30 Sunday

～飛べる豚はスゴイ豚？～

ワシントンの幻”カユース”

今回はワシントン州の超カルトワインをご用意致しました。
フランス出身のクリストフ・バロンはシャンパンハウス「バロンアルベール」の三男として生まれ、
シャンパーニュやブルゴーニュで醸造を学んだ後にワシントンの地に辿り着きました。
各銘柄ごとにはっきりとしたテーマを持ってワインを造るカイユースですが、
今回のラインナップである"フライング・ピッグ"はカベルネ・フランを主体にシュヴァル・ブランをイメージして造られています。
白馬ならぬ空飛ぶ豚‼︎とは何ともユニークな名前ですが味は本物です！
そして"ゴットオンリーノウズ・アーマダ・ヴィンヤード"はWAでなんと暫定100点を取ったワインです。
極上のグルナッシュはあのシャトーラヤスの優良年をイメージさせる…と言われる程！
日本ではまだまだ知名度の低い『カイユース』ですが本当にスゴイ生産者です。
生産本数も極小、幻のワインを飲めるチャンスです‼︎

• 2013 Cayuse Flying Pig カユース・フライング・ピッグ
• 2012 Cayuse Grenache God Only Knows Armada Vineyard カユース・グルナッシュ・ゴッドオンリーノウズ・アーマンダ・ヴィンヤード

23 Sunday

～グレート・ヴィンテージで比較～

ジュヴレのカリスマ”クロード・デュガ”

ブルゴーニュ地方の中でも優良生産者がひしめき合うと言われているのが、ジュヴレ・シャンベルタン村です。
今回は、その中でも独自のカリスマ性を誇る人気生産者 "クロード・デュガ"をご用意致しました。
しかも、20世紀最後のグレートヴィンテージにして至高の当たり年、1999年と
現時点で、今世紀最高のヴィンテージ2005年の豪華共演です。
飲み頃に差し掛かったグレートヴィンテージをお楽しみ下さい。

• 2005 Gevrey Chambertin (Claude Dugat) ジュヴレ・シャンベルタン　（クロード・デュガ）
• 1999 Gevrey Chambertin (Claude Dugat) ジュヴレ・シャンベルタン　（クロード・デュガ）

16 Sunday

今宵、月の見えるコルトンの丘で

世界が認める最高峰のシャルドネとは…？
ピュリニー・モンラッシェ村とサシャーニュ・モンラッシェ村に跨るグラン・クリュ"モンラッシェ"ですよね。
しかし、ブルゴーニュにはまだまだ素晴らしいシャルドネを生み出す畑があります。
その筆頭がグラン・クリュ"コルトン・シャルルマーニュ"です。
アロス・コルトン村とペルナン・ベルジュレス村に跨るこの畑はテロワールの影響で、綺麗な酸と芳醇な果実味の非常にバランスの優れたワインとなります。
今回は、日本にも馴染みの深いシモン・ビーズと、飛ぶ鳥を落とす勢いの若手生産者シルヴァン・ロワシェの2本をご用意致しました。
今宵はコルトン・シャルルマーニュに酔いしれましょう。

• 2011 Corton Charlemagne (S.Loichet) コルトン・シャルルマーニュ（S.ロワシェ）
• 2005 Corton Charlemagne (S.Bize) コルトン・シャルルマーニュ(S.ビーズ)

9 Sunday

ヴォーヌ・ロマネ飲まね？

多くの人々を魅了し続ける"ピノ・ノワール"。
その聖地といえば、ロマネ・コンティを始め数多くの銘醸畑がひしめき合う"ヴォーヌ・ロマネ村"でしょう‼︎
今回はその中でもタイプの違う3生産者の村名ワインをご用意致しました。
自然派の"ロベール・シュヌグ"、ブルゴーニュの新星"シャルロパン・ティシェ"、アンリ・ジャイエの後継者"メオ＝カミュゼ"。
まあ固いことは言わず 「ヴォーヌ・ロマネ飲まね？」

• 2013 Vosne Romanee (Robert Sirugue) ヴォーヌ・ロマネ（ロベール・シュルグ）
• 2013 Vosne Romanee (Charlopin Tissier) ヴォーヌ・ロマネ（シャルロパン・テシエ）
• 2012 Vosne Romanee (Meo=Camuzet) ヴォーヌ・ロマネ（メオ＝カミュゼ）

2 Sunday

黄金の粒”シャルドネ”

世界中で栽培されている国際品種“シャルドネ”。
どんな環境にも適応し、風土や造り方で多彩な表情を見せてくれます。
特に優れている産地は、シャルドネの生まれ故郷でもあるブルゴーニュ地方と、温暖で収穫時期に雨のほとんど降らない、恵まれた環境のナパ・ヴァレーが挙げられます。
今回はシャルドネの2大産地の飲み比べ！
1976年にワイン業界に衝撃を与えた“パリスの審判”の現代版企画‼︎
あなたはどちら派ですか？

