レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
17:30
に抜栓します。
~綺羅星の生産者による小区画の違いを味わう~
豪華絢爛!エシェゾーのリュー・ディ
定員12名様
2010 Echezeaux /Les Champs Traversins (A-F.Gros)
2010 エシェゾー/レ・シャン・トラヴェルサン (アンヌ・フランソワ・グロ)
2010 Echezeaux /Les Loachausses,Les Champs Traversins (A.Gros)
2010 エシェゾー/レ・ロアショース、レ・シャン・トラヴェルサン (アンヌ・グロ)
2008 Echezeaux /Les Poulailleres ,Clos St-Denis (D.R.C)
2008 エシェゾー/レ・プレレール、クロ・サン・ドニ (ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
2005 Echezeaux /Les Champs Traversins (Dujac)
2005 エシェゾー/レ・シャン・トラヴェルサン(デュジャック)
2005 Echezeaux /Les Rouges du Bas (Meo-Camuzet)
2005 エシェゾー/レ・ルージュ・デ・バ(メオ・カミュゼ)
2005 Echezeaux /Les Treux,Clos St-Denis ,Les Cruots ou (E.Rouget)
2005 エシェゾー/レ・トゥルー、クロ・サン・ドニ、レ・クリュオ(エマニエル・ルジェ)
2000 Echezeaux /Echezeaux du Dessus ,Les Cruots ou ,Les Rouges du Bas (R.Arnoux)
2000 エシェゾー/エシェゾー・デュ・ドゥスュ、レ・クリュオ、レ・ルージュ・デ・バ (ロベール・アルノー)
11のリュー・ディ小区画について
◆エシェゾー・デュドゥスュ(Echezeaux du Dessus )3.55ha
特級畑エシェゾーの心臓部に当たる区画で、グラン・エシェゾーの真上。標高も高く真のエシェゾー。
◆レ・ルージュ・デュ・バ(Les Rouges du Bas) 4.00ha
こエシェゾー・デュ・ドゥスュのすぐ上から斜面を登るように伸びた小区画で、1級畑レ・ボーモンと隣接している。母岩はプレモー石灰岩で表土がほとんどないため、エレガントでミネラル風味に富んだミディアム・ボディのエシェゾーが生まれる。
◆レ・トゥルー(Les Treux) 4.90ha
グラン・ゼシェゾーの南隣で、土壌は比較的深く、水分含有量い区画。特級畑の水準に満たないという意見がある。
◆レ・クリュオ/ヴィーニュ・ブランシュ(Les Cruots ou Vignes Blanches) 3.29ha
二つの名前は、白亜が多く含まれていることを意味し、表土が薄く痩せていて、かつてはここに白ワイン用の葡萄が植えられていた。ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエがこの区画の葡萄を熱烈に愛していたことでも有名。
◆ レ・プレレール(Les Poulailleres) 5.12ha
グラン・エシェゾーの真上で、ほとんどをDRCがエシェゾーが所有している。表土が薄く、エシェゾーの畑の中では優れた小区画として認められている。
◆レ・ロアショース(Les Loachausses) 2.49ha
名前は「水はけの悪い土地」という意味だが、この小区画はともに高く評価されるエシェゾー・デュ・ドゥスュとレ・クリュオに挟まれている。代々グロ家がこの区画を所有しています。
◆レ・シャン・トラヴェルサン(Les Champs Traversins) 3.59ha
斜面のやや上方にあって、泥灰岩と砂の混じった土壌からは、軽く繊細なスタイルのエシェゾーが生まれる。
◆クロ・サン・ドニ(Clos St-Denis) 1.8ha
モレ・サン・ドニ村のグラン・クリュとは全く別だが、聖ドニ教会の所有だったため同じ名前がついている。南北の端に位置し、テロワールの評価は低い。
◆レ・ボーモン・バ(Les Beaux Monts Bas) 1.27ha
この畑のほとんどが1級格付けだが、レ・ロアシャスとレ・クリュオの上部のわずかの部分だけが特級畑の区画。
◆アン・オルヴォー (En Orveaux) 5.03ha
この畑の下部は特級畑、上部は1級畑に格付けされている。岩の上に土がのり、表土がほとんどないため、骨格のしっかりしたミネラルに富んだワインができる。
◆レ・カルティエ・ド・ニュイ(Les Quartiers de Nuits) 1.13ha
エシェゾーの最下部にあり、土壌は比較的肥沃。そのため畑の大半はACヴォーヌ・ロマネで、北東の角地のみ特級畑に格付けされている。テロワールの評価は低い。
この畑の個性をひと言で言い表すなら、「絢爛豪華な花束」。その芳しい魅力溢れる香りを堪能し、様々な小区画の違いを楽しみながら、生産者が精魂傾けて造るエシェゾー味わい尽くしてください。
~スーパースター達のフラッグシップ~
我が家の宝物 Vol.4
定員12名様
2001 Bonne Mares(Lucien le Moine)
2001 ボンヌ・マール(ルシアン・ル・モワンヌ)
1994 Richebourg(Meo.Camuzet)
1994 リシュブール(メオ・カミュゼ)
1986 Corton Marechaudes(P.F.de Merode)
1986 コルトン・マレショード(プランス・フローランド・メロード)
1982 Chambertin Clos de Beze(L.Jadot)
1982 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(ルイ・ジャド)
1980 La Grande Rue(F.Lamarche)
1980 ラ・グラン・リュ(フランソワ・ラマルシュ)
1979 Echezeaux(M.Mugnuret)
1979 エシェゾー(モンジャール・ミニュレ)
「我が家のお宝ワイン」第4弾は、2001年“ボンヌ・マール”からスタート。ルシアン・ル・モワンヌは、独自のルートで優れた畑の最良のブドウで造られた、特級、1級畑のみのワインを樽で購入し、熟成、瓶詰めを行うというミクロネゴスの先駆者。畑を所有せず一流ドメーヌを凌駕するワインを次々と生み出しています。
2本目は本日の白眉メオ・カミュゼの“リシュブール”。1995年に引退するアンリ・ジャイエがワイン造りに参画していた、今となっては超貴重品です。これを飲むだけで本日の価値は十二分です。
続いて3本目は、2009年よりDRCに畑を貸し出し注目を集めた、プランス・フローラン・ド・メロードの“コルトン・マレショード”。古樹の多い誰もが羨む区画から生まれた偉大なコルトンです!
