
レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
17:30
に抜栓します。

GW特集 ~第3弾~30周年記念スペシャル!
【30年の時の流れに身を委ね Part2】

1995 Dom Perignon Enotheque (Epernay)
1995 ドン・ペリニヨン・エノテーク(エペルネ)
1995 Chateau Margaux (Margaux)
1995 シャトー・マルゴー(マルゴー)
1995 Chateau Haut Brion (Pessac-Leognan)
1995 シャトー・オー・ブリオン(ペサック・レオニャン)
1995 Chateau Lafite Rothschild (Pauillac)
1995 シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
1995 Chateau Cheval Blanc (St.Emilion)
1995 シャトー・シュヴァル・ブラン(サン・テミリオン)
1995 Chateau Ausone (St.Emilion)
1995 シャトー・オーゾンヌ(サン・テミリオン)
1995 Chateau d`Yquem (Sauternes)
1995 シャトー・ディケム(ソーテルヌ)
スタートは、今は無きドンペリニヨン・エノテークの30年熟成ものからです。現在はP2という名前に変更していますので、レアものです。2005年にリリースされています。デゴルジュマンしたてのP2を飲んだ際に感じる若々しさに違和感を覚える方も多いと思いますが、このエノテークは瓶内熟成により全てが調和した完璧なハーモニーが感じられます。かつ1995年は重量級のビックヴィンテージという豪華な幕開けです。その後はサンテミリオンのトップに君臨するライバルの2シャトーの飲み比べと続きます。シュヴァル・ブランはポムロールとの境界に位置し、砂利質土壌に60%カベルネ・フランと40%メルロという類を見ないセパージュ構成。味わいも他に類を見ない、シルクの質感と享楽的なメルロの個性を、繊細なカベルネ・フランが支えるスタイル。美味しさの完成度が頂点に達したワインとも言えます。対するオーゾンヌは標高100Mの丘に広がる南東部分の最高立地で、粘土石灰質土壌。カベルネ・フランとメルロが各50%と言うセパージュ構成です。生産量はシュヴァル・ブランの5分の1、ラフィットの14分の1という希少性。そして、できるワインは極めて繊細で緻密で本質的、際立った知性と美しさが特徴です。左岸からは球体のバランスと優雅で洗練されたオーブリオン、しなやかで気品高く、芯が強い、ゴージャスな美しさを身に纏うマルゴー、最もノーブルで貴族的、究極の内面的な美しさを感じさせる唯一無二のボルドーワインの頂上、ラフィットへと続きます。最後は本能を刺激する退廃的な甘みと、豊潤なミネラルと酸味がキラキラと美しく輝き、崇高な精神性をも兼ね備えたディケムで締めくくります。全てのワインが世界最高峰。この日も30年の時の流れに身を委ねてください。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

