regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 18:00 に抜栓します。

8 August 2023
29 Tuesday

危険を犯しても飲みたい!禁断の果実達

虎穴の中の虎子

コース料理無し
¥250,000 消費税・サービス料別

■2014 Vosne Romanee Les Suchots (P.Roch)

■2014 Vosne Romanee Les Reas (Bizot)

■2009 Vosne Romanee Aux Brulees (d'Eugenie)

■2009 Vosne Romanee Les Chaumes (M.Camuzet)

■1998 Vosne Romanee Les Beaux Monts (Dom.Leroy)

■1998 Vosne Romanee Clos des Reas (M.Gros)

■1995 Vosne Romanee Cros Parantoux (E.Rouget)

■1985 La Grande Rue 1er Cru (F.Lamarche)

■1976 Vosne Romanee Malconsorts (C.Molinier)

まずは近年の中でも伸びやかな酸を湛えるブルゴーニュらしい2014ヴィンテージから2種。ロックのスショとビゾのレアです。スショは広い畑なので凡庸なものもありますが、ロックは一味違い、絶妙な軽やかさが感じ取れます。レアはクロ・デ・レアの南に位置する畑。ビゾはわずか0.1ha所有。生産本数は300本に満ちません。今、飲みたいブルゴーニュ生産者のトップ5には必ず入る希少生産者です。極上の羽毛を想わせる儚さと軽やかに、計算された奥行き、ここまでの味わいを出せるからこそ、世界のビゾ、なのでしょう。
お次は2009年を2本。まずはデュージェニー。シャトー・ラトゥールのオーナーがブルゴーニュの土地を大胆に表現。巨大資本による最新の精妙な味わいが楽しめます。フィリップ・アンジェルも天国から微笑んでいることでしょう。お次はジャイエのルーツを持つメオのショーム。鮮やかで艶やか、生気を放つ大輪の薔薇がごとくその存在感を見せつけます。そしてそして!お楽しみの、ドメーヌ・ルロワ。「私か私以外か。。」そんな言葉がこれ以上無く似合う超絶孤高の生産者です。この価格で赤キャップを飲むことが出来るラスト・チャンスをお見逃しなく。そしてタイトルの写真にも起用した名門グロ家のクロ・デ・レア。この村に根ざした家系図の底力は飲む度に人々を魅了する色褪せない伝統と歴史そのものです。そしてこの人、エマニュエル・ルジェ。神の遺伝子を受け継ぎし正式な後継者。
フィロキセラに打ち負かされ、アーティーチョーク等の農作物の畑になってしまっていたクロ・パラントゥー、神自らが長い年月をかけて開墾し、畑の総面積の70%を所有し、その後ルジェが引き継ぎました。通称「クロパラ」。ジャイエが表向き正式に引退する96年前の最後のヴィンテージです。お次はグラン・リュ。この当時はまだ一級畑でした。今をときめくニコルへの代替わり前のちょっとゴツゴツ
した無骨なイメージの作品。約40年の歳月が1933年からの単独所有のこの畑のポテンシャルを雄弁に語ることでしょう。
最後は「煌めき」という言葉がふさわしいシルヴァン・カティアールの前身ドメーヌ。カティアール・モリニエ。カティアールと言えばのRSV、スショ、マルコンソールの三枚看板の1つから。柔らかく土の香るエイジングを施されたデリケートな一杯で締めくくりましょう。
9匹の個性豊かな虎たち、これを飲まずしてワインラヴァーは語れません!皆様のご参加をお待ちしております。

7 July 2023
25 Tuesday

古き良き、を五感で味わう

ポマール&ヴォルネイ最強説

コース料理無し 税・サービス料別
¥47,800

■2014 Volnay 1er Cru ( C.Dury)

■2006 Pommard Les Vaumuriens ( C.Dury)

■2004 Volnay Clos des Chenes ( P.Lachaux)

■1993 Pommard Les Fremiers (Courcel)

■1992 Volnay Clos des Ducs (M.d'Angerville)

■1989 Pommard Les Chaponnieres ( Parent)

■1977 Volnay Clos des Chenes ( C.Lafon)

■1976 Pommard Clos des Epeneaux ( C.Armand)

こんなゴージャスなスタートがあるでしょうか!?世界中の愛好家から探し求められるコシュ・デュリをそれぞれの村で。
ヴォルネイ・プルミエ・クリュはタイユピエとクロ・デ・シェーヌのブレンドです。ハリのあるフレッシュフルーツのテイスト。
ヴォーミュリアンはややバックヴィンテージ。この村最上の畑の1つであるリュジアンの真上に位置し、熟成を経ることで真価を発揮するタフな味わいです。続いてはヴォーヌ・ロマネのプレミアム生産者の1つ、アルヌー・ラショーのネゴスラインの一本。シャルル氏に代替わりする前時代、パスカル氏の希少なワインです。VR の名門の醸すヴォルネイはどのようにテロワールを表現するのでしょうか。
そしてここからは典型的な造り手を一挙にご紹介します。クルセルはこの村最大のドメーヌで、新樽を使わずに引き締まった余韻の長い味わいが特徴です。フルミエというグラン・クロ・デ・ゼプノとは異なる繊細系の畑との相性も実は抜群です。次にヴォルネイの主要生産者筆頭、マルキ・ダンジェルヴィユ。今では当たり前の「ドメーヌ元詰め」や南仏のブドウをブレンドするなどの不正の撲滅(黒い羊の追放)などをアルマン・ルソーやアンリ・グージュと共に強力に推進したブルゴーニュの立役者。クロ・デ・デュックは同生産者のフラッグシップであり、モノポール。2ha 程しか無い希少な畑です。そして何代にも渡りポマールに深く根を張るパラン一族。祖先はワイン好きとして知られるアメリカ3代目大統領トマス・ジェファーソンにブルゴーニュワインの手ほどきをしていたとか。シャポニエールもまた強さを感じさせる畑ですが、このワインは飲み頃の最高潮に達していると言えます。そして我らがラフォン!
しかもこの古酒!クロ・デ・シェーヌはサントノ・ド・ミリュと並びヴォルネイ南端の柔らかな果実感が特徴の畑です。最後に1800年代からの歴史を持つ由緒正しきコント・アルマンの熟成クロ・デ・エプノ、フラッグシップのモノポール。
「ポマールにエレガントさを求めるなら、クロ・デ・エプノにトドメを刺す。タンニンが途切れることなく果実味に包み込まれ、深みのある香りとバランスの良さが際立つ。」

真夏の夜に奏でる一流生産者によるデュオが、より一層深いブルゴーニュの世界へとあなたを誘います

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 18:00 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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