regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 18:00 に抜栓します。

10 October 2025
28 Tuesday

〜イタリア悠久の時を識る〜

『エノトリア・テルスへの挑戦』

コース料理無し
¥68,800 消費税・サービス料別

2017 Montepulciano d’ Abruzzo  (Valentini)
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ (ヴァレンティーニ)
2004 Merlot 1000ml  (Radikon)
メルロー (ラディコン)
2000 Rosso Gravner  (Gravner)
ロッソ・グラヴナー (グラヴナー)
2001 Brunello di Montalcino Riserva (Biondi Santi)
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ (ビオンディ・サンティ)
1976 Barbaresco (G.Voerzio)
バルバレスコ  (ジャコモ・ヴォエルツィオ)
1971 Barolo Pugnane   (G.Mascarello)
バローロ・プニャーネ  (ジュゼッペ・マスカレッロ)
1964 Barolo Riserva Speciale   (A.Conterno)
バローロ・リゼルヴァ・スペチアーレ  (アルド・コンテルノ)

スタートからフルスロットルで!ヴァレンティーニは、1632年に創立したイタリアを代表する生産者です。自社ブランドでリリースするのは、収穫されたブドウのうちわずか10~20%程度という厳格さで、残りのほとんどは他の生産者へ売 ってしまい、良年でなければ造られないこともしばしば。 世界中の愛好家達が血眼になって探し回る、入手困難な 「幻」のイタリアワインの一つで、イタリアの「ロマネ・コンティ」と呼ばれることも多い伝説的なワインです。
続いては北の大地フリウリから2種のワインを。イタリア自然派ワイン界の革新者ラディコンが造るメルローを。「大地と環境に最大限の敬意を払った、自然派ワインを造ること」を哲学に掲げるワインからは、やや還元的な香りはあるもののボトルから解き放たれたワインは、派手さは無いがジワうま
な旨味たっぷりの味わいです。続く生産者もフリウリの代表的と言えるでしょうヨスコ・グラヴナー。彼の影響を受けた生産者は数知れず!自然派ワインの第一人者です。土着品種リボッラジャッラを主に生産しておりますが、今回はメルローです。地中に埋めたジョージア産のアンフォラで醗酵と熟成を行い、更にはそこから6年以上寝かせてからリリースさせます。ボルドー産のワインとはまた違った美味しさが発見できます。続いては、ブルネッロの生みの親として知られるビオンディ・サンティを。
まだブルネッロが有名になる前から黙々と孤高の信念を貫き造っておりました。20年以上のしっかりと熟成したブルネロはまさに「言わずもがな」の最高のフィネスとエレガンスに溢れたワインになっております。
ここからは、イタリア古酒を愉しみましょう♪まさかのヴォエルツィオのバルバレスコ!?不確定ではありますが今は亡き先代のワインであろうバルバレスコ。我々としても未知数のワインではありますが、果たしてその味わいは如何に…!?2本目の古酒は古典派バローロの作り手・ジュゼッペ・マスカレッロ。
バローロ5大産地の中で最も小さいカスティリオーネ・ファレット村の西側プニャーネ畑から。最高峰のモンプリヴァート・リゼルヴァではありませんが、そこはマスカレッロ。芳醇なアロマ、エレガントで妖艶なワインに仕上げてくれるはずです。
大トリは、アルド・コンテルノ。18世紀以来の歴史を誇るジャコモ・コンテルノ5代目の実弟が造る64年もの。独立が1969年なので、1964年のワインが何故…?独立前から仕込んでいたのか、はたまた独立後のリリースだったのか不明ではありますが…ほとんど幻とも言えるヴィンテージ、そこには悠久の時を経て放たれたワインの完成された味わいが残っているのか!?
ワインの大地イタリアから、悠久の時を識るまたとないチャンス!より一層深まる秋と共にお楽しみください♪