GW特集 ~第2弾~30周年記念スペシャル!
【30年の時の流れに身を委ね Part1】

1995 Puligny Montrachet Clavaillon (Leflaive)
1995 ピュリニー・モンラッシェ・クラヴァイヨン(ルフレーブ)
1995 Le Montrachet (M.Colin)
1995 ル・モンラッシェ(マルク・コラン)
1995 Charmes Chambertin (P.Minot)
1995 シャルム・シャンベルタン(ペロ・ミノ)
1995 Clos de Tart (Mommessin)
1995 クロ・ド・タール(モメサン)
1995 Bonnes Mares (L.Jadot)
1995 ボンヌ・マール(ルイ・ジャド)
1995 Echezeaux (R.Arnoux)
1995 エシェゾー(ロベール・アルヌー)
1995 Corton Cuvee Charlotte Dumay (Hospices de Beaune)
1995 コルトン・キュヴェ・シャルロット・デュメイ(オスピス・ド・ボーヌ)
超希少な30年熟成したルフレーヴからスタートという贅沢さ。「クラヴァイヨン」の畑は南端の一部以外は全てルフレーヴの所有で、繊細さと優美さが際立ったテロワールです。そしてさらに貴重な年産2樽600本のマルク・コランの「モンラッシェ」と続きます。このワインはシャサーニュ側の上部の区画から造られます。2003年に引退した有名なコラン一族のマルク・コランによる作。現在は3男のダミアンと長女のカロリーヌが引き継ぎ、長男ピエール・イヴと次男ジョセフはそれぞれ自分のドメーヌを立ち上げています。マルク・コランのモンラッシェは、スケールが大きく緻密なスタイル。究極の熟成白ワインをお楽しみいただきます。赤ワインのトップはシャンベルタンの真下に位置する「シャルム・シャンベルタン」。1993年にドメーヌを継いだクリストフの初期の作品。当時は今のピュアでエレガントなスタイルとは違い、凝縮感を追求していましたが、30年経ち随分と柔らかく、旨みも増し、バランスよく熟成しています。続いてブルゴーニュを代表するモノポール「クロ・ド・タール」は、記録によれば1141年には既に聖ヨハネ騎士団が所有していたという歴史的な畑。格調の高さと神秘性を持つこのワインには、思わず居住まいを正したくなるオーラを感じさせられます。ルイ・ジャドの「ボンヌ・マール」は、クロ・ド・ベーズ、ミュジニーと並び、ドメーヌ物の3大畑。ジャドのワインを造り出す天才醸造家ジャック・ラルディエールによると、ボンヌ・マールとは妖精を表すブルゴーニュ地方の古語とのこと。ロベール・アルヌーは現在一世を風靡する6代目当主シャルル・ラショーの祖父で、1995年に他界した最後の作品となります。アルヌーの「エシェゾー」の区画は中腹斜面にあるルージュ・デュ・バ。この区画からはミネラリーでエレガンスに富んだワインが生まれます。最後のワインはオスピス・ド・ボーヌの「コルトン」です。シャルロット・デュメイから1534年に寄進され、ルナルドとブレサンドの畑から造られ、オスピスのワインの中で最も長命との評価を受けているワインです。熟成感も素晴らしい。エルバージュはドミニク・ローラン。この日は30年の時の流れに身を委ねてください。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

GW特集 ~第1弾~ 春の祭典! 〜春の味覚との口福な出合い〜
【熟成白ワインの世界】

2003 Jasnieres Rosieres (Belliviere)
2003 ジャニエール・ロジエール(ベリヴィエール)
1997 Fass Severin Vinothek Riesring (Nikolaifof)
1997 ファス・セヴェリン・ヴィノテーク・リースリング(ニコライホーフ)
1992 Puligny Montrachet Clos de la Mouchere (J.Boillot)
1992 ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール(ジャン・ボワイヨ)
1989 Clos de la Coulee de Serrant (N.Jory)
1989 クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン(ニコラ・ジョリー)
1979 Chateau Grillet (N.Gachet)
1979 シャトー・グリエ(ネイレ・ガシェ)
1979 Chateau Pape Clement Blanc (Pessac Leognan)
1979 シャトー・パプ・クレマン・ブラン(ペサック・レオニャン)
1977 Y de Chateau d'Yquem (Bordeaux)
1977 イグレック・ド・シャトー・ディケム(ボルドー)
まずはロワールのジャニエールからスタート。この冷涼で石灰岩土壌の産地は長く忘れられていたエリアでしたが、エリック・ニコラにより蘇りました。古樹が残っていた区画からシュナン・ブラン種でビオディナミ栽培により造られています。2003年は過去100年間で例を見ない酷暑の年ですが、べリヴィエールのワインはあまりにも美しい出来。続くニコライホフは銘醸地ヴァッハウで最も早い1971年からビオディナミ栽培を行っているオーストリア随一の生産者。この特別なキュヴェは良年に飲み造られるもので、ファス・セヴェリンは昔ながらの3000Lの大樽で25年熟成させたものです。ブルゴーニュからは先代ジャン・ボワイヨが造ったピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ムーシェール。ペリエールとクラヴァイヨンに挟まれた絶好のテロワールで、モノポールです。ロワールからもう1人、ニコラ・ジョリーはフランスにおけるビオディナミの伝道師で、1980年代から自分の所有する全ての畑で導入しています。この伝説的なモノポールの畑は、1130年にシトー派修道院によって開墾された畑で、ブドウはシュナン・ブラン種。シャトー・グリエはコンドリューのアペラシオンの中にある極小の区画で、ワイン名が原産地名に認定された稀有な例です。ヴィオニエ種から造られる、当初のチャーミングで初々しい味わいが、どのように変化しているのか興味津々です。そしてボルドーから2種。13世紀からの歴史を有し、当時の法皇クレマン5世が所有していたパプ・クレマンは、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンが各45%のブレンドで、新樽で発酵&熟成のワインです。そしてトリはシャトー・ディケムの辛口イグレック。当時は貴腐があまり付かなかった年か辛口に適した条件の年に限られて生産されていました。ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン25%のセパージュです。香りはディケムそのもの。ボルドー・ブランの極めて高い熟成能力を体感していただきます。この機会に熟成白ワインの奥深い世界をご堪能ください。そして春の息吹を感じる料理とご一緒に。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

