年に引退したジャック・セイスがサポートし、ジェレミーとアレックスが継承したドメーヌは、2000年にネゴシアンビジネスを開始、2003年にビオディナミに移行し、2005年にドメーヌ・トマ・モワイヤールをモンティーユと共同で購入し、一気に所有畑を拡大、2012年にエコセール認証を取得しています。継続しているのは、そのワインの醸造方法で、完全無除梗による全房発酵、低温による長いマセラシオンです。

2018年は猛暑の年で、地球温暖化の影響を受けていますが、さてデュジャックのワインは如何に?
そして官能と知性を両立した唯一無二の父親が造ったワインとは趣向が違う、真面目でストイックな兄弟が造るワインの出来は如何に?

まずはボーヌに所有している2020年ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエールからスタートします。2014年に購入した最新の畑です。続いて2018年の1級からグランクリュを6種ご用意いたしました。そのうちボーモンとマルコンソールは2005年に購入した畑で、その他は創業間も無く手に入れた畑です。本拠地はモレサンドニ村ですが、シャンボール・ミュジニー村からヴォーヌ・ロマネ村まで、バラエティに富んだテロワールを堪能して頂きます。どうぞ、スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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