regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

8 August 2022
11 Thursday

2022年のヒエラルキー

コース料理無し
定員13名様
8 glass set 55cc
¥68,800 消費税・サービス料別

2017 Bourgogne Blanc(Coche Dury)
2017 ブルゴーニュ・ブラン(コシュ・デュリ)
2016 Bourgogne Blanc(Roulot)
2016 ブルゴーニュ・ブラン(ルーロ)
2015 Chassagne Montrachet(J.C.Ramonet)
2015シャサーニュ・モンラッシェ(ジャン・クロード・ラモネ)
2007 Meursault Perriere(Comtes Lafon)
2007ムルソー ・ペリエール(コント・ラフォン)
2007 Meursault Genevrieres(Bernard Boisson Vadot)
2007ムルソー・ジュヌヴリエール(ピエール・ボワッソン・ヴァド)
2002 Puligny Montrachet Les Pucelles(Leflaive)
2002ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル (ルフレーヴ)
2002 Chassagne Montrachet Champs Gains(M.Colin)
2002シャサーニュ・モンラッシェ・ レ・シャン・ガン(マルク・コラン)
2015 Montrachet(L.le Moine)
2015モンラッシェ(ルシアン・ル・モワンヌ)

8月のワイン会は「2022年のヒエラルキー」と題して、今現在のブルゴーニュの格付けの意義を考察しながら楽しんでいただきます。人気実力を共に兼ね備えた生産者が造るワインは、格付けを超える出来なのか?まずはスタンダードキュヴェ、ブルゴーニュ・ブラン2種からスタートします。造り手は伝説のジャン・フランソワ・コシュが引退し、息子の4代目ラファエルが引き継いだ後のもの。対するのはジャン・マルク率いるルーロ。その味わいは極めてシルキーで滑らか、そして洗練された美しさがあります。続いて村名格のラモネのシャサーニュ2015年。この村最高峰の生産者が造る最良ヴィンテージは、当然ながら村名格のレヴェルを軽く超えていきます。

次はムルソー1級の2つのドメーヌの飲み比べです。ミネラルと力強さで群を抜く「ペリエール」はコント・ラフォンが造るワインの頂点に位置し、その本領はモンラッシェではなくペリエールに現れています。そして次世代のコシュ・デュリの呼び声高いボワソン・バド。父ベルナール、息子ピエール、娘アンヌの3つの名義がありますが、中身は同じです。ピエール・ボワソンとラファエル・コシュは同級生で、今後のブルゴーニュ・シャルドネの未来を担う有望株、その評価はすでにトップクラスです。ペリエールと同じ斜面に隣り合う「ジュヌブリエール」との微細なニュアンスの違いを、比較しながらお楽しみください。

そしてピュリニーとシャサーニュ1級の飲み比べと続きます。ご存じルフレーヴの1級畑の最高峰「レ・ピュセル」はバタールの隣にありながら、乙女の名前通りにチャーミングさも加わります。畑は完全にヴィオディナミに移行し、アンヌ・クロードの全盛期の作。対するシャサーニュの「シャン・ガン」は村の中腹に位置し、この村らしい骨格と厚みを有します。生産者は有名なコラン一族のマルク・コランでマルク晩年の作。ラストは世界中が熱狂し、最上位に君臨する「モンラッシェ」で締めて頂きます。この奇跡のテロワールから出来るワインに、どうしてここまで心惹かれるのでしょうか?ワインはマイクロネゴスのルシアン・ル・モアンヌで、通常のネゴス物とは一線を画します。特級と1級にフォーカスし、最上のワインを購入し熟成を行うゆえ、ある意味、皆が期待するモンラッシェ像を最も体現していると言えます。その味わいは2015年のヴィンテージを表し複雑にして豊潤。

さてあなたの評価は本当に格付け通りですか?

昨今価格も高騰しているワインばかりなのでラインナップも超贅沢です。暑い夏のひと時の一服の豪華な清涼剤を、どうぞご堪能ください。

7 July 2022
17 Sunday

~ボルドー・ブランの洗練された魅力!~

優雅な白ワイン!ボルドー・ブラン!