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【春の最強シャンボール・ミュジニー祭り】

2015 Chambolle Musigny La Combe d`Orveaux (A.Gros)
2015 シャンボール・ミュジニー・ ラ・コンブ・ドルヴォー(アンヌ・グロ)
2011 Chambolle Musigny Clos de L'Orme (S.Cathiard)
2011 シャンボール・ ミュジニー・ クロ・ ド・ロルム( シルヴァン・ カティアール)
2011 Chambolle Musigny Les Cras (G.Roumier)
2011 シャンボール・ミュジニー・レ・クラ(ジョルジュ・ルーミエ)
2009 Chambolle Musigny Les Sentiers (F.Feuillet/D.Duband)
2009 シャンボール・ミュジニー ・ レ・サンティエ(フランソワ・フュエ/ダヴィド・デュバン)
2012 Chambolle Musigny La Combe d`Orveaux V.V Cuvee Ultra (P.Milot)
2012 シャンボール・ミュジニー・ ラ・コンブ・ドルヴォー・ヴィエーユ・ヴィーニュ・キュヴェ・ウルトラ(ドメーヌ・ペロ・ミノ)
2013 Chambolle Musigny Les Amoureuses (Vogue)
2013 シャンボール・ミュジニー・ レ・ザムルーズ(ヴォギュエ)
2013 Musigny (Vogue)
2013 ミュジニー(ヴォギュエ)
今回のワイン会はシャンボール・ミュジニー村。村名格からグラン・クリュまでを一同に集め、この村と畑の個性を楽しんでいただく一日です
まずは村名畑付きワインを2種。アンヌ・グロのラ・コンブ・ドルヴォーからスタートします。アンヌ・グロは言わずと知れたグロ家の一員で、現在ブルゴーニュ最上評価の造り手。この特殊な畑は村の南端に位置し、エシェゾーのすぐ北にある区画で、その一部はグラン・クリュのミュジニー、それ以外は1級と村名の3区画に分かれています。豊かな果実味と洗練された美しさを兼ね備えたテロワールで、アンヌ・グロはまさにお手本と言える出来。クロ・ド・ロルムはこの村中腹に位置し、実力は1級相当と言われています。シルヴァン・カティアールは現在ブルゴーニュの頂点に君臨する生産者。上記2つのドメーヌはヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置いています。続いて1級畑が3種。この村随一のルーミエが造るレ・クラは最も標高が高く、表土は薄く、岩がゴロゴロしているテロワールのため、ボンヌ・マール側なのにミネラリーで繊細なワインができる区画です。続くフランソワ・フュエは2005年にジャッキー・トルショをドメーヌごと購入し、デュバンが全てのワインを造っています。もちろんこの畑もトルショからの畑で、さらにヴィンテージも最上。センティエはボンヌ・マールの真下に位置する畑で、シャンボールの繊細さとモレの力強さを併せ持ちます。続いて本日の一番貴重なワイン、ペロ・ミノのラ・コンブ・ドルヴォーです。1級格付けながら、ジャック・プリウールのグラン・クリュ・ミュジニーの斜面上部、ヴォギュエのミュジニーとは同じ高さにある最良のテロワール。かつ平均樹齢80年というスペシャルキュヴェ。2012年はペロ・ミノ史上最高峰の出来と言えるヴィンテージで、このワインには2度と巡り会えないかもしれない、超貴重な、まさにシノワのワイン会だからこそのウルトラ・キュヴェです。そしてトリはブルゴーニュで最も愛されている畑、アムルーズとミュジニーの、同じヴィンテージ、同じ生産者での饗宴です。造り手はご存知ヴォギュエで、1450年から続く名門で最大の所有者、もちろんできるワインも最上です。この2つのワインはどうぞご自身の五感で、心ゆくまで味わってください。スタッフ一同皆様のご参加もお待ちしております。

