レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
17:30
に抜栓します。
10
October
2026
~恋人たちと小さな黄金の谷~
【シャンボール・ミュジニー村のツートップ】
2015 Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuse (R.Groffier)
2015 シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズ (ロベール・グロフィエ)
2014 Chambolle Musigny 1er Cru La Combe d`Orveaux (B.Clavalier)
2014 シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・ラ・コンブ・ドルヴォー(ブルーノ・クラヴリエ)
2013 Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuse (Le Pousse d’Or)
2013 シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズ (ラ・プス・ドール)
2012 Chambolle Musigny 1er Cru La Combe d`Orveaux Cuvee Ultra (Perrot Minot)
2012 シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・ラ・コンブ・ドルヴォー・キュヴェ・ウルトラ (ペロ・ミノ)
2005 Chambolle Musigny La Combe d`Orveaux (A.Gros)
2005 シャンボール・ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー (アンヌ・グロ)
1992 Chambolle Musigny 1er Cru Les Amoureuse (C.G.Vogue)
1992 シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ザムルーズ (コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)
10月のワイン会は、シャンボール・ミュジニー村のプルミエ・クリュのツートップ、レ・ザムルーズとラ・コンブ・ドルヴォーの優良生産者を集めた、恋人たちと小さな黄金の谷を巡る1日です。
レ・ザムルーズは、シャンボール・ミュジニーが誇る最高峰のプルミエ・クリュです。グラン・クリュのミュジニーに匹敵、あるいはそれを凌ぐ人気と品質を誇ります。味わいは、恋人たちの名を持つ通り、絹のように滑らかで官能的な口当たりで、バラの花や赤系果実の圧倒的な芳香と繊細なエレガンスが特徴です。
ラ・コンブ・ドルヴォーは、シャンボール・ミュジニー村の南端、特級畑のエシェゾーやヴォーヌ・ロマネ村との境界に位置する畑で、区画の一部は、1929年に特級畑ミュジニーへと格上げされたという歴史があります。
愛好家の間では親しみを込めて「昆布泥棒」の愛称で呼ばれます。村名畑から1級畑まで存在し、ピュアな果実味と、しなやかで奥行きのある味わいが魅力です。
・ロベール・グロフィエは、レ・ザムルーズ最大の所有者として知られ、ボンヌ・マールやクロ・ド・ベーズなど、コート・ド・ニュイ屈指の畑を受け継ぐ優良生産者。レ・ザムルーズといえばここを推す人が多い名門です。
・ブルーノ・クラヴリエは、ヴォーヌ・ロマネ村を代表するドメーヌで、約0.8haを所有するラ・コンブ・ドルヴォー最大の所有者です。樹齢75年以上の古樹から生み出されるワインは、繊細な果実味と深いミネラルを兼ね備えたドメーヌのフラッグシップです。
・ラ・プス・ドールはヴォルネイ村を代表するトップ生産者。1977年に前所有者が他界し、その後この畑を購入したのがパトリック・ランダンジェです。手に入れるや否や、多額の資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新。ワインはピュアで洗練され、果実味、酸味、そしてタンニン、それぞれの要素が高次元でバランスよくまとまり、若いうちから十分に楽しめ、熟成にも耐え得るスタイルです。
・ペロ・ミノが所有するラ・コンブ・ドルヴォーは、1942年植樹の樹齢70年から80年以上の最古の区画から収穫されたブドウのみが使用されています。このキュヴェ・ウルトラはその中でもさらに選りすぐりの古木のみで造られたスペシャル・キュヴェ。ブルゴーニュの神様と称されるアンリ・ジャイエの思想を継承し、4代続く家族経営の生産者が、現当主のクリストフです。
