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								お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
								但しワインは
																	17:30
																に抜栓します。
							
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										May
										2024
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										May
										2024
									~ポマールの真髄に迫ります~
気高くも美しいポマールのダイヤモンド
 
										
											
												
																																2021 Pommard  Rugiens Bas (P.Giraldin)
											2021 ポマール・リュジアン・バ(ピエール・ジラルダン)
																																										2021 Pommard  Rugiens  (J.Violot-Guillemard)
											2021 ポマール・リュジアン(ジョアネス・ヴィオロ・ギィマール)
																																										2005 Pommard  Rugiens (B.Millot)
											2005 ポマール・リュジアン(バロ・ミノ)
																																										1990 Pommard Rugiens (J.Voillot)
											1990 ポマール・リュジアン(ジョセフ・ボワイヨ)
																																										1989 Pommard  Rugiens (F.Gaunoux)
											1989 ポマール・リュジアン(フランソワ・ゴヌー)
																																										1978 Pommard Rugiens (de Montille)
											1978 ポマール・リュジアン(ド・モンティーユ)
																																																																																																																																																																																																																																																																																																																																			
										ポマールのワインといえば、骨格ががっちりしていてタニック、しなやかさのない筋肉アスリートといった風情で、繊細で美しいブルゴーニュとは相反しているため、日本では受けがよろしくないワインといえます。
しかしこのレ・リュジアンだけは真逆の個性で、しなやかで繊細、優美なワインが出来るという不思議。畑は上部の「レ・リュジアン・オー」と下部の「レ・リュジアン・バ」に分かれ、その品質には決定的な差があるのも面白いところです。
すなわち下部はより鉄分と粘土が多く、できるワインもより豊潤になります。グランクリュ昇格予備軍の筆頭たる、その魅力を存分に解明していき、ボーヌのワインが一段低く見られている現状に一石を投じるべく、皆様に捧げます。
 
まずは、ブルゴーニュのライジングスターを2人ご紹介。ピエール・ジラルダンはジラルダン家の13代目でヴァンサン・ジラルダンの息子という血統書付き。父親がワイナリーを売却したため、若くして自分でドメーヌを立ち上げました。
一部の最良の畑を受け継ぎ2017年に21歳の若さでファースト・ヴィンテージをリリース。父親の樽の強い濃厚なスタイルとは訣別し、ピュアでシルキー、際立った華やかさのあるワインで一世を風靡しています。
ジョアネス・ヴィオロ・ギィマールは父親のティエリーからドメーヌを受け継いだばかりですが、すでに入手困難なレアワインとなりました。父親の造りをさらに洗練させ、完成度を格段に引き上げました。
2人に共通するのは、華やかで可憐さの中に、時に妖艶な香りが見え隠れし、絡みつくような官能的な舌触りと、驚くほど純粋なエキス、噛めるような肉厚ボディ、そして長く続く余韻でしょうか。
続くバロ・ミロは17代目のシャルル・バロが当主の歴史あるドメーヌですが、最近になり評価が急上昇しています。2005年という最良のヴィンテージ、透明感のある酸味、ミネラル、旨みが調和し、品格があり熟成感も素晴らしく、すでに飲み頃を迎えています。
続いて1990年と1989年の2年続いたグレート・ヴィンテージを並べます。ジョセフ・ボワイヨの畑は、表記はないですがリュジアン・バ。ポマール的な濃い色合いを求めず、薄い色調ながら風味たっぷりの美しい果実味を追い求めています。
熟成により複雑性が増し、ピークを迎えつつあります。フランソワ・ゴヌーは言わずと知れた名門ゴヌー一族で、なんと現在は25代目のクロディーヌ・ゴヌーがドメーヌを率いています。
ミシェル・ゴヌーとはいとこの関係で、出来るワインは女性醸造家らしくエレガントで華やか、かつ美しく優雅で、まさに「レ・リュジアン」を体現しています。トリに控えるのは先代のユベール・ド・モンティーユ。
100年持つのではと思わせるモンスターヴィンテージ、1978年をご用意いたしました。こちらも表記はありませんがリュジアン・バ。2度と出会えることのないと思われる歴史的なワインということで、今回ラインナップに加えました。
 
ブルゴーニュ・ラヴァーならぜひ体験していただきたいワインです。ポマールの真髄をご堪能ください。皆様のご参加をお待ちしています。
									
 
		 
		 
							 
							 
	 
		 シノワのワイン
		シノワのワイン 
	 
							
														 2025
2025