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【シャトー・ラフィット・ロートシルト セカンドラベルワインの魅力!】

2010 Carruades de Lafite (Pauillac)
2010 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
2005 Carruades de Lafite (Pauillac)
2005 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
2000 Carruades de Lafite (Pauillac)
2000 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
1989 Carruades de Lafite (Pauillac)
1989 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
1985 Carruades de Lafite (Pauillac)
1985 カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
1964 Carruades de Lafite (Pauillac)
1964カリュアド・ド・ラフィット(ポイヤック)
セカンドラベルの魅力は、同じ生産者であり、製造スタイルと個性をそのまま活かしたタイプであること、価格帯はお手頃プライスです。また、フランス語ではSecond Vin(スゴン・ヴァン)と言われ、樹齢の若い葡萄から造られたり、醸造初期の熟成段階で選別されたり、区別された特定の区画の葡萄だったりします。
カリュアド・ド・ラフィットは、メドック格付け第1級であり左岸の王者と讃えられるシャトー・ラフィット・ロートシルトが手掛けるセカンドラベル!畑の総称「カリュアドの丘」に由来したワイン名がつけられており、若木ブドウから造られており、収穫量の30%ほどが、ファーストラベルに使用され、残りの40%ほどが使用されています。
2010年から1985年までの5アイテムはどのヴィンテージも天候に恵まれた偉大なグレートヴィンテージを揃えました。偉大な年、ミレニアム ヴィンテージ2000年に関しては、ロバート・パーカー氏は最高のカリュアド・ド・ラフィットとコメントしております。1964年は、古典的なヴィンテージ最高の年とはみなされはていませんが、収穫量も多く過小評価されている、魅力的なヴィンテージです。
ファーストラベルの品格を感じるエレガンスと凝縮感を堪能できるカリュアド・ド・ラフィット、もはやセカンドというには惜しいほどの高いクオリティを誇っています。
どうぞ、スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