年々評価を高め、今やブルゴーニュにおけるトップ生産者として、不動の評価を得ています。2012年ヴィンテージはペロ・ミノの最高傑作。
・グロ一族の血統を継ぐアンヌ・グロが所有する区画は村名格付けですが、その品質と気品は特級畑に迫るものがあると言われています。女性醸造家らしい華やかさとエレガンスに溢れ、繊細でしなやかな曲線を有するこのワインは、シャンボール・ミュジニーにイメージする魅力を全て体現しています。2005年は最上ヴィンテージ。
・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエのレ・ザムルーズは、ドメーヌが誇る偉大な特級畑ミュジニーの真下に隣接する三角形の小さな1級畑です。その優れたテロワールから「実質的には特級クラス」と高く評価されています。長熟タイプのワインを造ることで有名ですが、1992年はまさに飲み頃。最も有名なミュジニー村におけるスペシャリストの真価を感じることができる1本です。まさに本日のトリに相応しい至高のワイン。
「昆布泥棒」と「恋人たち」。魅力あふれたシャンボール・ミュジニー村の最上プルミエ・クリュをご堪能ください。
皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。
9
September
2026
〜百花繚乱!変幻自在のムルソー〜
シルバーウィーク・スペシャルワイン会第2弾
2020 Meursault Genevrieres (F.Mikulski)
2020 ムルソー・ジュヌヴリエール (フランソワ・ミクルスキ)
2019 Meursault Perriere (P-Y.Colin.Morey)
2019 ムルソー・ペリエール (ピエール・イヴ・コラン・モレ)
2018 Meursault Grands Charrons (V.Dancer)
2018 ムルソー・グラン・シャロン (ヴァンサン・ダンセール)
2018 Meursault Les Charms Dessu (Tessien)
2018 ムルソー・レ・シャルム・ドゥスュ (テシェ)
2013 Meursault Clos des Ambres (A.Ente)
2013 ムルソー・クロ ・デ・ザンブル (アルノー・アント)
2009 Meursault Les Lechets (Roulot)
2009 ムルソー・レ・ルシェ (ルーロ)
2009 Meursault Charms (C.Lafon)
2009 ムルソー・レ・シャルム (コント・ラフォン)
シルバーウィーク・スペシャルワイン会第2弾は、様々なスタイルが百花繚乱の如く入り乱れている、ムルソー特集です。
レアなスター生産者が並ぶラインナップのトップバッターは、フランソワ・ミクルスキから。1991年に誕生した新しいドメーヌですが、すでに入手困難な生産者の仲間入りをしています。畑はムルソー3大畑「ペリエール」「ジュヌブリエール」「シャルム」の一角。区画は最上のドゥスュにあり、樹齢の大半は55年超。センス抜群なラベルでも分かるように洗練された味わいです。
そしてサン・トーバンが本拠地のピエール・イヴ・コラン・モレへと続きます。ネゴス物ですが、日本刀のような鋭利なペリエールのワインは、この生産者と相性抜群です。
ヴァンサン・ダンセールはシャサーニュの生産者ですが、ムルソー村にペリエール、グラン・シャロン、コルバンの3つの区画を所有。2016年から弱冠25歳のテオ・ダンセールが引き継いでいます。
続いてジャンシス・ロビンソンがブルゴーニュ最高の無名の生産者と評したテシェからは、「レ・シャルム・ドゥスュ」をご用意しています。言わずと知れたこの畑の最高区画で肉厚でグラなムルソーが味わえます。
そして現代ムルソーの最高峰、アルノー・アントとルーロへと続きます。
アルノー・アントは1992年創業で、全くの素人からコシュ・デュリの元で修行し、2013年にビオディナミの認証を取得。この造り手所有の最上の畑は1級で最も垢抜けないと言われる「グット・ドール」。そしてこの「クロ・デ・ザンブル」はワイン好きなら誰も見向きもしない、村落より斜面下にある「オルモー」から造られています。しかしその圧倒的な純度と緻密さは他に類をみず、数年でこの高みに到達した力量は、まさに奇跡的。今後のムルソーの方向性と将来を担っています。