4本目は、ブルゴーニュの名門中の名門、ルイ・ジャドの希少なドメーヌ物、熟成した1982年“シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ”。630年にベーズ修道院により開墾され、もっとも古く由緒正しいこの畑からは、品格が高く、厳格で内面美に溢れたワインが生み出されます。ワイン造りはご存知天才醸造家ジャック・ラルディエール。
5本目は、フランソワ・ラマルシュのモノポールであり虎の子、ラ・ターシュとロマネ・コンティの間に位置する細長の特級畑“ラ・グラン・リュ”。考え得る最高のテロワールから、素晴らしいワインが生み出されます。1980年は透明感のある美しいヴィンテージ。
最後の6本目は、モンジャール・ミニュレのフラッグシップ“エシェゾー”の1979年。熟成によりあらゆる要素が融合した、現在味わえる最良のヴィンテージ。このドメーヌの名声を築きあげたジャン・モンジャール作。
百花繚乱、まさにこの言葉がふさわしいワイン会です。スーパードメーヌのフラッグシップをどうぞ心ゆくまでご堪能ください。是非この機会に、皆様のご参加、心よりお待ちしております。
~完全なる熟成の魅力に迫る~
トープノ・メルム蔵出し
定員13名様
2012 Charmes Chambertin (Taupenot Merme)
2012 シャルム・シャンベルタン (トープノ・メルム)
2012 Mazoyeres Chambertin (Taupenot Merme)
2012 マゾワイエール・シャンベルタン (トープノ・メルム)
2012 Clos des Lambray (Taupenot Merme)
2012 クロ・デ・ランブレイ (トープノ・メルム)
1991 Morey Saint Denis La Riotte (Taupenot Merme)
1991 モレ・サン・ドニ・ラ・リオット (トープノ・メルム)
1990 Gevrey Chambertin Bel Air (Taupenot Merme)
1990 ジュブレイ・シャンベルタン・ベレール (トープノ・メルム)
1990 Chambolle Musigny La Combe d`Orveau (Taupenot Merme)
1990 シャンボール・ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー (トープノ・メルム)
1985 Charmes Chambertin (Taupenot Merme)
1985 シャルム・シャンベルタン (トープノ・メルム)
ドメーヌ・トプノ・メルムは、1405年からトプノ家とメルム家においてワイン造りをしているモレ・サン・ドニで7代続く老舗ドメーヌです。1998年に兄のロマン・トプノがドメーヌ運営に参加してから急速に評価が高まり、今やモレ・サン・ドニのカリスマとして注目されています。
まずはトプノ・メルム史上最高の出来栄えと言える2012年ヴィンテージから、所有する3大特級畑の揃い踏みです。シャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンは後者の畑が前者シャルムを名乗れる為、殆どの生産者は2つの畑を混ぜて、シャルム・シャンベルタンと名乗っています。トプノ・メルムでも1999年まではブレンドしていましたが、2000年からそれぞれの畑名で生産されています。この2つの畑の飲み比べはとてもレアな体験。そしてさらに珍しいのは、僅か0.043ha(約129坪)、全体の0.5%を所有するクロ・ド・ランブレです。この畑はドメーヌ・デ・ランブレイのモノポールと考えられていますが、実はトプノ・メルムもわずかに所有し、頑として売却しない超レアなワインなのです。
続いて、1937年に植樹したドメーヌで最も古い1級畑の1991年のモレ・サン・ドニ・ラ・リオット。そして特級クロ・ド・ベーズ隣接し、所有者は数名しか存在しない貴重な1級畑ジュブレイ・シャンベルタン・ベレール。さらに特級ミュジニィとエシェゾーに挟まれた1級畑、その所有する区画は ミュジニィと地続きの最高のロケーションで平均樹齢64年の、シャンボール・ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー。ここが特級でないのが不思議なほどの立地です。
最後にご用意するのは、35年の完全なる熟成の魅力を堪能できる1985年シャルム・シャンベルタンです。完全なる熟成の時を過ごしたワインをどうぞ心ゆくまでご堪能ください。
是非この機会に、皆様のご参加、心よりお待ちしております。