10 October 2025
11 Saturday

〜松茸と日本ワインのテロワール〜

『世界に誇るMade in Japan』


¥35,000 消費税・サービス料別、料理込み。

2022 Sauvignon Blanc (Terre de ciel)
ソーヴィニヨン・ブラン (テール・ド・シエル)
2020 キュヴェ 三澤 Blanc  (Grace Wine)
キュヴェ・ミサワ・ブラン (グレース・ワイン)
2023 Yoichi-Nobori-N (Domaine Takahiko)
ヨイチ・ノボリ (ドメーヌ・タカヒコ)
2022 Nana-tsu-Mori (Domaine Takahiko)
ナナツ・モリ  (ドメーヌ・タカヒコ)
2022 Pinot-Merlot (Terre de ciel)
ピノ・メルロー  (テール・ド・シエル)
2017 CABERNET FRANC  (Fermier)
カベルネ・フラン  (フェルミエ)
〜国産松茸の料理〜

●松茸と冬瓜のナージュ

●松茸焼きor フライ

スタートはこちら、Terre de ciel(テール・ド・シエル)=天空の土地。長野・信州千曲川ワインバレーの右岸の高冷地、標高900mにある畑でキャノピーマネジメントを行い徹底的な管理のもと野生酵母にて造られます。この新進気鋭のワイナリーが創り出す、ブドウを取り巻く風、水、土をワインに封じこめたワインを感じてください!
続いては、山梨県から生まれた日本の「甲州」を世に知らしめた日本ワインを牽引するワイナリー・グレイスワイン(中央葡萄酒)からキュヴェ三澤のシャルドネを。熟成により生まれる滑らかな口当たりとキリっとした酸味は、まさに南アルプスの耽美な稜線を表現するような味わいです。
ここから赤ワインの登場です。長野・小布施ワイナリーの二男である曽我貴彦さんが北海道・余市に設立した「ドメーヌ・タカヒコ」。今やその人気ぶりは誰もがご存知でしょう。今回はフラッグシップである「ナナツモリ」をご用意しました。2023年の「ヨイチノボリ」は、ピノ・ノワールに少量のツヴァイゲルトをブレンドしたワイン、そして2022年のナナツモリ。どちらも甲乙つけがたし!全房発酵からくるスパイシーな香り、スミレや枯れ葉のトーン、キノコの香りなど特有のフレーヴァーを持ち旨味たっぷりの味わいです。続くワインは、先程のテールドシエルの赤ワイン!ピノとメルローのブレンドもの。ピノの持つチャーミングな香りと味わい、そしてメルローの程よく濃さが残り、タンニンもある程度まとまりがあり綺麗に造られています。
最後は、新潟ワインコーストの代表ワイナリー「フェルミエ」から。水捌けの良い砂質土壌、そしてフレンチオーク樽で熟成したエレガントを極めたミディアムボディのワインです。日本ワインを楽しみつつ、至高の国産松茸料理も加えたスペシャルワイン会!秋の贅と日本ワインを堪能してください♪

※ワインはコラヴァンにて提供。
※11日(土)〜13日(月)の3日間にて開催。

9 September 2025
30 Tuesday

〜ジュヴレ・シャンベルタンの雄アルマン・ルソーVer2021〜

『Armand Rousseauという絶対王者』

コース料理無し
¥178,800 消費税・サービス料別

2021 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Cazetiers
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・カゼティエ
2021 Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaut Saint-Jacques
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック
2021 Charmes Chambertin
シャルム・シャンベルタン
2021 Mazis Chambertin
マジ・シャンベルタン
2021 Clos de La Roche
クロ・ド・ラ・ロッシュ
2021 Ruchottes Chambertin Clos des Ruchottes
ルショット・シャンベルタン・クロ・デ・ルショット
2021 Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jaques
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・クロ・サン・ジャック
2021 Chambertin Clos de Beze
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
2021 Chambertin
シャンベルタン

