regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

9 September 2021
23 Thursday

〜問われるテロワールと生産者の技量!〜

【Chateau・畑の細胞分裂】

コース料理無し
定員13名様
9 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

1990 Ch.Leoville Barton(St.Julien)
1990シャトー・レオヴィル・バルトン(サン・ジュリアン)
1990 Ch.Leoville Poyferre(St.Julien)
1990シャトー・ポワフェレ(サン・ジュリアン)
1990 Ch.Leoville Leoville Las Cases(St.Julien)
1990シャトー・レオヴィル・ラスカーズ(サン・ジュリアン)
1989 Ch.Pichon Longueville Baron(Pauillac)
1989 シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(ポイヤック)
1989 Ch.Pichon Longueville Comtesse de Lalande(Pauillac)
1989シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(ポイヤック)
1990 Ch.La Mission Haut Brion( Pessac Leognan)
1990 シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン(ペサック・レオニャン)
1990 Ch. Haut Brion (Pessac Leognan)
1990シャトー・オー・ブリオン(ペサック・レオニャン)
1985 Ch.Figeac(St-Emilion)
1985シャトー・フィジャック(サン・テミリオン)
1985 Ch.Cheval Blanc(St-Emilion)
1985シャトー・シュヴァル・ブラン(サン・テミリオン)

今回のワイン会は、元々は1つのシャトーが分割、独立し、別々のシャトーになった4つのパターンを比較して味わっていただくワイン会です。最上のヴィンテージを取り揃えてお楽しみ頂きます。

まずは、サンジュリアン村にある有名な「レオヴィル3兄弟」から。1821年にシャトー・レオヴィルが3分割されました。バルトンは強さと繊細さを併せ持ち、より洗練されたスタイルに。ポワフェレは、ボリュームと深みをそなえ、上質なタンニンと凝縮した果実味に富んだスタイルに。ラス・カーズは、最もスケール感と凝縮感に優れ、品格の高いスタイルを有し、3兄弟で最上の評価を得て、スーパーセカンドの筆頭、サンジュリアン村で最も高い評価を受けています。

ポイヤック村からは、1850年に2シャトーに分割されたピション・ロングヴィルを。男爵バロンはゆったり壮大で厚みのある男性的なワインに。伯爵夫人コンテス・ド・ラランドは、しなやかでエレガンスと格調の高さを秘めたポイヤックの貴婦人と評されています。

ペサック・レオニャン村からは、元々この一帯の地名でもあったオー・ブリオンが、いつ頃かは定かでないですが、ラミッションに枝分かれして2分割されました。そのラ・ミッション・オー・ブリオンは、道を1本はさんで向かい合うオー・ブリオンの兄弟にして最大のライバル。重厚で力強い男性的なスタイルが魅力です。5大シャトーの一角オー・ブリオンは、噛めるように肉厚ながら、エレガントで複雑。そして退廃的とも言える極上のアロマ。押し出しの強いラ・ミッションと対照的です。

最後にサンテミリオンからは、2世紀から続く最古のシャトーでもあるフィジャックが1832年に売却した畑から独立した、シュヴァル・ブランとの飲み比べです。シュヴァル・ブランは60%のカベルネ・フランと40%のメルロの品種構成で造られ、砂利と粘土質の土壌。凝縮した豊かな果実味と精密さ、滑らかさに優れたボルドー右岸の頂点!対してフィジャックは、この村では異例とも言える35%の割合で植えられたカベルネ・ソーヴィニヨンの存在で、これは砂利と砂質の多い土壌に由来しています。時にメドック的と例えられますが、さらさらとして品格の高さが特徴です。