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【ドメーヌ・デュジャック 50年の歩み】

2020 Puligny Montrachet Les Folatieres(Dujac)
2020 ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエール
2018 Chambolle Musigny Les Gruenchers(Dujac)
2018 シャンボル・ミュジニー・レ・グリュアンシェール(デュジャック)
2018 Vosne Romanee Les Beaux Monts(Dujac)
2018 ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボー・モン(デュジャック)
2018 Vosne Romanee Aux Malconsorts (Dujac)
2018 ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール(デュジャック)
2018 Echezeaux(Dujac)
2018 エシェゾー(デュジャック)
2018 Clos de la Roche(Dujac)
2018 クロ・ド・ラ・ロシュ(デュジャック)
2018 Bonnes Mares(Dujac)
2018 ボンヌ・マール(デュジャック)
1968年にジャック・セイスにより設立されたドメーヌ・デュジャック。
伝説の醸造家が造り出したワインを、息子ジェレミーとアレックスが継承し、現在に至っています。創業から50年後の2018年をホリゾンタル(水平)に味わうことにより、今のデュジャックのスタイルを楽しんでいただきます。
思い返せば、シノワ銀座店がオープンした30年前、当時はデュジャックの村名からグランクリュまで好きなだけ購入できましたので、村名はグラスワインで1500円ほど。他にも大量購入できたDRCのエシェゾーもグラス2500円で販売していた時代。赤ワインブームの少し前、それを取材に来て掲載した雑誌も多々ありました。今から思うとその価格は隔世の感です。シノワでデュジャックを飲まれて、ブルゴーニュに開眼されたお客様も随分多かったと思います。ジャック・セイスが造るワインは色気に溢れ、そこに品格と知性を兼ね備えた、まさにすべての人を魅了する特別なワインで、いまだにノスタルジーを感じます。1995年ヴィンテージあたりから、現在のスタイルに移行していきましたが、自分の感覚と味覚のみを頼りに造っていた名人の技を堪能できた佳き時代でした。
その後1998年に引退したジャック・セイスがサポートし、ジェレミーとアレックスが継承したドメーヌは、2000年にネゴシアンビジネスを開始、2003年にビオディナミに移行し、2005年にドメーヌ・トマ・モワイヤールをモンティーユと共同で購入し、一気に所有畑を拡大、2012年にエコセール認証を取得しています。継続しているのは、そのワインの醸造方法で、完全無除梗による全房発酵、低温による長いマセラシオンです。
2018年は猛暑の年で、地球温暖化の影響を受けていますが、さてデュジャックのワインは如何に?
そして官能と知性を両立した唯一無二の父親が造ったワインとは趣向が違う、真面目でストイックな兄弟が造るワインの出来は如何に?
まずはボーヌに所有している2020年ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエールからスタートします。2014年に購入した最新の畑です。続いて2018年の1級からグランクリュを6種ご用意いたしました。そのうちボーモンとマルコンソールは2005年に購入した畑で、その他は創業間も無く手に入れた畑です。本拠地はモレサンドニ村ですが、シャンボール・ミュジニー村からヴォーヌ・ロマネ村まで、バラエティに富んだテロワールを堪能して頂きます。どうぞ、スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

