regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 18:00 に抜栓します。

12 December 2025
30 Tuesday

シノワ渋谷店年末ワイン会プランA

『D.R.C 10種水平 Ver.2021』

コース料理無し
¥458,000 消費税・サービス料別

2021 Corton Charlemagne

2021 Montrachet

2021 Vosne-Romanee 1er Cru

2021 Corton

2021 Echezeaux

2021 Grands Echezeaux

2021 Romanee St Vivant

2021 Richebourg

2021 La Tache

2021 Romanee Conti

渋谷店年末ワイン会プランAは、DRC10種水平の会!!
この厳しいシーズンは、過去50年で最も少ない収量の年の一つとなった。結果として、このヴィンテージは他のヴィンテージと同じくらい、いや、3 夜に渡り蝋燭に火を灯し、霜と闘ったことを考えれば、いつも以上に労力と努力が必要な年であったが、これもヴィニュロンの生活の一部だ。少なくとも満足しているのはワインの品質が良いことだ。1970~80 年代に造っていたワインに近いスタイル、つまり非常に熟したブドウから造られた華やかで豊満な直近数年のワインよりも力強さは少ないが、代わりに、より繊細で、洗練されたエレガントなワインとなった。今年困難な状況で僅かしか造れなかったブドウ樹が、来年は挽回して、ヴィニュロンの心を満たすような良い収穫となることを願うばかりである。 <2021年 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社 ヴィンテージ評価コメントより一部抜粋>

12 December 2025
29 Monday

〜100年の歴史・左岸編〜

『Bordeaux Medoc・悠久を照らすシャトーの燈』

コース料理無し
¥228,000 消費税・サービス料別

1966 Château Lafite Rothschild
シャトー・ラフィット・ロートシルト
1961 Château Latour
シャトー・ラトゥール
1957 Château Mouton Rothschild
シャトー・ムートン・ロートシルト
1953 Château Montrose
シャトー・モンローズ
1953 Château Leoville Las Cases
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
1945 Château Gruaud Larose
シャトー・グリュオ・ラローズ
1928 Château Margaux
シャトー・マルゴー

究極のプランCはボルドー左岸の会です。
ジロンド河により「左岸」と「右岸」に隔てられるボルドーワインの心臓部。川幅は最大11kmにもなり、緩やかな流れを造り大西洋に注ぎます。
今回ご用意したワインは、全て「左岸」ものを。スタートはまさかの66年ヴィンテージを。この時代のボルドーはワイン史における移行期であり、重要な変化が生じた時代でもあります。市場の加熱、天候不順、そして大きなワイン・スキャンル…。とはいえ、偉大とされたヴィンテージものからポイヤック村の代表銘柄、ラフィット・ラトゥール・ムートンの3銘柄を。なんとも豪華な面々です。
続く年代は、50〜40年代へ。戦後からの回復の時代とも言われています。まずはサン・テステフのスーパーセカンド、モンローズ。同じくサン・ジュリアンのスーパーセカンド・レオヴィル3兄弟の王ラスカーズ。そして20世紀で最も偉大なヴィンテージのひとつと称される45年もののグリュオラローズ。最後を飾るのは、1928年シャトー・マルゴーを。20年代の中で最も成功した年と言われております。その味わいはもはや想像のできる味わいなのでしょうか…。
世界遺産にも登録される月の港ボルドー。元は湿地帯でワイン造りには全く不向きなこの土地を開墾し、排水の技術の向上とワイン造りに情熱を傾けた人々の惜しまぬ努力により、知らぬものは無い不動の銘醸地となりました。97年という遥か彼方への旅路を、ジロンド河と時代(とき)のうねり、移り変わりと共にこの年末の締めくくりとしてご提案致します。