18世紀初頭、心無いネゴシアンによって不正なブレンドが横行しており、商慣習上タブー視されていた元詰をアルマン・ルソー氏がダンジェルヴィル、グージュ、グリヴォらと組織を結成し1915年頃に実現。ネゴシアンに樽で売るのをいち早く止めて、ブルゴーニュワインの品質向上に大きな貢献をした。2代目のシャルル氏は1959年当時には6haだった所有畑を14haまで拡大。所有面積の半分以上の8haをグラン・クリュが占める。シャルルはアルマン・ルソーの黄金時代を築きあげ伝説とまで言われていたが2016年の5月惜しまれながら93歳で亡くなった。
現在はアルマンの孫に当たるエリックが切り盛りし、2012年には娘のシリエルも醸造に加わり正に盤石の布陣となっている。
ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは、「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく土壌の方から語りかけてくるものである」という。その言葉を体現するかのように、土壌本来の力に任せるため20年以上から肥料を使用していない。数年前よりリュット・レゾネに切り替え農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選ぶ。
収量は毎年行なう摘芽と摘房で25〜35hl/kaに抑える。新樽率は35%から、100%新樽のシャンベルタン、クロ・ド・ベーズ、クロ・サン・ジャックまで、格付にとらわれずワインの特徴によって使い分ける。2019年5月にドメーヌが正規輸入元に自分達のワインが再販されたり投機目的のグレーマーケットに流出していて、本当にワインを愛する消費者の手元に届かなくなってしまっている、という内容の文章を送りました。
これにより、あくまで要請ベースだが、ネット販売自粛と非常識な高価格販売のドメーヌ側からお願いされた形となり、止まらぬこのドメーヌの人気ぶりが伺える。

8 August 2025
26 Tuesday

〜北緯47度のエレガンス〜

『Richebourg VS Romanne St-Vivant』

コース料理無し
¥328,000 消費税・サービス料別

2015 Romanne St-Vivant (D.R.C)
ロマネ・サン・ヴィヴァン(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
2015 Richebourg (D.R.C)
リシュブール(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)
2011 Romanne St-Vivant (l'Arlot)
ロマネ・サン・ヴィヴァン(ラルロ)
2011 Richebourg (M.Camuzet)
リシュブール(メオ・カミュゼ)
1999 Romanne St-Vivant (J.J.Confuron)
ロマネ・サン・ヴィヴァン (ジャン・ジャック・コンフュロン)
1999 Richebourg (M.Mugneret)
リシュブール(モンジャール・ミュニレ)
1985 Romanne St-Vivant (C.Molinier)
ロマネ・サン・ヴィヴァン (カティアール・モリニエ)
1972 Richebourg (J.Gros)
リシュブール (ジャン・グロ)

スタートから畏敬のDRCを。果たしてこの頂上決戦を今後味わう事が出来るのでしょうか。ブルゴーニュの頂点にいるであろうDRCの味わいは如何に。続く対決は、ラルロとメオカミュゼ。デュジャック仕込みの全房発酵で仕込むその妙技は「プチDRC」との呼び名を持ちます。またラルロの所有する区画は、あのロマネ・コンティに隣接した区画です。対するメオの紹介は要らないでしょう。1989年、偉大な神様アンリ・ジャイエから引き継ぎリリースしたリシュブールは、まさにバラのような官能的な味わいを放つ「百花の香」です。続いてはグレートヴィンテージ対決。JJコンフュロンは、シャルル・ノエラから引き継いだ珠玉の畑を持ち、樹齢は何と90年の古樹で造られます。この当時は特有の濃厚で深く、滑らか。今のスタイルとはまた一線を画す、うっとりするような味わいです。そしてお相手はMミュニレ。ルロワとジャン・グリヴォに挟まれ、道を隔てた下部斜面にはDRCという最高の立地。20年超の熟成を経て官能的で極上なワインに仕上がっているでしょう。
トリを務めるのは伝説の醸造家カティアール・モリニエ。近年うなぎ上りの評価のシルヴァン・カティアールの実父です。カリスマと呼ばれていた時代のフラッグシップ「ロマネ・サン・ヴィヴァン」をどうぞ!大トリはヴォーヌ・ロマネ村を代表する名門一族となったグロ一族の、輝かしい名声を確固たるものにした立役者ジャン・グロです。ジャン・グロは創業者ルイ・グロの息子で、昨今のグロ一族を牽引するアンヌ・グロの伯父でミッシェル、べルナール、フランソワーズの父に当たります。70年代の中では良年と評価されるグロ一族の至宝「リシュブール」をどうぞ♪


今日まで渋谷店があるのは、支えてくださった皆様のお陰でございます。27周年企画としましてブルゴーニュの実質上の頂上対決を極めたワイン会をお贈り致します。皆様の奮ってのご参加、お待ちしております!