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【2025年新春!紅白セットでお祝!】

1990 Beaune Clos des Mouches Blanc (J.Drouhin)
1990 ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ・ブラン(ジョゼフ・ドルーアン)
1978 Beaune Clos des Mouches Rouge (J.Drouhin)
1978 ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ・ルージュ(ジョゼフ・ドルーアン)
2019 Le Petit Cheval Blanc (Bordeaux)
2019 ル・プティ・シュヴァル・ブラン(ボルドー)
1975 Chateau Cheval Blanc (Saint Emilion)
1975 シャトー・シュヴァル・ブラン(サン・テミリオン)
1998 Hermitage Blanc (J.L.Chave)
1998 エルミタージュ・ブラン(ジャン・ルイ・シャーブ)
1988 Hermitage Rouge (J.L.Chave)
1988 エルミタージュ・ルージュ(ジャン・ルイ・シャーブ)
まずは、ブルゴーニュ地方から、ジョゼフ・ドルーアンよりボーヌ1級の中で、最も名高い“蜜蜂の畑”と呼ばれる自社畑のワイン。白ワインは、1990年の優良ヴィンテージ、香り豊かでエレガントで長く持続する余韻や香ばしいナッツやトーストのニュアンスが、芳醇な味わいを生みだしており、豊かな酸があるため長期熟成も可能で熟成するとより複雑さがでてきています。赤ワインは、47年の熟成を経て繊細さと気品、複雑さ味わいの緻密さが際だっておりボーヌの真髄とも言えるワインです
ボルドー地方からは、サン・テミリオンの頂点に君臨する偉大なワイン、シャトー・シュヴァル・ブラン。白ワインのル・プティ・シュヴァル・ブランは、2008年から5年間綿密な土壌分析そして試行錯誤の上その結果2014年にファーストヴィンテージのリリースが実現されました。フレッシュかつ凝縮した果実味、美しい酸が引き締める優美なスタイルが魅力のワインです。そして、サン・テミリオンの最高峰のグレートヴィンテージ1975年のボルドー8大ワインの1つ、シャトー・シュヴァル・ブラン。
コート・デュ・ローヌからは、6世紀にわたりローヌ特有の急勾配の畑が生み出す極上のワインを造り続けている、ジャン・ルイ・シャーヴ。エルミタージュ・ブラン、この白ワインは、特に優れた区画に植わる高樹齢のマルサンヌを主体に、ルーサンヌをブレンドして造られ、フローラルなアロマに白コショウやハチミツの風味が溶け合う味わいです。赤ワインのほうは、シラー種100パーセント樹齢は古いものでは80年にもなります、若いうちはエレガントの極地のような味わい、熟成させると信じられないほど複雑さを増し非常に高いレベルのワインです。
2025年度もシノワ銀座店をよろしくお願いいたします、皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

〜目眩くグランクリュの誘惑〜2009年-1996年-1995年-1990年-1989年-1985年-1978年〜
偉大なブルゴーニュ年代記

2009 La Grande Rue(Lamarche)
2009 ラ・グランド・リュ(ラマルシュ)
1996 Griotte Chambertin(Ponsot)
1996 グリオット・シャンベルタン(ポンソ)
1995 Clos de Tart(Mommessin)
1995 クロ・ド・タール(モメサン)
1990 Romanee Saint Vivant(R.Arnoux)
1990 ロマネ・サン・ヴィヴァン(ロベール・アルヌー)
1989 Grands Echezeaux(M.Mugnuret)
1989 グラン・ゼシュゾー(モンジャール・ミュニュレ)
1985 Clos de Vougeot Grand Maupertuis(J.Gros)
1985 クロ・ド・ヴージョ・・グラン・モーペルテュイ(ジャン・グロ)
1978 Chambertin Clos de Beze(P.Groffier)
1978 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(ペラゾー・グロフィエ)
まずは近年最上のヴィンテージ2009年の「ラ・グラン・リュ」からスタートします。2006年から現当主のニコルが醸造に加わり、品質が向上しました。ロマネ・コンティとラ・ロマネ、ラ・ターシュに挟まれた、極めて優れたテロワールです。1959年にラ・ターシュとの間で、お互い持っているゴーディショの区画を等価交換したので、両者に共通する凝縮して複雑な味わいを感じられます。
ポンソの1996年「グリオット・シャンベルタン」は他に類を見ない個性的な造りで、ビオディナミだがそれを名乗らず、10年以上の古樽を使い、亜硫酸もごくわずか。澱引きも年によりしたりしなかったり。そして極端なほど遅摘みにこだわるため、年による出来に天と地の差が生じます。ワインはグリオット=さくらんぼの名の通り、ジュブレ村のワインとしてはとても華やかでエレガント。
1995年「クロ・ド・タール」は、1141年から続く歴史ある畑で、名前はフランス革命まで所有していたタール尼僧院に由来しています。約900年間分割されずに受け継がれてきたモノポールで、石垣で囲まれた由緒ある畑は、一部に100年以上のぶどう樹が残り、圧倒的な存在感と神秘性があります。若いうちは厳格ながら、熟成すると妖艶な表情を見せてくれます。
1990年「ロマネ・サン・ヴィヴァン」はロベール・アルヌー作。今をときめくシャルル・ラショーの先々代、祖父にあたります。飲み頃に到達するのに時間がかかる造り手ですが、34年経過した今は雄大なスケールと豊潤な味わいに。
1989年「グラン・ゼシュゾー」はモンンジャール・ミュニレ作。現在も人気のドメーヌですが、1970年代〜1980年代の出来は全く別物で、風味豊かでたっぷりした濃厚な果実味と滑らかな舌触り、純粋さと官能性を持ち合わせています。ドメーヌの価値を一気に高めた時代のワインです。
1985年「クロ・ド・ヴージョ・グラン・モーペルテュイ」は名人ジャン・グロの最盛期且つ最良ヴィンテージで、ベストの出来と言える作品。もう2度と飲めないのでは?というほど価値のあるワインです。
トリは1978年「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」。名門グロフィエ家の一族で、今は亡きペラゾー・グロフィエのもの。現在はジェラール・ペラゾーとドメーヌ名が変わっています。ヴィンテージは20世紀最高峰で、物によっては100年超の寿命を有すると思われる1978年。このワインも超貴重なレアワインです。
ブルゴーニュの歴史に残る偉大なヴィンテージのワインが、熟成を経て魅せるさまざまな表情をご覧ください。スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