分割されればテロワールの違いが表れ、造り手のポリシーと技量が問われます。その違いと同質性をどうぞ楽しんでください。

9 September 2021
19 Sunday

〜100%の純血性とは?〜

【モノポールの純血】

コース料理無し
定員13名様
7 glass set 55cc
¥58,800 消費税・サービス料別

2010 Clos de Lambray(T.Merme)
2010クロ・デ・ランブレイ(トプノ・メルム)
2010 Clos de Lambray(Lambray)
2010ロ・デ・ランブレイ(ランブレイ)
2009 Ruchottes Chambertin Clos des Ruchottes(A.Rousseau)
2009リュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット(アルマンルソー)
2004 La Romanee(Bouchard)
2004ラ・ロマネ(ブシャール)
1989 Vosne Romanee La Grande Rue(Lamarche)
1989ヴォーヌ・ロマネ・ラ・グラン・クリュ(フランソワ・ラマルシュ)
1981Clos de Tart(Clos de Tart)
1981クロ・ド・タール(クロ・ド・タール)
1969 Vosne Romanee Clos des Reas(J.Gros)
1969ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア(ジャン・グロ)

今回のワイン会はモノポール特集です。フランスでは遺産相続により畑が分割され細分化していますが、例外的に単一所有者により守られ、継続されて所有されている畑がわずかに残り、それをモノポールと呼んでいます。先人が畑の個性などから名付け、それを唯一正しく味わえるのがモノポールです。当然所有者も100%全力でワインを造ります。。

まずはブルゴーニュ最大の希少畑、トープノ・メルムの「クロ・ド・ランブレ」と本家本元ドメーヌ・ランブレの「クロ・ド・ランブレ」の飲み比べです。その所有比率は0.5%:99.5%で、年産わずか200本足らず。そしてなんと1973年までは野菜畑だったとか。しかし2001年からはビオロジックで造られ、その質は一気に向上しました。対するドメーヌ・ランブレは羽毛のようにふんわりして球体のバランス。1981年にグランクリュに昇格して以来、近年は畑の状態も格段に良くなり最良の出来です。さて両者の味わいの違いはいかに?

次はご存知アルマン・ルソーの「クロ・デ・リュショット」の登場です。リュショット自体はごく小さな畑で、下部のリュショット・デュ・ドゥスュと上部のリュショット・バからできています。ルソーのクロ・デ・リュショットは全て上部に含まれています。小さな岩=rochotsが語源になっている通り、ミネラリーでルソーの中で最もエレガントな素敵なワインです。

続いてフランスで最小のアペラシオン「ラ・ロマネ」。標高300mで表土もロマネ・コンティより薄いため、より引き締まり、ミネラリーで厳格なワインが出来上がります。2002年からルイ・ミシェル子爵が栽培・醸造をおこない、出来上がったワインがブシャール社に届けられ、熟成されていますので現在と質は同等。ブルゴーニュで最も飲む機会が少ないグランクリュの特徴を見極めていただきます。

1991年ヴィンテージより昇格された「ラ・グラン・リュ」は、斜面に向かって縦長の畑で「ラ・ターシュ」と平行し、「ロマネ・コンティ」との間に位置しています。昇格間近のヴィンテージのためその質も向上し始めた頃です。さてこの偉大な通り道はどちらの個性により近いのか?それとも独自の個性を有するワインなのか?

そして文献では1125年まで遡れ、聖ヨハネ騎士団が所有していた「クロ・ド・タール」は、ブルゴーニュで神々しいオーラを放つ特別な畑。その後長らくノートルダム・ド・タール寺院の持ち物になった経緯からしてなのか、品格や高貴さ、静謐な佇まいで他のグランクリュとは一線を画します。モレ・サン・ドニらしい肉厚な豊潤さが素晴らしく、熟成に時間がかかる畑ゆえ、40年の熟成を経た1981年ヴィンテージはまさにその魅力を十二分に発揮しています。

最後は1969年の「クロ・デ・レア」で締めて頂きます。ヴォーヌ・ロマネ村の1級畑では最南端、そして低地にある畑で条件は決して良くないですが、ミッシェルが遺産相続からこの大切なグロ家の宝を守り抜き、1860年から所有する貴重なモノポールとして現在も存在できています。その味わいは大らかで温かく、洗練されてはいないもののとても誠実なもの。熟成の頂点にあるブルゴーニュワインの魅力を存分にお楽しみください。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    別途10%のサービス料を頂戴いたします。
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