7 July 2025
29 Tuesday

〜真夏の夜のシャルドネ〜

『PM REVOLUTION』

コース料理無し
¥88,800 消費税・サービス料別

2015 Bienvenues Batard Montrachet (Leflaive)
ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ(ルフレーヴ)
2015 Chevalier Montrachet (Ch.de Puligny-Monrachet)
シュヴァリエ・モンラッシェ(シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ)
2013 Puligny Montrachet Champ Gain (P.Y.C.Morey)
ピュリニー・モンラッシェ・シャン・ガン(ピエール・イヴ・コラン・モレ)
2011 Puligny Montrachet Le Cailleret (de Montille)
ピュリニー・モンラッシェ・ル・カイユレ(ド・モンティーユ)
2007 Puligny Montrachet Les Pucelles (H.Boillot)
ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル (アンリ・ボワイヨ)
2004 Batard Montrachet (Ramonet)
バタール・モンラッシェ (ラモネ)
2004 Chevalier Monrachet (Leflaive)
シュヴァリエ・モンラッシェ (ルフレーヴ)

7月のワイン会は、真夏の果実を樂む会!スタートからグランクリュを飲み比べ、そこから王道のアペラシオ
ン・畑を味わい尽くし、最後は一流の生産者と特級畑の二重奏で。極上の液体から滴り落ちる旨味とミネラル
は、まさにシャルドネの妙と言えるでしょう。今年も酷暑が予想されますが、この会をシノワの夏の風物詩と
してお届け致します♪今年の夏の宵は、ピュリニー・モンラッシェを極めませんか!?

6 June 2025
30 Monday

〜新時代の挑戦とは〜

『21世紀Chardonnay』

コース料理無し
¥59,800 消費税・サービス料別

2022 Hautes Cotes de Beaune Les Craies (A.Petitprez)
オート・コート・ド・ボーヌ・レ・クレ(アントワーヌ・プティプレ)
2020 Vin de France Manon (Y.Durieux)
ヴァン・ド・フランス・マノン(ヤン・ドリュー)
2019 Macon Fuisse Bois de La Croix (J.Desjourneys)
マコン・フュィッセ・ボワ・ド・ラ・クロワ(ジュール・デジュルネイ)
 M.V. Acte Ⅱ (M.Soyard)
アクト・ツー(マルク・ソワイヤール)
2018 Corton Charlemagne (Esprit Leflaive)
コルトン・シャルルマーニュ(エスプリ・ルフレーヴ)
2018 Puligny Montrachet Clos de la Truffiere (B.Ente)
ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・トリュフィエール (ブノワ・アント)
2018 Chassagne Montrachet Les Caillerets (L.Caillat)
シャサーニュ・モンラッシェ・レ・カイユレ (ラミ・カイヤ)

シノワ渋谷店、6月のワイン会はシャルドネの会!
新進気鋭の生産者たちのワインを集めた、少しマニアックで面白いワイン会です。すでに手に入らないレアなワインや、今後のブルゴーニュを背負って立つであろう麒麟児の生産者など、アペラシオンも様々なワインを集めたこの会を是非ともお楽しみください♪

5 May 2025
27 Tuesday

〜珠玉の畑が奏でる三重奏〜

『偉大な1級畑の3傑物語とは』

コース料理無し
¥111,000 消費税・サービス料別

2009 Gevrey Chambertin Le Clos St-Jacques (A.Roussesu)
ジュヴレ・シャンベルタン・ル・クロ・サン・ジャック (アルマン・ルソー)
2004 Gevrey Chambertin Le Clos St-Jacques (Fourrier)
ジュヴレ・シャンベルタン・ル・クロ・サン・ジャック (フーリエ)
2004 Gevrey Chambertin Le Clos St-Jacques (S.Esmonin)
ジュヴレ・シャンベルタン・ル・クロ・サン・ジャック (シルヴィ・エスモナン)
1982 Chambolle Musigny Les Amoureuses (P.Groffier)
シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ (ペイラゾー・グロフィエ)
1979 Chambolle Musigny Les Amoureuses (Vogue)
シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ (ヴォギュエ)
1980 Vosne Romanee Les Malconsorts (F.Lamarche)
ヴォーヌ・ロマネ・レ・マルコンソール (フランソワ・ラマルシュ)
1978 Vosne Romanee Aux Malconsorts (C.Molinier)
ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール (カティアール・モリニエ)