12 December 2025
29 Monday

〜100年の歴史・1er Cru編〜

『Bourgogne Rouge・ワイン世界遺産』

コース料理無し
¥248,000 消費税・サービス料別

1985 Vosne Romanee Aux Malconsorts (A.Cathiard)
ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール (アンドレ・カティアール)
1982 Volnay Clos de la Bousse d’Or (Pousse d’Or)
ヴォルネイ・クロ・ド・ラ・ブスドール (プス・ドール)
1975 MSD Clos de la Bussiere (G.Roumier)
モレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ブシェール (ジョルジュ・ルーミエ)
1972 Nuits-St-Georges Les Chaboeufs (Leroy)
ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャブッフ (ルロワ)
1972 Gevrey Chambertin Les Clos St-Jaques (A.Rousseau)
ジュヴレ・シャンベルタン・レ・クロ・サン・ジャック (アルマン・ルソー)
1955 Chambolle Musigny Les Beaux Bruns (Grivelet)
シャンボール・ミュジニー・レ・ボー・ブリュン (グリヴレ)
1928 Pommard Les Rugiens (Dr.Barolet Collection)
ポマール・レ・リュジアン (ドクター・バロレ・コレクション)

プランBはブルゴーニュ古酒の会です。
まずは偉大なヴィンテージと称される85年のワインを。カリスマ醸造家としてその名を馳せたA・カティアール。畑は、ブルゴーニュでも人気の1級畑3傑の一つ、マルコンソールから。現在のカティアールの名声の礎を造った、代々受け継がれた伝統の味わいを堪能してください。続く82年ヴィンテージは、南のヴォルネイ。1505年まで歴史を遡れる名門ドメーヌ・プスドールのクロ・ド・ラ・ブスドールを。この畑は元々、ドメーヌ名と同じプスドールであったのは有名なお話ですね。数多くの若手の修行の場となった事も知られています。続く畑は、大人気ドメーヌ・ルーミエの単独所有の1級畑、ボンヌ・マールに隣接するクロ・ド・ラ・ブシェールを。やや弱いヴィンテージですが、そこはルーミエ。熟成した甘美な味わいに仕上げている事でしょう。お次は、なんとマダム・ルロワ!!ワインラヴァーなら誰もが憧れる生産者でしょう。今となっては中々お目にかかる事が難しいワインの筆頭生産者です。残念ながらドメーヌでは無くメゾンものながら、このような熟成したルロワに出会う事もまた少ないでしょう。今後またとないラストチャンスかも知れません。同一ヴィンテージからは、ジュヴレ・シャンベルタンの雄、アルマン・ルソーの登場です。畑は人気の1級畑3傑の一つクロ・サン・ジャックから。2つのシャンベルタンほど頑強ではないですが、同じような純粋なバランスと気品さに溢れています。72年らしい、いかめしさがどこまで解れているかが楽しみですね。
さぁ、クライマックスが近づいてきました!トリはご存知シノワのゲストの皆様にはすでにお馴染みの、今は亡き伝説的ドメーヌ・グリヴレの登場です。ドメーヌ絶頂期の55年もの、時にあのアンリ・ジャイエに匹敵すると言われていました。大トリは、あの幻との呼び名を持つドクター・バロレ・コレクションを。アルベール・バロレが残した数珠のワイン達は、彼の死後にオークションで価格は鰻登りに。「バロレ味」と評価される、まるで生きているかのような若々しい味わいは未だに健在なのでしょうか!?幻クラスのまさに百花繚乱のような夢のワイン達の共演を今年の締めくくりとさせて頂きます。