〜左岸最高峰からの贈り物〜1990年-1986年-1982年-1947年〜
偉大なボルドー年代記

1990 Chateau Margaux(Margaux)
1990 シャトー・マルゴー(マルゴー)
1990 Chateau Haut Brion(Pessac Leognan)
1990 シャトー・オー・ブリオン(ペサック・レオニャン)
1986 Chateau Mouton Rothschild(Pauillac)
1986 シャトー・ムートント・ロートシルト(ポイヤック)
1986 Chateau Lafite Rothschild(Pauillac)
1986 シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
1982 Chateau Leoville Las Case(St.Julien)
1982 シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ(サン・ジュリアン)
1947 Chateau Calon Segur(St.Estephe)
1947 シャトー・カロン・セギュール(サン・テステフ)
1947 Chateau Cos d'Estournel(St.Estephe)
1947 シャトー・コス・デストゥルネル(サン・テステフ)
まずは1990年の2シャトーからスタートします。この年はリリース直後から開いていて、豊かで丸くしなやかな果実味があり、レースのような舌触りと口の中いっぱいに広がる風味が特徴です。今まで一度も閉じたことがない異例なヴィンテージです。現在はさらに官能性を増し、すべての人を魅了する愛すべき偉大なワインとして進化しています。その中でもこの年最高峰の「シャトーマルゴー」と「シャトー・オー・ブリオン」というモンスターワインをご用意いたしました。シノワの誇るお宝ワインです。
続いて1986年のロスチャイルド・ファミリーの対決です。この2シャトーも共にヴィンテージ・オブ・ザ・イヤーと呼べるワインで、当然ながらPPも共に100点。圧倒的なほどの膨大なエキスとスケール感に目が眩みます。晩熟ながらその偉大さは一目瞭然。ひと口飲んでいただければすぐにご理解いただけます。「シャトー・ムートン・ロートシルト」と「シャトー・ラフィット・ロートシルト」の2シャトーの競演です。もちろんお宝ワインの大放出です。
そして誰もが知るグレート・ヴィンテージの1982年ものの登場です。40年間以上その殻に閉じこもっていましたが、ようやく長い眠りから目を覚ましたようです。端正であり品格もあり、ノーブルさも兼ね備えた魅惑のヴィンテージ。ご用意した「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」はスーパーセカンドの先頭に位置し、この年のベストワインの一つで完璧無比の出来栄え。深淵とはこのワインのことを指します。
トリは1947年の2シャトーです。この年は9月中旬でも35度という気候だったゆえ、20世紀最高のヴィンテージの一つと言われています。マイケル・ブロードベントはその著書で5つ星を与え、戦後3大ヴィンテージの一つに数え、“極めてリッチで官能的”と評しています。その中でも「シャトー・カロン・セギュール」と「シャトー・コス・デストールネル」は最高評価。カロン・セギュールは「素敵なブーケと風味。いまだに驚くほどのタンニンがあるが、それ以外は完璧」、コス・デストールネルは「香り高く申し分ない。極上の風味」と言及しています。まさに世紀のワインです。
ワイン好きなら体験せずにはいられない、今の今までシノワのセラーに眠っていた超希少な宝物です。この機会にぜひボルドーワインの魅力を再発見してください。スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