シノワ渋谷店5月のワイン会は、誰もが羨む偉大な1級畑の飲み比べ!まずは聖ヤコブの像にちなんだ「クロ・サン・ジャック」から。続くワインは最もエレガントと表現され「恋人達」の逸話で有名な「レ・ザムルーズ」を。ヴォーヌ・ロマネ村からはあの「ラターシュ」に隣接する畑・マルコンソールから。いずれもブルゴーニュを代表する1級畑3傑ワイン!これら珠玉の1級畑を並べて飲む機会はそうそうありません!
皆様のご参加、お待ち申し上げております。

4 April 2025
22 Tuesday

~3つのテロワールとは~

ニュイ・サン・ジョルジュと云う勿れ

コース料理無し
¥59,800 消費税、サービス料別

2017 Nuits St Georges Clos de la Marechale (J.F.Mugnier)
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・ド・ラ・マレシャル (ジャック・フレデリック・ミュニエ)
2017 Nuits St Georges Aux Murgers (M.Camuzet)
ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ミュルジュ (メオ・カミュゼ)
2014 Nuits St Georges Les Proces (A.Lachaux)
ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・プロセ (アルノー・ラショー)
2010 Nuits St Georges Clos de Forets St-Georges (lArlot)
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ (ラルロ)
1999 Nuits St Georges Les Vaucrains (B.Ambroise)
ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ヴォークラン (ベルトラン・アンブロワーズ
1996 Nuits St Georges Aux Murgers (S.Cathiard)
ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ミュルジュ (シルヴァン・カティア―ル)
1964 Nuits St Georges (M.Gibourg)
ニュイ・サン・ジョルジュ (ミュニュレ・ジブール)

渋谷店4月のワイン会は、ニュイ・サン・ジョルジュ!グランクリュは存在しないながらもコート・ド・ニュイ最多のプルミエクリュを持つ村。かの有名なジュール・ヴェルヌの「月世界旅行」や、アポロ15号の添乗員が月面にサンジョルジュと命名したのも有名な話です。
このアペラシオンは、タンニン豊富で長熟向きのワインが多く、決して外交的では無いが香り高く気品あるこの村のワインを紐解いて行きましょう♪

3 March 2025
31 Monday

〜月夜に佇む花明かり〜

「N.MとR.Mが織り成す二重奏』

コース料理無し
¥59,800 消費税・サービス料別

N.V. Jacques Selosse Rose
ジャック・セロス・ロゼ
N.V. Frederic Savart Bulle de Rose
フレデリック・サヴァール・ビュル・ド・ロゼ
N.V. Ulysse Collin Les Maillons de Rose de Saignee
ユリス・コラン・レ・マイヨン・ロゼ・ド・セニエ
N.V. Vouette & Sorbee Saignee de Sorbee
ヴェット・エ・ソルベ・セニエ・ド・ソルベ
2008 Taittinger Comte de Champagne Rose
テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ロゼ
2008 Veuve Clicquot La Grande Dame Rose
ヴーヴ・クリコ・ラ・グランダム・ロゼ
2008 Dom Perignon Lady Gaga Rose
ドン・ペリニヨン・レディ・ガガ・ロゼ

渋谷店3月のワイン会は、春を先取りロゼ・シャンパーニュの会です。奇しくもR.M(レコルタン・マニピュラン)とN.M(ネゴシアン・マニピュラン)の対決となりました。普段なかなかお目に掛かることのない綺羅星の如く佇むロゼシャンパーニュの味わいは如何に!?