• 2011 Kongsgaard Chardonnay Napa Valley コングスガード・シャルドネ・ナパ・ヴァレー
• 2010 Criots Batard Montrachet (Roche de Bellene) クリオ・バタール・モンラッシェ　（ロッシュ・ド・ベレーヌ）

25 Sunday

〜ブルゴーニュの新星〜

ロマネ・サン・ヴィヴァンの最良区画

2009年より元詰めを始めた新星"ポワゾ"。
所有する畑は1.85haと極小でラインナップは特級畑3つと1級畑1つのみ。
歴史は古く、1902年に大地主のルイ・ラトゥールより畑を譲り受けた貴族の末裔なのです。
全てのクリマが古木で畑の立地も非常に良いのですが、2009年以前は他のドメーヌに畑を貸したり、ネゴシアンにワインを売ったりと、その存在はなかなか表には出ていませんでした。
今回はロマネ・サン・ヴィヴァンの中でも、あのロマネ・コンティに隣接する最高立地の畑のもの！
元詰め以来、著名な評論家や権威のある雑誌で絶賛されているポワゾの実力をご堪能下さい。

• 2012 Romanee Saint Vivant (Poisot) ロマネ・サン・ヴィヴァン　（ポワゾ）

18 Sunday

〜３１年の垂直！〜

スーパートスカーナ”ティニャネロ”

ティニャネロはアンティノリ家の所有するワイナリーの中でもソライアと並ぶ2大巨塔。
もともとキャンティ・クラシコのサンジョベーゼに白ぶどうをブレンドするやり方に疑問を持っていた26代目当主のピエロ・アンティノリが「サンジョベーゼのポテンシャルを最大限に引き出す方法はないのか」という考えから、サンジョベーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドして造られたのが、1971年に誕生した"ティニャネロ"です。
この誕生はイタリアワイン界に革命を起こしました。
固いタンニンと荒々しい酸味のあるサンジョベーゼを白ぶどうをブレンドすることなく繊細で上品に造り上げたのです。
今回は1981年と2012年の垂直でご用意致しました。
ベースは変わらないものの、31年もの差があると造り方の違いや熟成など様々な変化をご体感いただけるでしょう。
ティニャネロの魅力を思う存分お楽しみ下さい。

• 2012 Tignanello (Antinori) ティニャネロ
• 1981 Tignanello (Antinori) ティニャネロ

11 Sunday

~北側のミクロ・クリマを探る～

ニュイ・サン・ジョルジュ

ニュイ・サン・ジョルジュは大きく北と南に畑が分かれているため、
それぞれ違ったキャラクターのワインが造られます。
●北側 ヴォーヌ・ロマネと地続きにあるため“優美で香りの高いスタイル”
●南側 “骨太で果実味のしっかりとしたスタイル”
と一般的には言われています。
今回は北側の3つの優良畑を飲み比べて、エレガントなニュイ・サン・ジョルジュ スタイルをお楽しみいただきます！

• 2011 Nuits Saint Georges La Richemone (Perrot Minot) ニュイ・サン・ジョルジュ・ラ・リシュモーヌ　（ペロ・ミノ）
• 2011 Nuits Saint Georges Les Murgers (Hudelot Noellat) ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ミルジュ　（ユドロ・ノエラ）
• 2006 Nuits Saint Georges Aux Cras V.V. (Bruno Clavelier) ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・クラ・Ｖ．Ｖ．　（ブルーノ・クラヴリエ）

4 Sunday

シャブリ！シャブリ！シャブリ！

スッキリ、爽やかなワインの代名詞『シャブリ』。
この地はでブルゴーニュの中でも最北に位置し、キンメリジャンと呼ばれる石灰質の土壌で、大昔の海洋生物の骨などが多く蓄積され、生み出されるワインはミネラルが豊富で、しっかりとした酸が特徴となっています。
しかーし！
シャブリの良さはそれだけはありません。
ミネラルと酸そして果実味が合わさった時に、素晴らしいシャルドネが誕生します。
今回は新鋭 パトリック・ピウズを始め、シャブリといったらこのドメーヌ‼︎というTOP2の生産者、ヴァンサン・ドーヴィサ、フランソワ・ラヴノーをご用意いたしました。
シャブリはまだまだ奥が深い‼︎

• 2014 Chablis Les Clos (P.Piuze) シャブリ・レ・クロ　（Ｐ．ピウズ）
• 2014 Chablis Vaillon (V.Dauvissat) シャブリ・ヴァイヨン　（Ｖ．ドーヴィサ）
• 2010 Chablis Montee de Tonnerre (F.Raveneau) シャブリ・モンテ・ド・トネル　（Ｆ．ラヴノー）