コース料理無し
定員13名様
glass set 55cc(*ディケムのみ25cc)
¥63,800 消費税・サービス料別

2019 Le Petit Cheval Blanc (Bordeaux)
2019 ル・プティ・シュヴァル・ブラン(ボルドー)
2019 Aile d'Argent (Bordeaux)
2019 エール・ダルジャン(ボルドー)
2009 Pavillon Blanc du Chateau Margaux (Bordeaux)
2009 パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー(ボルドー)
2009 Domaine de Chevaliere (Pessac Leognan)
2009 ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブラン(ペサック・レオニャン)
2012 La Clarte de Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2012 ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
2012 Chateau La Mission Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2012 シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
2004 Chateau Haut Brion Blanc (Pessac Leognan)
2004 シャトー・オー・ブリオン・ブラン(ペサック・レオニャン)
1978 Y Ygrec (Bordeaux)
1978 イグレック(ボルドー)
2001 Chateau d`Yquem 375ml(Sauternes)
2001 シャトー・ディケム 375ml(ソーテルヌ)

2019年のル・プティ・シュヴァル・ブランとエール・ダルジャンからスタートします。
ル・プティ・シュヴァルはシュヴァル・ブランが手掛ける、エレガンスと複雑味溢れる味わいで、2014年がファーストヴィンテージ。 ソーヴィニヨン・ブラン74%、セミヨン26%の葡萄比率です。エール・ダルジャンは、ムートン・ロスチャイルドが造る、上品な果実味と花の風味が織りなす、高貴な味わいの希少品。ソーヴィニヨン・ブラン61%、セミヨン38%、ミュスカデル1%のブレンドです。


続いて2009年のパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーとドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランです。
パヴィヨン・ブランはボルドーの宝石と称されるシャトー・マルゴーが手掛ける、女性的な気品と洗練を兼ね備えた仕上がりで、ソーヴィニヨン・ブラン100%。1920年頃には「パヴィヨン・ブラン・ドゥ・シャトー・マルゴー」としてすでに存在していました。ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランは、グラーヴのトップシャトーが手掛ける、新樽の香りが素晴らしく、豊潤で旨味あふれる味わいです。ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%の配合。


そして大御所、オー・ブリオン・ブランとラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランの揃い踏みです。
まずラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン・ブランは、上記2シャトーの葡萄をブレンドした唯一無二の複雑性が魅力の贅沢品。生産量の少なさに加え、国外へ輸出される量が限られているため、非常に稀少なアイテムです。ソーヴィニヨン・ブラン52%、セミヨン48%で造られます。ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランは、「世界で最も偉大な辛口白ワインの1つである」と称される稀少な1本。セミヨンを約70〜80%という高い比率で配合し、芳醇なアロマが香る濃密な味わいと長い余韻を持ち合わせています。対するオー・ブリオン・ブランは僅か3haの畑から生まれる、複雑なアロマと荘厳なストラクチャーが魅力の、ボルドーブランの最高峰。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランが約半分ずつという独自のアッサンブラージュで造られます。


最後はイグレックとシャトー・ディケムで締めくっていただきます。イグレックはシャトー・ディケムと同じテロワールで育ったブドウを、徹底的にこだわり抜き、追求して造られます。その香りはディケムそのもの。そして辛口白ワインの中で最も長命です。44年経過してそろそろ飲み頃に入っていますでしょうか?ソーヴィニヨン・ブラン75%、セミヨン25%の配合です。そして大トリのシャトー・ディケムは、世界の貴腐ワインの頂点に君臨し、その玉座は永遠に不変です。2001年は近年の最高評価のヴィンテージで、その中でもディケムはモンスター級。完全なる成功を収め、欠点ひとつない完璧な出来栄えです。その美しい色合いととろけるような甘さの世界は、どんな人をも虜にします。セミヨン80%とソーヴィニヨン・ブラン20%が織りなす魅惑の液体で昇天して下さい。


ぜひこの機会に優雅でエレガントなボルドーの白ワインを、ご堪能してみてはいかがでしょうか。皆様のご予約をスタッフ一同お待ちしております。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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