一流メゾンや愛好家垂涎の実力派生産者が手掛けるロゼシャンパーニュをご堪能下さい♪

2 February 2025
25 Tuesday

〜いぶし銀の狼達の雅樂〜

モレ・サン・ドニ ブルース

コース料理無し
¥65,000 消費税・サービス料別

2013 Clos de la Roche (O.Bernstein)
クロ・ド・ラ・ロッシュ (オリヴィエ・バーンスタイン)
2013 Clos St Denis (Dujac)
クロ・サン・ドニ (デュジャック)
2008 Bonnes Mares (Vogue)
ボンヌ・マール (ヴォギュエ)
2006 MSD 1er Cuvee Romain Lignier (L&A Lignier)
モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・ロマン・リニエ (リシュー・エ・オーギュスト・リニエ)
2005 MSD Clos Solon V.V. (Fourrier)
モレ・サン・ドニ・クロ・ソロン・ヴィエイユ・ヴィーニュ (フーリエ)
2004 MSD Clos de la Boussiere (G.Roumier)
モレ・サン・ドニ・クロ・ド・ラ・ビュシェール (ジョルジュ・ルーミエ)
2003 Clos des Lambrays (Lambrays)
クロ・デ・ランブレイ (ランブレイ)

2匹の疾走する狼の絵を紋章にするこの村はかつてモレ・ラ・モンターニュ村(Morey-LaMontagne)と呼ばれていました。村の知名度が低いために、村で造られたワインは、ジュヴレ・シャンベルタンかシャンボール・ミュジニーの名前で売られていましたが1935年にAOC(原産地呼称)としての「モレ・サン・ドニ」が認められることになりました。南北をあまりに高名な二つの村に挟まれる為、良く言えば「いぶし銀」悪く言えば「地味」とも取れるこの村の特徴はその粒揃いの品質の良さでしょう。5つの秀逸な特級畑が3割を、さらに20からなる一級畑が3割を、実に総面積の6割弱を占める高品質なワインを生み出す知る人ぞ知る素晴らしい村なのです。
まずは、新生ネゴシアンとして近年数多くのジャーナリストから高く評価されている新世代ミクロネゴスのバーンスタイン。樹齢50年から生まれるクロ・ド・ラ・ロッシュは、ヴェルヴェットのような果実味が広がりながらしっかりとした骨格を感んじるフィニッシュへと導かれます。
そしてやはりこの村には欠かせません!ジャック・セイス氏が一代で築いた名声は今尚受け継がれています。クロ・サン・ドニは柔らかく香り高いことが特徴。「あの」デュジャック香との共演は本当に素晴らしいものがあります。
お次は泣く子も黙るヴォギュエ伯爵から。CM村を本拠地とし、特級畑ミュジニーの大部分を所有していることが有名ですがボンヌ・マールも最大の所有者であることはあまり知られていません。端正さと強さを兼ね備え、一筋縄では行かぬ奥深さを見せてくれることでしょう。
4本目は34歳の若さで天国へと旅立ったユベール・リニエ。他界当時4歳であった長女リュシーと2歳のオーギュストへ託され、妻であり、弟子であり、同士であったケレン・リニエは独自に研鑽を重ね、確固たる醸造家の道を歩み始めた年です。在りしの夫の夢であった「さらにエレガントで美しいワイン」を子供達に、夫婦の志を引き継ぐために…。
続いては、本拠地をジュヴレ・シャンベルタン村に構える名門ドメーヌ・フーリエ。19世紀半ばから続く名門で手掛けるワインは生産量が非常に少なく、世界中の愛好家が探し求めるため、入手困難を極めています。フーリエが造るクロ・ソロンの畑は、複雑で力強いスタイルで圧倒的なオーラをまといながら、柔らかさと癒しを感じる唯一無二のスタイルを確立しています。続くワインは、CM村からヴォギュエと人気を2分するルーミエの単独所有の一級畑、ボンヌマールに隣接するクロ・ド・ラ・ビュシェールで!熟成してこその、美しいルーミエの別の顔をお楽しみください。
大トリは、クロ・デ・ランブレイ。この畑の実質的な単独所有者と言って過言ではないでしょう。81年にAOC法施行後、初となる一級畑から特級畑への昇格を果たしました。黒系果実の風味に、スモーキーかつ胡椒のようなスパイス感が重量感たっぷりの味わい、スケールの大きさを感じさせる流石の風格です。マニアックながらも、ブルゴーニュの奥深さを知る良い経験となるのではないでしょうか。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 18:00 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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