〜官能の世界にご招待〜
ネッビオーロと白トリュフ 至福の出会い

2014 Barbaresco Asili Riserva (B.Giacosa)
2014 バルバレスコ・アジル・リゼルヴァ(ブルーノ・ジャコーザ)
2014 Barolo Falletto Vigna Le Rocche Riserva (B.Giacosa)
2014 バローロ・ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ・リゼルヴァ(ブルーノ・ジャコーザ)
2001 Sori Tildin (Gaja)
2001 ソリ・ティルディン(ガヤ)
1998 Barolo La Serra (R.Voerzio)
1998 バローロ・ラ・セッラ(ロべルト・ヴォエルツィオ)
1989 Barolo Riserva Granbussia (A.Conterno)
1989 バローロ・リゼルヴァ・グランブッシア(アルド・コンテルノ)
世界に数多ある食材の中で最も高貴かつ希少なものと言えば白トリュフをおいて他にありません。ペリゴールの黒トリュフも丹波の松茸も、もちろん素晴らしいですが、その希少性と芳香は圧倒的ではないでしょうか?そして11月は白トリュフが最も香り高く輝きを増す時期。その貴重なタイミングに合わせて、このワインしか合わないという唯一無二のワイン、すなわちピエモンテ州のバローロとバルバレスコの偉大な生産者のワインを5種取り揃えたワイン会です。
最初は2018年に世界中のワインラヴァーから惜しまれつつ逝去した伝説的な造り手ブルーノ・ジャコーザのワインから。バローロとバルバレスコの両方で最高峰のワインを造り続け、最も早く単一畑の瓶詰めを行い、優美さを極めた知的な味わいで伝統派の代表と誰もが認める存在です。そして赤ラベルと呼ばれるリゼルヴァは、この造り手の真骨頂。バルバレスコの「アジル」とバローロの「ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ」の夢の競演からスタートします。
続いてアンジェロ・ガヤが造る単一畑「ソリ・ティルディン」。バルバレスコの王と呼ばれるガヤの手法は、モダンにも伝統にも属さない独自のスタイル。ワインはバルバレスコらしいしなやかでシルキーな果実味と、赤いフルーツの香りが横溢する洗練されたものです。
続いてバローロ・ボーイズと呼ばれるモダン派最上の造り手、ロベルト・ヴォエルツィオの「ラ・セッラ」は、銘醸地ラ・モッラ村産。樽が強すぎずナチュラルで、高密植での低収量ゆえの凝縮した果実味、静謐で品格の高さを兼ね備えています。特にこの畑は砂質が混じるテロワールゆえ、エレガンスが際立ちます。
トリはアルド・コンテルノの偉大な「グラン・ブッシア」です。有名なジャコモ・コンテルノとは兄弟ですが、造りの方向性は違います。このキュヴェは、コロネッロ、チカラ、ロミラスコという3つの畑の古樹のブレンドで、良年のみ造られます。強烈な赤い薔薇の花束の芳香が広がり、球体を思わせるバランスで、最も美しいバローロと言っても過言ではないでしょう。
イタリアワイン好きには垂涎のワイン群、フランスワイン好きにとっても、華やかで美しく気高いイタリアワインの再発見、そして白トリュフの官能にも浸る一日です。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。