ルーロは有名なギィ・ルーロから1989年に息子で俳優のジャン・マルク・ルーロにバトンタッチしています。畑の「リュシュ」は村名格ですが、「テソン」の隣の標高の高い区画。ルーロのワインはリッチなスタイルとは真逆の、洗練されてエレガントで香水のような芳しさが特徴です。ムルソーでしか表現できない、優しくしなやかな美しさが、ルーロ最大の魅力です。
トリはご存知大御所のコント・ラフォンで。1990年代前半までは、濃厚で新樽のゴージャスは香りを振り撒く、肉感的かつ退廃的なムルソーで世界を熱狂させましたが、90年代中盤以降ビオディナミに転向し、ミネラリーで透明感あふれ、知的な美しさと官能的な魅力を両立する造りへと変化しました。
変幻自在で様々なスタイルが面白い、ムルソーの魅力をご堪能ください。皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。
9
September
2026
~世界遺産!サン・テミリオン!ポムロール!~
【シルバーウィーク・スペシャルワイン会第1弾!】
2006 Chateau La Conseillante (Pomerol)
2006 シャトー・ラ・コンセイヤント (ポムロール)
1995 Vieux Chateau Certan (Pomerol)
1995 ヴュー・シャトー・セルタン (ポムロール)
1995 Chateau Trotanoy (Pomerol)
1995 シャトー・トロタノワ (ポムロール)
1990 Chateau La Fleur Petrus (Pomerol)
1990 シャトー・ラ・フルール・ペトリュス (ポムロール)
1990 Chateau Figeac (Saint-Emilion)
1990 シャトー・フィジャック (サン・テミリオン)
1985 Chateau L`Angelus (Saint-Emilion)
1985 シャトー・ランジェリュス (サン・テミリオン)
1983 Chateau Ausone (Saint-Emilion)
1983 シャトー・オーゾンヌ (サン・テミリオン)
SW スペシャルワイン会第 1 弾は、ポムロールの官能的な魅力と、サン・テミリオンの気品高きテロワール、そして、サン・テミリオン新旧「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ A」の競演をお楽しみ頂きます。
前半はポムロールから 4 シャトーをフューチャー。
まずは、2006 コンセンヤント。サン・テミリオンとの境界に位置し、ポムロールらしい豊かな果実味としなやかさを併せ持つ名門です。華やかなスミレや熟した果実のアロマやシルキーな口当たり魅力的。
続いて 90 年代の優良年 1995 年対決。
ヴュー・シャトー・セルタンは、ポムロール最古級の歴史を誇ります。メルロー主体ながらカベルネ・フランの上品さを巧みに活かしたフィネスに富むスタイル。
一方、トロタノワは「小さなペトリュス」とも称される、粘土質土壌由来の重厚かつ力強さを持ち、この土地らしい凝縮感と骨太な構造で、トリュフや湿った土のニュアンスが漂います。
そして、偉大なヴィンテージ 1990 年ポムロールとサン・テミリオン対決です!
ラ・フルール・ペトリュスは、ペトリュスとラ・コンセイヤントに挟まれた絶好の立地。ポムロールで、ひと際繊細で優美な味わい。熟成の最高潮に達した、ベルベットのような滑らかな口当たりと官能的なアロマが広がります。
フィジャックは、ポムロール境界近くに位置し、砂利が非常に多い独特のテロワール。60〜70%の高いカベルネ比率を貫く名門です。メドックを思わせる長期熟成による複雑味が完璧な調和を見せる大作となりました。
最後は、新旧「第一特別級 A」比較です。
先述でも登場のフィジャックは、2022 年の審査でほぼ満場一致で悲願の昇格を果たしました。
アンジェリュスは、カベルネ・フラン(40〜50%ほど)由来の華やかなスパイス香と豊潤で豊かな果実味が特徴です。厳格な収量制限や徹底的な選果、醸造技術で圧倒的革新を行い、2012 年に第一特別級 A に登り詰めた現代ボルドーの最高峰シャトーです。しかし INAO に不満や批判を抱き 2022 年離脱。
オーゾンヌが造るワインは、カベルネ・フランとメルローがおおむね半々のセパージュ。厚い石灰岩層、急斜面・日当たり良好な畑から造られたワインは、石灰岩土壌由来の際立ったミネラル感と気品ある酸が見事に保たれており、まさに「伝統の王者」たる風格です。1955 年の格付け制定時から君臨し続けておりましたが 2021年に離脱しました。
フィジャックとアンジェリュスは昇格以前の年にはなりますが、それぞれのテロワールの違い、熟成による味わいの変化、シャトーの悲願などに思いを馳せながらお楽しみください。