salon concert
25th
第25回 2015.9.19 saturday 12:30-15:30

鈴木大介 サロンに響く楽園の音色

区切りの25回目の今回は、日本のクラシックギターを代表するギタリスト、鈴木大介さんをお招きして、クラシックと映画音楽の二部構成でお届けいたしました。今回はじめてのギターによるサロンコンサートでしたが、シノワのアールを描く高い天井の空間には、ギターの色彩感あふれる豊かなで繊細な響きがとても心地よく拡がりました。プログラムはドイツ・オーストリアからフランスを経由して、スペイン、アルゼンチンと巡り、ワインとも呼応しながら進行しました。間近に聞く弦の響きはなんともいえず感情を揺さぶり、素晴らしい小説を読み終えた読後感のように清々しく、かつ深く癒され、とても素敵なコンサートとなりました。

演奏者・ギター 鈴木 大介

artist 演奏者・ギター
鈴木 大介 Daisuke suzuki profile

作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。
マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。
これまでに、池辺晋一郎、西村朗、猿谷紀郎、和田薫、伊左治直、各氏らほかの作曲家からギター協奏曲を含む多くの作品の初演を依頼されている。2013年にはサントリー・サマー・フェスティバルにおいて、野平一郎作曲「エレクトリック・ギターとオーケストラのための炎の弦」を演奏、またソリストとして参加した東京シンフォニエッタによるCD「天女散花」はレコードアカデミー賞現代音楽部門を受賞した。
97年に「武満ギター作品集成」がセンセーショナルなヒットを記録して後、斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~」は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。2007年、2008年にリリースした「キネマ楽園」、「キネマ楽園Ⅱ/夜の太陽」は、ギター・ソロによる映画音楽のカバーで大ヒットとなった。以降2015年までに同シリーズを全7作品リリース。他にも前例の少ない多重録音による『タンゴ組曲』を収録した「アディオス・ノニーノ/アストル・ピアソラ作品集」、ドビュッシー生誕150年、フランセ生誕100年を記念した「月の光/愛の歌」など、続々と評価の高い意欲的なアルバムを発表し続けている。


program プログラム

第一部* ドイツ・オーストリア
F.シューベルト~J.Kメルツ編:
 3つの歌曲『涙の讃美/セレナーデ/漁師の娘』
J.Sバッハ:『シャコンヌBWV1004』

第二部* フランス・スペインそしてアルゼンチンへ
B.テルソン:『コーリング・ユー』
R.R.ベネット:『オリエント急行殺人事件』
C.ドビッシュー:F.クレンジャンス編『月の光』
I.アルベニス:『グラナダ』
F.タレガ:『アルハンブラの思い出』
A.ピアソラ:『アディオス・ノニーノ』
G.M.ロドリゲス:『ラ・クンパルシータ』


wine ワイン

  • N.V. Deutz Brut Classic
    ドゥーツ・ブリュット・クラシック
  • 2012 Riesling pur mineral Qualitatswein Trocken
    リースリング・ピュア・ミネラル・クウァリテーツヴァイン・トロッケン/フュルスト/ドイツ・フランケン
  • 2010 Savigny Les Beaune Les Bourgeot (Simon Bize)
    サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・ブルジョ/シモン・ビーズ/フランス・ブルゴーニュ
  • 2010 Ultreia Saint Jacques (Raul Perez)
    ウルトレイア・サン・ジャック/ラウル・ペレス/スペイン・ビエルソ

menu 料理

  • Appetizers 冷前菜 あわび、天使エビ、帆立、カニクリームとトマトジュレのカクテル
  • Appetizers 温前菜2種盛り合わせ フランス産キノコのパイ包み焼き
  • Main Dishes 主菜 ニュージーランド産仔羊もも肉のマスタード焼き バジル風味のジュ
  • Desserts デザート フランス産山栗とアールグレイのティラミス風モンブラン カシスソルベ添え