11 November 2025
25 Tuesday

~ゴッホが愛した星月夜を求め~

『ローヌ渓谷を訪ねて581㎞…』

コース料理無し
¥58,800 消費税・サービス料別

2015 Chateauneuf du Pape Cuvee Marie Beurrie (H.Bonneau)
シャトー・ヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリー・ブーリエ (アンリ・ボノー)
2010 Chateauneuf du Pape Pignan (Ch.Rayas)
シャトー・ヌフ・デュ・パプ・ピニャン  (シャトー・ラヤス)
2006 Cote Rotie La Landonne (R.Rostaing)
コート・ロティ・ラ・ランドンヌ (ルネ・ロスタン)
2001 Hermitage La Chapelle (P.Jaboulet.Aine)
エルミタージュ・ラ・シャペル (ポール・ジャブレ・エネ)
2001 Hermitage (J.L.Chave)
エルミタージュ (ジャン・ルイ・シャーヴ)
1994 Cornas (A.Clape)
コルナス (オーギュスト・クラープ)
1985 Cote Rotie Cote Blonde La Garde (A.Dervieux-Thaize)
コート・ロティ・コート・ブロンド・ラ・ガルド (アルベール・デルヴュー・テーズ)

ローヌ渓谷・南北581㎞横断の旅、まずは南のシャトー・ヌフ・デュ・パプの重鎮「アンリ・ボノー」。ヌフの3傑の1人に挙げられる生産者で、ラ・クロ―の葡萄から造り出すワインは、コクのある味わい、ボリューミーなエキスから官能的な香りとアロマ、その味わいは他を圧倒するほど。こちらのキュヴェは、トップキュヴェ・セレスティンのセカンド的な立ち位置ではありますが、その濃厚さは引けを取りません。対する作り手は、神話的生産者「ラヤス」。濃厚さがウリのこの地において、その造られる味わいはまさに対極的!ピュアでエレガンスの極みと思えるような繊細な味わい、濃厚では無く濃密…セカンド・ピニャンと言えども、その完成度の高さはまさにブルゴーニュのよう。
続く畑は、北ローヌへ上ります。1971年創業、母親の実家が代々所有していたコート・ブロンドの1区画からワインを造り始めたルネ・ロスタン。今では息子のピエールが舵取りをし、その味わいは更に飛躍しています。濃厚なランドンヌの「らしさ」をどこまで色気のある香りとエレガントなスタイルに仕上げてくるか楽しみです。
続いては「エルミタージュの丘」を同一ヴィンテージにて愉しみましょう。約200年の歴史を持つ名門ポール・ジャブレ家、ラ・シャペルは銘酒エルミタージュでも最高峰の1つで、蔵元渾身のフラッグシップです。エルミタージュの丘を囲む畑の中でもとりわけ優れた「ル・メアル」「レ・べサール」の高樹齢のシラーを中心に仕込まれています。
名門が造る単一畑の妙に対し、こちらはブレンドの魔術師ジャン・ルイ・シャーヴを合わせてお愉しみ下さい。約6~7区画の葡萄をアッサンブラージュし、掛け算的に区画ごとのテイストを分析し巧みにブレンドすることで響き渡る味わいは、まさにローヌの王道と言えるでしょう。
さてここからは、真骨頂の熟成ローヌの出番です。コルナスは、コート・ロティやエルミタージュより知名度は下がりますが最上の畑の立地に恵まれているので、非常にパワフルで果実味豊かなワインが仕上がります。熟成という過程を経てその攻撃的な粗雑さが、いくらか円熟して消え、胡椒やカシスのようなブーケ、トリュフ香など他を凌ぐワインに仕上がっているに違いありません。
さて大トリは「アルベール・デルヴュー・テーズ」の出番です。ほとんど知られていない生産者ですが、実はローヌでは伝説的な生産者の1人です!アンピュイの村長も務めた経験も有り、幻のコート・ロティを造ることで知られています。すでに引退しており、その偉大な畑の数々は彼の愛娘のパートナー、かの「ルネ・ロスタン」に継承されています!クラシカルな造りでその味わいはエレガントで甘美・艶やかな味わい、最上のロティを作り出します。、まさに南仏の極上のワインに仕上がっている事間違いありません!
あのゴッホが晩年ローヌ川を眺めながら描き上げた、星月夜のような珠玉のワイン達を、秋の夜長に愉しみませんか!?

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 18:00 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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